【目次】
・「有意義な時間」とはどんな意味?
・ビジネスシーンでの「有意義な時間」の使い方とは?
・「有意義」に時間を使うコツとは?
・ステキな「有意義な時間」の過ごし方とは?
・最後に
「有意義な時間」とはどんな意味?
会話の中で、「有意義な時間が過ごせた」「有意義な時間だった」という言葉を使うことがありますよね。そもそも「有意義な時間」とは、どのような意味なのでしょうか? 一緒にチェックしていきましょう。
意味
「有意義」には、「意味・価値があること」という意味があります。つまり「有意義な時間」とは、「自分にとって意味や価値がある時間」ということになりますね。充実した時間だったと感じた場面や、行ってみる価値があったと感じた場面で使いましょう。
英語表現
「有意義」の英語表現には、「Meaningful」が適しています。「Meaning」とは、「意味のある、有意義な」を意味する単語で、「meaningful time(有意義な時間)」、「Meaningful discussion(有意義な話し合い)」のように使います。
「有意義な時間が過ごせました」と伝えたい場合は、「I spend a meaningful time」というのが良いでしょう。ビジネスメールで使える、お礼の言葉として覚えておくと便利なフレーズです。
ビジネスシーンでの「有意義な時間」の使い方とは?
ビジネスの場面で、上司など目上の方にお礼の気持ちを伝える時に、「有意義な時間を過ごすことができました」というフレーズはよく使いますよね。ここでは、例文と使う時のポイントを紹介します。
1:仕事の相談にものっていただき、とても有意義な時間を過ごすことができました
「有意義な時間を過ごせました」という言葉は、ビジネスの場面でお礼を伝えたい時に便利ですが、言われた相手は、「何が有意義だったの?」と疑問に感じることも。具体的に、どのようなことに感謝しているのかを伝えると、相手もより納得してくれますよ。
2:先日の食事会では、とても有意義な時間を過ごすことができました
お礼はもちろん直接会って伝えることがベストですが、仕事の都合上なかなか会うことができない場合はメールで伝えることになりますよね。メールでは、いつ、どこでなどのポイントを押さえて、簡潔に伝えるように心がけましょう。メールでも、スマートにお礼を伝えられるビジネスマンになりたいものですよね。
3:先日の講演会では、普段耳にしないようなお話が聞けて、大変有意義な時間でした
目上の方へ、自分にとって大変価値のある時間を過ごせたことを伝えたい時には、このような表現を使ってみるといいでしょう。どのようなことが有意義に感じたのか具体的に伝えると、より相手に喜ばれる文章になりますよ。また、場面に応じて「有意義」の代わりに「貴重な時間」を使ってもいいですね。
「有意義」に時間を使うコツとは?
仕事でもプライベートでも、ついダラダラと時間を過ごしてしまった時ほど後悔して、「もっと時間を上手に使えばよかった」なんて思いますよね。どうしたら時間を「有意義」に使うことができるのでしょうか? コツを身につけて、時間の使い方が上手な人を目指しましょう!
1:まず目的を決める
「有意義な時間」を過ごしたい! と思ったら、まずは目的を決めてみましょう。「今日はこれをしたい」ということを明確にして実行することで、「今日はこれができた!」と達成感を感じるはずです。
何かを身につけたいと思うなら資格の勉強をするでもいいですし、疲れているからリラックスしたいと思うなら、アロマを焚く・半身浴をするなどを試してみることもおすすめです。有意義に時間を過ごすために、何を目的にするのか考えてみましょう。
2:1日の予定を確認する
職場でやるべきことが終わらないと気持ちも焦りますし、思わぬミスにもつながります。効率的に時間を使うことが苦手な人は、まずは朝に1日の予定を確認する習慣をつけてみましょう。
「午前中はこの書類を完成させる」など、スケジュールを組み立てることで1日の仕事がスムーズに行えます。また、朝に確認することで、今日終わらせるはずの仕事をするのを忘れていた、などのミスも防ぐことができます。
3:優先順位を決める
仕事が時間内に終わらず、残業になってしまうこともありますよね。そんな時は、すぐにやらなければならない仕事、簡単な仕事など、仕事内容を整理して優先順位をつけましょう。
仕事が先に進まない人ほど、難しい課題を一番先に取り組む傾向があります。なかなか終わらない仕事に時間をかけるより、自分が得意な仕事や、短時間で終わりそうな仕事から取り組んでみると、作業をスムーズに進められますよ。
ステキな「有意義な時間」の過ごし方とは?
次は、プライベートをより充実させたいと思っている方に、おすすめの時間の過ごし方を紹介します。
1:趣味や好きなことに没頭する
自分の好きなことや趣味に夢中になる時間も、「有意義な時間」の過ごし方のひとつですよね。イラストを書いたり、ハンドメイドのアクセサリーを作ったり、今まで作ったことがないレシピに挑戦してみたり…。自分の気持ちがワクワクすることに時間を使ってみましょう。
また、気になる教室やワークショップに足を運ぶことで、共通の趣味仲間と出会えるかもしれません。平日は仕事などで、なかなか自分の時間が作れないという方は、休日は趣味などに没頭してみてはいかがですか?
2:勉強をする
スキルをアップさせたい、もっと良い会社に転職したいと考えている人は、休日やスキマ時間に資格取得などの勉強をしてみましょう。自主勉強がなかなか捗らない人は、お気に入りのカフェで勉強してみたり、「今日は2時間頑張る」など、時間制限をもうけると集中力がアップしますよ。「今日はこれを覚えられた」というものがあれば、その時間に充実感を感じることができますよ。
3:映画館や美術館に行ってみる
平日は仕事で、休日は寝てばかりだと、だんだん気持ちが殺伐としてくるもの。「有意義な時間」を過ごしたいと思う時は、もしかしたら心のエネルギーをチャージしたい時なのかもしれません。そんな時には、近くにある映画館や美術館に足を運んでみましょう。好きな作品をたっぷり見ることもいいですし、普段あまり見ないジャンルのものを見ることも、視野が広がって新鮮に感じるはずです。
最後に
今回は、「有意義な時間」のビジネスシーンでの使い方や、「有意義な時間」の過ごし方を紹介しました。どのような時間を「有意義」に感じるかは人によって違います。まずは、自分がどのような時間を過ごしたいのか考えてみましょう。「有意義な時間」の過ごし方のコツを実践して、仕事もプライベートも充実させてくださいね。
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