【目次】
・乾燥を防ぐ保湿スキンケアの基本とは
・しっかり保湿ができる! おすすめ化粧品
・クリームやオイルの併用もおすすめ
乾燥を防ぐ保湿スキンケアの基本とは
肌のうるおいを落とさないクレンジング&洗顔方法
保湿は化粧水やクリームで行えば充分!… と思っている方、ちょっと待って! 肌を乾燥させないかどうかは、クレンジングや洗顔も大きく関係しています。うるおいまで落とさない、正しい洗い方について紹介します。
クレンジング
クレンジングはメイクが浮くように優しく丁寧に行うことが大切!
ポイントメイクは専用のリムーバーで先にオフしておきましょう。クレンジング料をメイクが厚い頬から伸ばし、指の内側全体で円を描くイメージで優しくなじませていきます。
そのまま顔全体に広げたら、こすらないように指の腹で丁寧になじませていきます。指の感覚が変わったらメイクが浮いたサイン。時間は30秒程度で行います。短すぎても長すぎてもNG!
最初にリムーバーを使わなかった場合は、目元や口元のポイントメイクは最後にオフ。クレンジング料をなじませてオフしたら、ぬるま湯で顔全体をよくすすいで完了です。
洗顔
洗顔は「泡をなじませるだけ」という気持ちで手早く行うことが大事。マッサージ等は不要です。
まずは両手にこんもりと泡を作ります。泡が少なく顔の上で泡立てるようなやり方は、刺激になるのでNGです。
皮脂が多いTゾーンから泡をのせ、その後適量の泡を指にとり鼻筋、額、あごになじませていきます。こすらなくてOK! 泡を置くようにするだけで汚れは落ちます。
残った泡を顔全体に広げたら、手のひらで押すイメージでなじませ汚れを浮かせます。その後時間はおかず、すぐにすすいでしまいましょう!
洗顔で潤いまで落としてない!? 正しい【クレンジング&洗顔】メソッド
化粧水と乳液だけのシンプルケアは卒業
化粧水と乳液だけ… そんなシンプル2ステップがOKなのは、肌の乾燥やトラブルが少ない10〜20代まで。そう話すのはウォブクリニック中目黒総院長の高瀬聡子先生。30代からはうるおいを抱え込む成分が入った、保湿美容液をプラスすることがおすすめなのだそう。
銀座ケイスキンクリニック院長の慶田朋子先生によると、うるおいを抱え込む成分とは具体的に以下のような成分だそう。
・アミノ酸
・ヒアルロン酸
・セラミド
・コラーゲン
・多糖類
など。
他にも植物由来の保湿成分もあるそうです。
また、基本の保湿ケアステップもおさらいしましょう!
朝|洗顔→化粧水→美容液→クリーム
夜|クレンジング→洗顔→(角質ケア)→化粧水→美容液→クリーム
夜は保湿などの美容液に加え、洗顔後に拭き取り化粧水や酸が入った美容液などで角質ケアをプラスしてあげるのがおすすめなんだとか。
これにより角層が整いバリア機能が高まって、さらに乾燥を防ぐことができると言います。
化粧水&乳液でOKは20代まで!【保湿美容液】の魅力|30歳からのスキンケア
浸透力が高まる保湿化粧品のなじませ方
手は最高の美容ツール! 化粧水やクリームは、やわらかく弾力のある手を使ってなじませるのがおすすめ! これだけでも肌にもっと浸透し、しっとり艶やかに。すみずみまで使うことで、スキンケアの浸透が激変するはずです。
まず化粧品をいきなり顔につける前に、手を温めましょう。
化粧水やクリームなどを手に広げたら、両手のひらで頬を包み込みます。
目元の凹凸は指の腹を沿わせましょう。
額は手のひらを横に置くのがGOOD!
さらに目頭のくぼみにもなじませていきます。
最後、首の後ろも忘れずに浸透させましょう。
【スキンケア】答え合わせ!順番、塗り方合ってる?|美容プロ発フィンガーメイク
乾かないスキンケア化粧品の適量もチェック!
化粧水や美容液、クリームなど、保湿のためのスキンケアにはどれくらいの量をつけるのが良いのでしょうか? 肌がパサパサに乾いてしまいがちな人は、もしかしたらつける量が足りていないかもしれません!
