気にしてみようエネルギーのロス!
サステナブル料理家の佐々木綾子がお届けする、心と体と環境のケアレシピ「サステナブルレシピ」。楽しくて可愛くて簡単なサステナブルレシピをたっぷりとお届けします!
前回記事▶︎ビジュアルも可愛い♡ ブロッコリーツリーのハンバーグで食品ロス削減! 芯や切りくずもフル活用
今回のテーマは「エネルギーロス」。
お料理でのエネルギーロスとは、ガスや電気の無駄をなくすこと。まずは2つのポイントを意識してみて!
1. フタを活用する!
フタは蒸すときに使うイメージがありますが、焼いたり炒めたりするときなどちょっとしたタイミングで使うと、熱効率が上がってガスや電気を使う時間が短縮できるます。時短でエコだし、生焼けが防げてふっくら美味しく仕上がるなどメリットがたくさん!
2. 火の大きさに気を付ける!
ガスの場合は火力もチェック。よくレシピで「強火」の指示があるけれど、お鍋の底からはみ出す場合はその分ムダになっているかも! スイッチに記載されている「強弱」にとらわれず、お鍋の底の大きさからはみ出さないように調節してみて。
フタを活用してお魚をふっくら! エネルギーロスレシピ
今回はフタを活用して、しっとりふっくら美味しく仕上げるお魚レシピ「秋鮭とにんじんのオレンジタルタルソース」を紹介します♪
◆材料(2人分)
〈秋鮭の下準備〉
・秋鮭切り身:2切れ
・塩:適量(鮭の重さの2%程度)
・オレンジ汁:1/4個分
・にんにく:1片
〈秋鮭の調理〉
・オリーブオイル:大さじ1
・にんじん:1/2本
・オレンジ:1/2〜1個
・塩
・胡椒
・イタリアンパセリ
〈オレンジタルタルソース〉
・ゆで卵:1個
・マヨネーズ:大さじ5
・赤たまねぎ(みじん切り):1/16個分
・ケッパー(粗みじん切り):8粒
・きゅうりのピクルス(みじん切り):小1本分
・オレンジの皮(果汁をとったオレンジの余った皮をすりおろし):1/4個分
・イタリアンパセリ(料理で余った細い茎の部分などをみじん切り):適量
・塩
・胡椒
◆作りかた
1. 秋鮭の切り身をそれぞれ3等分に切り、塩とにんにくを混ぜ溶かしたオレンジ汁に漬けて冷蔵庫で30分おく。
2. にんじんは皮をよく洗い、細長く切る。オレンジはくし切り、イタリアンパセリは荒刻みにする。
3. タルタルソースの材料をボウルに合わせ、フォークでつぶしながら混ぜる。塩(必要なら)、胡椒で味をととのえたら、お皿に敷いておく。
4. 秋鮭を取り出して、ペーパーや布巾で水気を吸い取り、胡椒をふる。
5. フライパンにオリーブオイルを敷き、秋鮭の皮面を下にして並べる。まわりににんじんを並べ、にんじんの上に塩をかるくふる。
6. フタをして中火にかけ、フライパンが温まってきたタイミングでフタをしたまま弱火~弱めの中火にして2分焼き、秋鮭とにんじんをひっくり返して1~2分焼く。フタをとって中火で軽く色づけたら取り出して盛り付ける。
7. フライパンを洗わず、そのままオレンジを入れてさっと焼き、盛り付ける。イタリアンパセリをちらす。
フタを使うとエコ&時短になるだけではなく、ふっくら仕上がることもポイント!
他にもパンケーキやフレンチトーストを焼く際にフタを使うと劇的にふっくら仕上がるのでぜひぜひやってみてくださいね。
次回はほっこり優しいギルトフリースイーツレシピをお伝えします♪