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BEAUTY

2018.12.15

【化粧水・クリーム・美容液】の適量って? つける量の答え合わせ|30歳からのスキンケア

【化粧水・クリーム・美容液】の適量って? つける量の答え合わせ。30歳からのスキンケア・保湿についての答え合わせ。

加齢によって20代のころより肌が乾燥しやすくなるのはもちろんですが、間違ったお手入れによる乾燥もあるはず――。30代の肌を多く診ている人気皮膚科医に取材して、乾燥してしまう理由を探ります。

「最近、洗顔後はすぐに化粧水をつけないと、肌がパサパサに乾いてしまいます。昔はそんなこと、なかったのに…。小ジワも増えてきた気がします」(デザイナー・27歳)

スキンケアアイテムのつける量が足りないと乾燥します!

お話を伺った人

慶田朋子先生|銀座ケイスキンクリニック院長

慶田朋子先生|銀座ケイスキンクリニック院長

東京女子医科大学医学部卒業。スキンケアにも最新の美容医療にも詳しい。著書に『365日のスキンケア』(池田書店)がある。

高瀬聡子先生|ウォブクリニック中目黒総院長

高瀬聡子先生|ウォブクリニック中目黒総院長

慈恵会医科大学卒業。最新作『ゆる美容事典「ほどほど」「ズボラ」で美肌を手に入れる』(講談社)など、著書多数。コスメの開発も手がける。

お手入れ時間が短い人はつける量が足りていない!?

洗顔後のお手入れに、いつもどのくらい時間をかけていますか? 1〜2分という人は、つける量が足りていないかもしれません。「パパッとつけて浸透したら終わり、では潤いが足りない可能性があるかも」と話すのは、慶田先生。

「スキンケア化粧品には、それぞれ使用量の目安が表示されていますが、総じて、少なめに感じます。化粧水など水分系のものは、目安量の倍以上つけてもいいと思います。手のくぼみに1回とれる量を顔全体になじませたら、それを2〜3回繰り返し、2、3回目は首からデコルテまで塗って。美容液は手のくぼみに1回分、クリームは大きめのパール3粒分くらい。大容量ではない化粧品が2か月経ってもなくならない場合は、使う量が少ないと思っていいでしょう」(慶田先生)

肌の乾燥が気になって、スキンケアのラインアップを見直そうか迷っている人は、まず使う量を増やし、慶田先生のいう適量をきちんと塗ってみて。それでも潤いが足りないと感じたら、保湿力の高いものにグレードアップするのがおすすめです。

ちなみに化粧水はコットンと手、どちらでつけるのがよいかという問題には「どちらでもいいのですが、コットンの場合は面の大半が裏までぬれるくらい、たっぷりの量を使うことが大切」と、高瀬先生。

肌全体にムラなく浸透させること、摩擦の刺激を与えないことが大切なので、手なら何度か重ねて塗り残しのないように。コットンならたっぷりとって繊維の摩擦が起こりにくいようにしてください。化粧水は大半が水分なので、つければつけるほど効果が高まるというわけではないですが、ムラなくしっかりなじませると透明感が出ますし、健康な肌を保つことができます」(高瀬先生)

クリームもしっかり塗るが大原則

お手入れの最後は、乳液とクリーム、どちらで締めていますか? 「30代なら乳液よりもクリーム」というのが、ふたりの先生の共通意見。

「乳液は一般的に油分より水分が多く、柔軟効果はありますが、ラッピングして潤いを守るところまではいきません。ニキビができやすかったりテカりやすい人は、乳液か、クリームの部分使いを。それ以外の人はクリームを顔全体にしっかり塗ってください」(高瀬先生)

朝はメイクくずれの原因になるから、とクリームを躊躇する人も多いようですが、逆にしっかり塗ったほうがいいのです。日中の乾燥や刺激から、肌を守ることができます。くずれが気になるなら、Tゾーンは薄めに塗るようにしましょう」(慶田先生)

おすすめアイテム|BCL ももぷり 潤いジェルクリーム

BCL ももぷり 潤いジェルクリーム

オールインワンゲルを1個常備しておき、疲れて帰った夜は頼るのもOK。ただしこれも量はたっぷり、が鉄則です。化粧水、美容液、クリームを合わせた量、表示量の約3倍を目標に、しっかりなじませて。BCL ももぷり 潤いジェルクリーム 80g ¥1,200

<結論>

つける量は、表示の量よりもやや多めに。顔全体から首すじ、デコルテまで、たっぷりとなじませること。

Oggi11月号「30歳からの正解保湿」より
メイン画像/Shutterstock 撮影/西原秀岳(TENT) 構成/大塚真里
再構成/Oggi.jp編集部

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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