3位:マンション
3位は「マンション」。
実はこちらは、昭和37年の流行語。それまで団地以外の集合住宅は規模も豪華さも関係なく「アパート」呼びが一般的だったところ、東京の不動産業者が英語で「大邸宅」を意味する「マンション」を初めて使用したことから広まった言葉です。
当時は「マンション」という響きそのものも、斬新だったのかもしれませんね。
2位:ダサい
2位は「ダサい」。
発祥と語源については諸説あり、男性に人気だった週刊誌の1974年4月28日号に掲載された、女子高生に浸透する流行語という記事にて「ダサい」が紹介されています。
今では一般的な会話で多用する人も多い言葉ですが、当時は、流行の先端をいくフレーズだったようですね。
1位:彼氏
1位は「彼氏」。
司会者や俳優、作家として活躍した徳川夢声さんによる昭和初期の造語だそう。すでに使われていた女性の恋人を意味する「彼女」に対する呼び方として、「彼」に敬称の「氏」を添えたものです。
恋人のことを話すときに「カレシが〜」と言う女性も多い今は、耳にしてもなんとも思わない言葉ですが、当時はきっとトレンドなワードだったのでしょうね。
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今聞いてもなんとも思わない言葉でも、新語や流行語だった時代には、その言葉をこぞって使う人が多かったのではないでしょうか。まさに今、流行している新語の数々も、何十年後には市民権を得ているかもしれないと思うと、興味深いですよね。
【実は昭和時代の「新語・流行語」だった言葉ランキング】
調査方法:gooランキング編集部にてテーマと設問を設定し、gooランキングが提供する投票サービスにてアンケートを行いその結果を集計したものです。
投票合計数:1,054票
調査期間:2021年5月02日~2021年5月16日
構成/並木まき
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