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2021.08.09

ビジネスマンなら知っておきたい!「ご法度」の意味や語源、使い方・類語を解説!

「ご法度」という言葉をご存じですか? 「ご法度」とは、法律によって禁じられていること、一般に禁止されていることを指します。日常生活の中であまり頻繁に出てくる言葉ではないですが、どのようにその言葉が成り立ったのか気になりますよね。本記事では、「ご法度」の意味や語源について解説します。

【目次】
「ご法度」の意味と語源とは?
「ご法度」の使い方を例文でチェック
「ご法度」の類語にはどのようなものがある?
最後に

「ご法度」の意味と語源とは?

日常生活の中であまり頻繁に出てくる言葉ではないですが、「ご法度」という言葉の意味を、皆さんご存じでしょうか。「それだけはご法度だ」などというフレーズで使われますが、正しい意味や言葉の由来を理解している人は少ないのではないでしょうか。本記事では「ご法度」の意味、語源、使い方や類語を解説していきます。ぜひ,

チェックしてくださいね。

「ご法度」の読み方と意味

「法度」とは、<はっと>と読みます。読み慣れない字なので、読み間違いをしたり、読めない方も少なくないかもしれませんね。意味は、「法律によって禁じられていること、一般に禁止されていること」を指します。一般的には、接頭辞の「ご」をつけ、丁寧に表現されます。漢字で「御法度」と表記してもOKです。

「ご法度」の語源

「法度」の由来は、江戸時代にさかのぼります。公家諸法度や武家諸法度などをはじめ、江戸幕府が制定した法令を、「法度」と呼んでいました。

東北のご当地グルメに、「はっと」という小麦粉を練って作られる汁物があるのをご存じでしょうか? 当時江戸では、厳しい年貢納めによりお百姓さんですらお米を満足に食べられない時代で、代わりに畑で作った小麦を材料に、練って茹で上げた料理が好んで食べられるようになりました。

すると、領地を治めていた藩主が、これでは米作りが疎かになってしまうと危惧し、その小麦料理を禁止(法度)したそうです。これが由来で、「はっと」と呼ばれる小麦料理が、今でもなお地域に根付いてご当地グルメとして食べられています。こうした言葉の時代背景を知ることも楽しいですよね。

(c)Shutterstock.com

「ご法度」の使い方を例文でチェック

では、例文を用いて「ご法度」の使い方をマスターしていきましょう。

1:「今の時代、SNSで人種や性を差別するような発言は、絶対にご法度だ」

近年、SNSでの誹謗中傷が原因で悲しい事件が相次いでいますが、人種や性別で人を差別したり、社会的弱者に対し言葉で攻撃することは、まさに「ご法度」です。このようなヘイトスピーチを根絶することは決して簡単な道ではないですが、少しでも人々が安全で平穏に暮らせる世界を願うばかりです。

2:「うちの会社では、社内恋愛は昔からご法度とされている」

よく、社内恋愛禁止やアイドルの恋愛禁止などと聞かれますが、禁止されていること、すなわち「ご法度」です。触れてはいけない話題なども、「その話はご法度だ」と表現されたりします。

3:「未成年の飲酒や喫煙は後を絶たないが、そんなご法度破りな人間にはならないでほしい」

「ご法度」の使い方の中に、「ご法度破り」という表現があります。「ご法度」を破るということは、つまり禁止されていることを無視したり、守らなかったりすることです。「ご法度破り」もまた、一般的な表現ですので覚えておくとよいでしょう。

(c)Shutterstock.com

「ご法度」の類語にはどのようなものがある?

「ご法度」を別の言葉に言い換える際は、次のような言葉が挙げられます。

1:「禁制」

「禁制」とは、<きんせい>もしくは<きんぜい>と読み、「ある行為を禁じること、またはその法規」のことをいいます。古くは、鎌倉時代や室町時代から存在していたそうです。「男子禁制」や「女人禁制」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、これは男性もしくは女性の立ち入りを禁止することを指します。相撲界における「土俵の女人禁制」は、古くから存在する風習です。

例文:「うちの会社の寮は、女子禁制だ」

2:「厳禁」

「厳禁」は、<げんきん>と読み、「厳重に禁止されていること」という意味です。「火気厳禁」「遅刻厳禁」など、厳しく禁止することを示す時に使われます。

例文:「個人情報を含むメールの複写や転送は厳禁です」

3:「タブー」

「タブー」とは、もともとは、ポリネシア語のタブという言葉から派生しています。タブとは、宗教的な概念の一つで、人や物を神聖・不浄に区別し、双方の接近を禁じることです。現代社会においては一般的・法的に禁止されているわけではないが、その話題に触れたり、その行動を起こしたりすると、悪い結果になるとされていることをいいます。

日本では、冠婚葬祭の場面において「タブー」とされている「忌み言葉」というものが存在します。例えば、結婚式や葬儀などの場では、別れを連想させる「冷める」「短い」、不幸や死を連想させる「終わる」「四苦八苦」などは避けるべき言葉です。社会人として身につけておくべきマナーの一つですので、ぜひ、覚えておいてくださいね。

例文:「つい最近別れたばかりだから、彼女には元彼の話をするのは絶対にタブーね!」

(c)Shutterstock.com

最後に

「ご法度」の意味や言葉の由来について、普段あまり深く考える機会はないかもしれませんが、こうして一つひとつチェックしていくと、新しい発見があったりしますよね。言葉の成り立ちを少しでも深く理解していくと、語彙力も広がり会話が楽しくなります。ぜひ、この記事を参考に、日常生活や職場などで活かしてみてください。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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