【国際結婚を叶えたアラサー女子】アメリカ人夫の家族に驚いたことエピソード
こんにちは、ハワイ在住アラサーライターのエリです。私はアメリカ人の夫と結婚して4年目になるのですが、日本に住む友人たちから「アメリカは義実家との付き合いがラクそう〜」と言われることが時々あります。
夫の家族は、アメリカ人らしくおおらかでフレンドリー。とても良い人たちなので確かにラクだと感じる部分もありますが、結婚当初は文化や風習が違うことで違和感を感じることや驚くことも多々ありました。
特に夫は家族ともの凄く仲が良いので、濃密な義家族との関係に慣れるまでに3年くらいはかかりました…。私も実家族と仲良しなのですが、何というか濃密度が違うんですよね(汗)。
そこで今回は、私自身が体験したアメリカ人の義家族に驚いたことエピソードを紹介したいと思います!
◆細かいイベントも家族全員大集合!
日本で家族みんなが集まるイベントと言えば、年末年始と誕生日などお祝い事がある時くらいでしょうか。日本は祝日が多いですが、家族みんなで集まってお祝いする祝日は少ないですよね。
ところが夫の家族は、クリスマスやサンクスギビングといった主要イベント以外にも、独立記念日やメモリアルデー、イースター、母&父の日など、細々とした祝日やイベントも家族全員で集まります。
さらに、必ず家族10人分の誕生日会をするので、ほぼ毎月のように集まっています。
特に11月のサンクスギビング、12月のクリスマスイブ&クリスマス(両日集まる)、年末年始… とイベントが続く時期は、「ま、また集まり…(白目)」と少々(というか結構)面倒になることも。
夫は私が面倒に思っているのを知っているため、準備はほぼ彼がやってくれるのですが、「たまには2人でシンプルにお祝いさせてー!」と思ってしまいます。
◆長期休暇は親子三世代で旅行
夫の実家では、毎年家族全員で海外旅行に行くのが昔からの恒例行事。子供達が結婚した今でも、婿・嫁と孫を含め親子三世代で旅行します。しかも2週間みっちり!
特に驚いたのは、私が夫と交際してまだ3ヶ月くらいの頃、家族で行く2週間のヨーロッパ旅行に誘われたことです。ちなみに旅費は全て義両親持ち。
私は仕事の都合で行けなかったのですが、ゲイの義兄は交際中のパートナーを連れて行っていました。
日本では交際相手を家族旅行に連れていくことは少ないかと思いますが、国際恋愛・結婚をしている友人たちの話を聞くとアメリカやヨーロッパでは珍しくないようです!
◆義実家は自宅のように寛いでOK?
イベント以外にも何かと義実家に行きたがる夫。そのため、我が家から車で30分の距離にある義実家には、用がなくとも毎週のように訪れています。
私は以前、義実家に行く度に「何かお手伝いした方がよいのかしら?」と神経を使いまくって勝手に疲れていたのですが、どうやらそんな気遣いは不要だということに数年経ってやっと気付きました。
私達が遊びに行っても、義母はヨガ、義父はDIYなど自由に好きなことをしているし、喉が渇いた時や小腹が空いた時は勝手にキッチンを漁って好きなものを飲み食いしてOK。
食事は料理好きの義父が作ってくれることが多いのですが、「手伝いましょうか?」と聞いても大抵「ゆっくりしてな〜」と返ってきます。嫁として何かを期待されている感じは皆無(多分…)。
「会いに来てくれることが嬉しい」という義父母の言葉をそのまま信じ、最近は甘えてプールやジャグジーでリラックスしたりソファで本を読んだりと我が家のように寛ぐようにしています。
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いかがでしたか? 国際結婚と言っても家族によって仲の良さは様々ですが、周りの話を聞く限り日本よりも濃密な家族関係のところが多い気がします。
私は慣れるまでは気疲れして夫によく当たっていましたが、最近は開き直って図太い神経を持つようにしています。義父母は“息子の嫁”というより実の娘のように可愛がってくれるので、甘えてしまった方がお互いに楽だなと思うようになりました。
また国際結婚の場合、文化や風習の違いで違和感を感じることがあってもある程度スルーすることが義家族と上手く付き合っていくポイントだと感じています!
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アラサーライター エリ
ハワイ、ホノルル在住。現地マーケティング会社にてホテルや大手ショッピングモールなどのPRに従事した後、独立。現在はフリーランスとしてPRや翻訳業務に携わる。趣味はヨガとカイルアビーチでカヤック。