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2021.08.27

部下のヤル気を上手く引き出す方法は?〈わが子を東大に現役合格させた塾講師が教えるメソッド〉

やる気がない部下をどうにかしたい… そんな時は“あること”を経験させるのが大切。書籍『子どもを医者にした親たちが幼少期にしていたこと』(啓文社書房)の著者、熊野貴文塾長が運営する「幼児教室ひまわり」にて主任講師を務める、藤井小百合先生が伝授。

幼児教室ひまわり主任講師 藤井小百合

やる気を引き出す秘訣は“成功体験”にある

子供を医者にしたい保護者のための「幼児教室ひまわり」講師、藤井小百合です。私は現在、幼児教室ひまわりの講師として親御さん向けに子育てのアドバイスをしています。

私自身も二児の母でありますが、私の子育ての体験が親御さんへの指導や、私自身の部下の教育にも活かされています。

部下のやる気を上手に引き出す方法

(c)Shutterstock.com

普段、親御さんから「子どものヤル気」についての相談をよくお受けします。ここでいう「子どものヤル気」というのは、大半が「勉強に対するヤル気」のことです。

「なかなか勉強に対してヤル気を持って取り組んでくれないです。どうしたら良いでしょうか?」というご相談ですね。

親御さんの中には、「どんな言葉をかけたら子どもはヤル気になるのか?」というような“魔法の言葉”を期待されている方もいらっしゃいます。

ただ、実際はそんな「魔法の言葉」はありません。もちろん「効果のある声がけ」はあるのですが、そのような言葉だけに頼っては本当の意味での子どものヤル気は育たないと思っています。

これは社会人でも同じです。部下のヤル気を引き出すための「魔法の言葉」に頼るのではなく、もっと大事なことからアプローチしていかなければいけないのです。

私も部下のヤル気が「ちょっと下がっているかな?」と感じる時はあります。そういう時は元気を出すような声がけなどはしていますが、そのような声がけはあくまでも一時的なもので、持続するものではありません

それよりもヤル気を持続させるために私が重要だと考えているのは「どんなことでも良いから成功体験を与える」ということです。

私も子育て当時、娘の勉強のヤル気を育てるのに悩んだ経験があります。私の娘は習い事でバイオリンをやっていました。最初は私が提案して始めた習い事だったのですが、いつしか娘自身がバイオリンを好きになり夢中になっていきました。

それもあってバイオリンの練習が多くなり、勉強に対するやる気が薄れてしまった時期がありました。こんな時、親御さんによっては「バイオリンばっかりしないで勉強をしなさい!」と強引に勉強に向かわせる方もいらっしゃいます。

ただ私は娘にバイオリンを思う存分やらせました。そして練習も見てあげて、いっぱい褒めて、娘のテンションを上げ続けました。すると自然と勉強もやるようになり、バイオリンと勉強の両立ができるようになっていったのです。

これはなぜかというと、バイオリンで成功体験を積み、それを勉強にもスライドさせていったからだと思います。

バイオリンを私と一緒に練習し、そばで私が褒めてあげることで、上達していく快感を娘は感じていたのです。娘の中では「お母さんと一緒に頑張ると良いことがある」という成功体験になったのだと思います。

勉強もバイオリンと同じで、私と一緒に勉強をして、そばで私が褒めてあげて、成績も上がっていき、親子で一緒に喜びを分かち合います。

そうしてバイオリンで良いことがあったように、勉強でも同じ快感(成功体験)を得られるということが子どもながらにわかってきたのだと思います。

一時的な甘い言葉に頼るのはNG

(c)Shutterstock.com

この経験を活かして、私は部下に対して常にいろいろな成功体験を増やしてあげたいと考えています。

成功体験というのは、褒めることから始まります。褒めるのは仕事のことでなくても良いのです。

「今日の服、素敵だね!」「今日の表情良いね! 何か良いことあった?」というように褒めることで、相手の服が素敵なことや、相手の表情が良いことを教えてあげるのです。こういうのって本人も気づいていないことが多いですから。

こうして褒められることで気持ちが良くなり、部下との信頼関係も良くなっていきます。仕事だけでなく、それ以外の部分でも信頼関係を築くことで「私と一緒に会話をしたり頑張ると良いことがある」ということが自然と伝わっていきます。

すると、たとえば部下のやる気が見えなくなった時「一緒に頑張ろう」というシンプルな言葉でも、本人のヤル気が復活します。「上司と一緒に頑張ると良いことがある」という成功体験が呼び起こされ、自然とまた頑張れるようになるのだと思います。

このように、一時的な魔法の言葉に頼るのではなく、常日頃から部下に成功体験を与えることを心がけると良いですね。

トップ画像/(c)shutterstock.com

幼児教室ひまわり塾長 熊野貴文

1978年兵庫県神戸市生まれ。灘中・灘高卒、大阪大学医学部現役合格、同校卒。

医師として、大阪大学付属病院(阪大病院)や市中病院など数々の病院で勤務医として医療に携わる。

その後、「自分が両親から授けて頂いた本当の教育方法」を世に広めることに対して使命を感じ、現在幼児教室ひまわりの運営を行っている。

著書『子どもを医者にした親たちが幼少期にしていたこと』(啓文社書房)では、我が子の能力を最大限に引き出す教育法を伝授。

幼児教室ひまわり主任講師 藤井小百合

東京都内の名門小学校受験塾講師、幼児教室東大キッズの塾長として10年以上の幼児の指導実績を経て、2015年より幼児教室ひまわりの主任講師に就任(現在も幼児教室東大キッズの塾長を兼任)。

長女は岡山白陵中学、岡山白陵高校を卒業、横浜市立大学医学部に合格。中学受験は神戸女学院中学合格。

長男は岡山白陵中学、岡山白陵高校を卒業、東京大学に現役合格。中学受験はラ・サール中学合格。


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