【目次】
・「紳士」の意味とは?
・「紳士」の7つの特徴
・「紳士」はモテる?
・「紳士」になるには
・「紳士」は結婚相手に向いている?
・最後に
「紳士的」な人って素敵ですよね。何をするにもスマートでさりげない…。「紳士的」のイメージはそんなところでしょうか。本記事では「紳士的」な男性について考えてみました!
「紳士」の意味とは?
「紳士」には、「1:上流階級の男性」「2:成人男性に対する敬称」「3:上品で教養があり、礼儀正しい男性」など、3つの意味があります。もともと「紳士」とは、国の支配者層にいる人たちのことを指していた言葉です。高官が礼装として幅の広い布を身につけていたのですが、この布のことを「紳」と呼んだことにルーツがあるといわれています。
日常生活でよく使う、「紳士服」や「紳士靴」といった言葉は、2の「成人男性に対する敬称」としての使い方。とはいえ、スーツや衣服、革靴など、フォーマルな服や靴の時にも用いられるので、「紳士」という言葉に対する3のイメージも含まれているのではないでしょうか。
「紳士」の7つの特徴
では、「紳士」の条件ってあるのでしょうか。特徴を7つあげてみますので、パートナーをチェックしてみてくださいね!
1:レディーファーストができる
「紳士」は常にレディーファースト。ドアを開ける、席を譲るなどは基本中の基本でしょう。常に女性にやさしく振る舞うのが「紳士」なのです。
2:やさしい
恋人や奥さんはもちろん、周囲のすべての人に対して、やさしい振る舞いができるのが「紳士」。たとえば、道端でおばあさんが困っていたらスマートに声をかけて助けてあげたりもするでしょうし、子どもが泣きじゃくっていたら、素敵な笑顔で泣き止ませてくれたりもするでしょう。常に周囲の幸せを考えているのが「紳士」なのです。
3:安定感がある
「紳士」は焦ったり、取り乱したりしません。どんな時でも柔和な笑顔で物事にあたります。気分にムラがないので、安定感・安心感が絶大。結果として、周囲からいつも頼りにされる存在なのです。
4:人の悪口や不平不満を言わない
「紳士」は、概してネガティブ発言が少ないです。人の悪口も言いませんし、不平不満も言いません。かといって、何でも「いいよ、いいよ」と受け入れるのではなく、違うと思う時には、「それは、僕は違うと思うな」と冷静に話をします。
「紳士的」でない人は、自分と異なる意見に対して感情的になりやすく、周囲に、「あれっておかしくない?」などと正当な理由もなく排除しようとしますが、「紳士的」な人は、そのようなことをしないのです。
5:ユーモアを欠かさない
「紳士」は、スマートでかっこいいのですが、ユーモアも欠かしません。上品なジョークや楽しい発想で、周囲を楽しい雰囲気にするのが得意です。「紳士的」でない人は、人を嘲笑ったり、自分を蔑んだりすることで笑いを取ったりすることがありますが、「紳士」はどこまでも上品。ユーモアも上品に決めてくれるのです。
6:礼儀をわきまえている
「紳士」は、恋人や家族といった身近な間柄であっても、適切な礼儀をわきまえています。ですから、自分の奥さんにもことあるごとに、「ありがとう」とお礼を言いますし、記念日には花束などのプレゼントを欠かしません。
身近な人を大切にしようという気持ちを持ち続けているだけでなく、その良好な関係を持続させるためには、適度な距離感が必要であることを知っているのです。
7:服装にこだわりがある
「紳士」は、清潔感を大切にします。ゆえに、自分にとって心地よく、人にとっても見苦しくない服装を心がけており、自分にとっての定番をきちんと持っている人が多いです。レストランで食事をする時には軽めのジャケットをさりげなく羽織ったり、スポーツをするときには、おしゃれなポロシャツを着るようにしていたり。自分なりのこだわりがあるって素敵ですよね。
「紳士」はモテる?
あるアンケートで、「紳士的」な男性が好きかどうかを尋ねたところ、7割を超える女性が「好き」と答えました。物腰が穏やかで、女性を大事にしてくれるのが「紳士」ですから、この結果になるのも不思議はありません。
「紳士」になるには
どうですか? あなたのパートナーは「紳士」でしたか? もし、「紳士」に近づいてくれたら… と思うなら、こんなふうにしてみてはいかがでしょう。
1:車道側を歩く習慣を
レディーファーストが「紳士」の基本ですが、日常生活でそんな機会がなかなかないという人もいるでしょう。そんな人でもできるレディーファーストがこちら。一緒に歩くときに車道側を歩いてもらうのです。
さりげなく男性が車道側になるように歩き、「あ、気を遣ってもらってありがとう」と感謝の気持ちを伝えれば、気にしていなかった男性も「あ、そうか。そうすれば喜ばれるのか」と、その後は気をつけるようになるでしょう。
2:定番の洋服をプレゼントする
奇抜なおしゃれではなく、ブランドの中でも定番アイテムを選ぶように仕向けてみましょう。ボタンダウンのシャツにチノパンや、ブルーデニムに濃紺のジャケットなど…。長く愛されているアイテムには、やはり独特の美しさがあります。「紳士」になりたければ、まずは形から入るのも一つではないでしょうか。
3:女性らしい振る舞いをしてみる
パートナーに「紳士」になって欲しい場合、あなた自身も「淑女」になる必要がありますよね。ふだんより少しフェミニンな格好をしてみたり、ちょっと女性らしく振る舞ってみたりしてはいかがでしょうか。あなたが変われば、相手も自然と変わってくると思いますよ。
「紳士」は結婚相手に向いている?
女性にやさしくて、いつも上品。そんな「紳士的」な男性は恋人にもってこいですね。では、結婚相手としてはどうでしょうか。
答えは、あなた自身のタイプによるといえそうです。あなた自身が上品で、比較的のんびりしているのであれば、「紳士的」な人と結婚してもそんなに大きなギャップはないでしょう。しかし、あなた自身が、大胆な振る舞いが好きで、男女関係なく賑やかに過ごしたいというようなタイプであれば、「紳士的」な人では物足りないかもしれません。つまりは相性の問題です。
また、「紳士的」だなと思われる男性は、往々にして育ちが良いものです。結婚すると親同士の距離も近くなりますので、あまりにも好みや生活環境が異なると、家族間のコミュニケーションが取りづらい場合もあるでしょう。
恋人には問題ない場合でも、結婚となると少し「しんどいな…」と感じられる場合もあるかもしれませんね。
最後に
「紳士的」な男性は素敵ですね。でも、パートナーを選ぶ時には、「紳士的」かどうかではなく、あなたがあなたのままでいられるのかどうかの方が大切です。多少気の利かないところがあっても、あなたのことを誰よりも大切に思ってくれているのなら、彼があなたにとって、最高の「紳士」かもしれませんね。
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