まずそもそもスキンケアにかける時間。1〜2分でパパッと済ませる、という人はうるおいが足りていない可能性が。
慶田朋子先生によると、つける量はスキンケア化粧品に表記されている目安の量の倍以上つけても良いと言います。
「スキンケア化粧品には、それぞれ使用量の目安が表示されていますが、総じて、少なめに感じます。化粧水など水分系のものは、目安量の倍以上つけてもいいと思います。手のくぼみに1回とれる量を顔全体になじませたら、それを2〜3回繰り返し、2、3回目は首からデコルテまで塗って。美容液は手のくぼみに1回分、クリームは大きめのパール3粒分くらい。大容量ではない化粧品が2ヶ月経ってもなくならない場合は、使う量が少ないと思っていいでしょう」(慶田先生)
【化粧水・クリーム・美容液】の適量って? つける量の答え合わせ|30歳からのスキンケア
しっかり保湿ができる! おすすめ化粧品
【プチプラ】Skin mania|セラミド うるおいバランスミスト
▲医薬部外品
日中の乾燥やテカリを防ぐ、WセラミドとWヒアルロン酸配合の化粧水。乾燥が気になるときは、ひと吹きでみずみずしく整った肌へ。
乾燥した肌の救世主!【Skin mania】の新ミスト化粧水でいつでもどこでもうるおいチャージ
【デパコス】エスト|ザ ローション
▲140ml
すっと肌に浸透する感じが気持ちの良い、とろみある化粧水。うるおいをキープする保湿力で、ふっくらとハリのある肌へと導いてくれる。
夜がっかりしないために…【朝】のケアとベースが大事なんです!
【プチプラ】無印良品|エイジングケア薬用リンクルケア美容液
有効成分ナイアシンアミド配合のエイジングケア美容液。さらにヒアルロン酸、コラーゲンなど6種の機能成分に加え、椿、桑、柚子、バラなど12種の天然美肌成分も配合。合成香料無添加・無着色・無鉱物油・弱酸性・パラベンフリー・アルコールフリー。
入手困難!?【無印良品】安すぎると話題の美容液&クリームマスクを使った結果…
【デパコス】コーセー|ワンバイコーセー セラム ヴェール
セラミドを生み出す力を高める有効成分「ライスパワーNo.11」配合の保湿美容液。肌の代謝を整えてくれる。
乾燥肌を防ぐのに効果絶大!【保湿美容液】で肌細胞から保湿ケアを
【プチプラ】キュレル|潤浸保湿フェイスクリーム[医薬部外品]
▲40g
ひどい乾燥やゆらぎを鎮めるフェイスクリーム。バリア機能を立て直すセラミド配合。
マスク肌荒れ対策にも活躍! Oggi読者が選んだ【ベストスキンケアアイテム】12選
【デパコス】シャネル|ラ クレーム ドゥース
▲50g
忙しい日本人女性に向けて作られた高機能クリーム。“細胞間脂質”の組成バランスに着目し、そのバランスを良好に保つ“イランイラン フラワー エキス”を配合。内側からしっとりするふかふか肌へと導いてくれる。
【時短で肌ケア】化粧水→【シャネル】のクリームだけで肌がみるみるよみがえる!
クリームやオイルの併用もおすすめ
30代なら乳液よりもクリームを推奨
一般的に保湿力をもっと上げたいのなら、乳液よりもクリームやオイルが推奨されています。
慶田先生や高瀬聡子先生も、30代なら乳液よりもクリームが良いという意見。
「乳液は一般的に油分より水分が多く、柔軟効果はありますが、ラッピングして潤いを守るところまではいきません。ニキビができやすかったりテカりやすい人は、乳液か、クリームの部分使いを。それ以外の人はクリームを顔全体にしっかり塗ってください」(高瀬先生)
「朝はメイクくずれの原因になるから、とクリームを躊躇する人も多いようですが、逆にしっかり塗ったほうがいいのです。日中の乾燥や刺激から、肌を守ることができます。くずれが気になるなら、Tゾーンは薄めに塗るようにしましょう」(慶田先生)
【化粧水・クリーム・美容液】の適量って? つける量の答え合わせ|30歳からのスキンケア
クリームにオイルを混ぜて使うのもGOOD
ハリのある肌を作るために、土台となる肌はしっかりと仕込んでおくことが大切。化粧水や美容液のあとは、クリームにプラスしてオイルを使うことで、うるおい&ツヤが復活します!
クリームはパール粒大、オイルは3滴が目安。油分が多いと感じたときは1滴にするなど、肌の状態に合わせ調整しましょう。
手の上にのせたら、体温でなじませて混ぜるのがコツです。