内臓脂肪は「命の危険信号」だった……
新型コロナウイルスの影響により、いわゆる“コロナ太り”になる人が急増中! 食べ過ぎや飲み過ぎ、それに加えて運動不足であることはわかっていても、なかなか痩せられないのが現実。
そこで問題になるのが、内臓脂肪。外見上はゆるキャラのようなぽっこりおなかになることから、悠長に考えている人もいるかもしれません。でも実は、内臓脂肪は放置しておくと、三大生活習慣病「高血圧」「糖尿病」「脂質異常症」を招いてしまいます。
つまり、内臓脂肪はまさに怖い病気を引き起こす「命の危険信号」ともいえるのです!
そこで、書籍『眠れなくなるほど面白い 図解 内臓脂肪の話』から、内臓脂肪が増えてしまう理由や、速攻で落とす方法などについてピックアップ! 計4回にわたるプチ連載形式でお届けします。
前回の記事はこちら>>知らないと大損! 内臓脂肪を減らすには… サバ缶と○○!
大さじ1杯のお酢が内臓脂肪も体調不良も撃退!
お酢の主成分である酢酸には、脂肪の合成を抑制し、かつ脂肪の燃焼を促す作用があります。また、食後の血糖値上昇を抑制する、高血圧を防ぐ、疲労を回復するなどの効果も!
大手醸造メーカーの株式会社ミツカンホールディングスの調査によると、肥満気味の人が毎日大さじ1杯(約15ml)のお酢を含む飲料(500ml)を朝晩2回に分けてとり続けたところ、12週間後には内臓脂肪の数値が平均で約5%下がったことが判明。
同時に動脈硬化を進行させる血中中性脂肪も、平均で18.2%減少したことがわかりました。
お酢の健康効果を得るには、毎日大さじ1杯をとり続けるのがポイント! 米酢やりんご酢、黒酢などお酢にはさまざまな種類がありますが、好みのものでOK。
そのまま飲むとのどや胃の粘膜を傷める可能性があるので、5~10倍に薄めて飲むことも大切。少しずつ複数回に分けて飲んでもよいでしょう!
カルシウムが豊富な牛乳、抗酸化作用のあるトマトジュースなどに混ぜれば、栄養価が高いジュースが楽しめます。お酢大さじ1に対して、飲み物は120mlが目安です。
さらに納豆など普段のおかずにちょっと足すのも効果的! アサリやシジミなど貝のみそ汁に加えれば、お酢によってカルシウムなどのミネラルが溶け出し吸収しやすくなるのです。
キャベツや玉ねぎ、トマトなどの野菜をお酢に漬けて常備菜にするのもオススメです!
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今回ご紹介した内容についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひ書籍でチェックしてみて! “これならできる”と思える内臓脂肪の減らし方がきっと見つかるはず!
『眠れなくなるほど面白い 図解 内臓脂肪の話』
栗原毅 著/日本文芸社
シリーズ累計発行部数150万部突破! ダイエットでも健康でも超重要な『内臓脂肪』をテーマに、速攻で落とせる方法を医師が解説する図解シリーズ最新作!
内臓脂肪の増加は見た目の変化だけでなく、放置すると健康状態に様々な悪影響が出てきます。本書ではそんな内臓脂肪が増えてしまう理由から、速攻で落とす食事法まで、すぐに使える超実用的な情報を幅広く紹介します。
『内臓脂肪の前に脂肪肝が問題』『内臓脂肪を減らすには緑茶を飲むのが最短ルート』『お酒を飲みながら内臓脂肪を減らす方法』など、今日から使える知識が満載! 痩せたい、健康になりたい、家族の健康が気になる、という方にはぜひ読んで頂きたい一冊です。
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