【手相占い】寵愛線がある人は誰からも好かれる？ その見方と意味を占い師が解説

【目次】
・寵愛線とは
・寵愛線の位置
・寵愛線は珍しい手相？
・寵愛線が複数ある
・枝分かれした寵愛線
・寵愛線の近くにフィッシュ
・寵愛線と人気線（太陽線）の違い

寵愛線とは

周囲の人々から特別に愛される素養を持った人に出る線です。愛嬌がある人気者の人の手相ですね。会社なら、上司・同僚・部下から、取引先の人々・ガードマンまで、どんな人からもでも好かれてしまう羨ましい手相です。憎めない性格のため、嫉妬深い人からも嫌われることがなく、楽しく日々を過ごすことができます。

寵愛線の位置

寵愛線は、「月丘」と呼ばれる小指側の手首のすぐ上にあるふくらみに出ます。線の長さは、比較的短いです。

寵愛線は珍しい手相？

寵愛線はかなり珍しい手相です。それほど、誰からでも愛される人というのは、稀な存在ということですね。もし、ご自身の手のひらに寵愛線を見つけたら、ご先祖様に感謝です。『嫌われる勇気』というベストセラーがありますが、人間界ではなるべく嫌われない方が何かと生きやすいものです。狩猟をしたり、羊を飼ったりしているわけでもない現代人に、犬（や猫）が寵愛されているのは、単に愛嬌があるからなのです。そばにいてくれるだけでいい… わんにゃん達はそれで寝床とエサが保証されるのです（犬猫には寵愛線はありませんが…）。

その昔、この人は『嫌われるコツ100』みたいな実用本を書けそうだな… という、やや愛嬌と礼節に欠ける御仁に出くわしたことがあるのですが、何かにつけてその方をよく思わない人々からの横やりが入る人生のようで、いつも大変そうでした。敵が少ない方が生きるのは圧倒的にラクであり、もっと人生をエンジョイできるのです。たとえ、今は寵愛線がなくても、愛嬌のある寵愛される人物を目指していきましょう。

寵愛線が複数ある

ただでさえ出にくい寵愛線が複数あるのは、「強烈な愛されキャラ」ということです。その素敵な個性を大事にしてください。

枝分かれした寵愛線

枝分かれは線の意味を強めたり、線に多面性を持たせたりします。寵愛線が枝分かれしていたら、「どこまで愛されてしまうの？ この子は！」という感じです。そんな寵愛線も、調子に乗ってワガママが重なると、消えたりするのが手相の面白い（？）ところです。かのアイドルデュオの名曲のように、「愛されるよりも愛したい」の気持ちで、寵愛を受けたらそれを他の方々に還元していきましょう。もらうばかりが人生ではありません。

寵愛線の近くにフィッシュ

フィッシュとは、2本の線が交わって、魚のような形に見える線の状態を言います。アンラッキーな印の「島」と間違えやすいので「おさかなマーク」（胴体と尾っぽ）になっているかをよく観察しましょう。

これが手のひらに現れているとラッキーなことが起こると言われています。寵愛線のそばにフィッシュが出ていたら、新たなあなたのファン（それもかなり大物）が現れる兆しです。普段通りの優しさ＆愛嬌でいい人を引き寄せていきましょう。

寵愛線と人気線（太陽線）の違い

さて、人気度合いを表すということで、寵愛線と人気線（別名を太陽線線）を混同している方をお見かけしたことがあります。ここで簡単に人気線について触れておきましょう。

■モテ線と呼ばれる「人気線」とは？

人気線は、薬指の付け根下のふくらみ部分に縦に走っている線です。元々は芸術的なセンス（感受性や表現力の豊かさ）、直観力の鋭さなどを見る線だったのですが、そこから転じて、その人の人気や成功、お金、名声の度合いなどが現れている線とされるようになりました。

お金や成功というものは、本人が持つ能力や魅力、その人自身の努力もさることながら、ご縁があった人が運んでくれる側面も大きいため、人気線は四大線（生命線・感情線・頭脳線・運命線）と並んで重要な線のひとつです。私も鑑定時には必ずチェックしています。

ちなみに、薬指の下のふくらみの部分を「太陽丘（たいようきゅう）」と言うため、太陽線とも呼ばれています。また、わかりやすく「モテ線」などとも言われます。

■寵愛線と人気線がそろっていたら最強

この人気線と寵愛線がそろって出ていたら、愛嬌で世界征服できるのではないかというくらい、人に好かれてしまう人物ですね。いや、このような人は世界征服など望まない人格者であるから好かれるのだった。忘れてください。何はともあれ、寵愛線と人気線が二つとも手のひらに刻まれていたら、相当ハッピーな人です。

「ワイ、どっちもない！」そんな人は、いつものように金の油性ペンで濃い目に書き足しちゃいましょう。開運は気分を変えるところからです。

監修：いけのり

人相学・手相などを使った相手の性格・深層心理の状態を明らかにする心理学寄りの占いをメインとし、明るく楽しい未来を呼び込むお手伝いをしている占い師。ITベンチャー企業に勤めていた際に電車の窓ガラスに映り込んだ自分の顔が、疲弊し過ぎて死神のようになっていて怖かったことから人相学の勉強を開始。これまでに1万人近くを鑑定している。開運のために「薄ら笑い」を熱く提唱中。