ネイティブがよく使う「work」の意味と使い方〈役立つ英語表現#8〉
「work」といえば「働く」と覚えている方が多いと思います。しかし、実際ネイティブと会話をしていると、「work」は「働く」以外の意味で使われていることの方が断然多いのです。
そこで本日は、日常会話でよく使われる「work」の用法をご紹介したいと思います。
日程調整でよく使われる「work for 人」
お互いの都合を確認しあう時によく使われる「work for人」(〜にとって都合がよい、問題ない)。ミーティングのアポ調整から友達との日程調整まで、ビジネスとプライベート両方で使うことができます。
A:Does this Saturday work for you?(今週土曜のご都合はいかがですか?)
B:Yes, it works for me.(はい、大丈夫です)
また、以下のフレーズはそのまま使えるのでぜひ覚えておきましょう!
・「Does that work for you?」(あなたはそれで大丈夫ですか?)
・「That works for me.」(私はそれでいいですよ)
・「Whatever works for you.」(あなたにとって都合がよい方で大丈夫ですよ)
・「What time would work best for you?」(何時が一番都合がよいですか?)
※timeをdayに変えて「何日が一番都合よいですか?」と言うことも◎
日程調整以外にも使える!
また、「Does Ginza work for you?(銀座で大丈夫ですか?)」のように、日程調整以外にも使うことができます。
◆「work+on[something]」(〜に取り組む)
仕事や作業に取り組むという意味でもよく使われます。
A:Do you have time to work on this paperwork today?(この事務処理をする時間はありますか?)
B:Yes, I’ll work on it soon.(はい、すぐに取り掛かりますね)
◆動く、機能する
・My PC is not working.(私のパソコンが動かないんです)
・That clock doesn’t work.(その時計は止まっています)
◆うまくいく、効果がある
・This medicine works well.(この薬はよく効きますよ)
・I think that’s not going to work.(それはうまくいかないと思います)
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いかがでしたか? 本日ご紹介した「work」の用法は、ビジネスシーンから日常生活まで本当によく使われる表現なのでぜひ覚えてみてくださいね!
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アラサーライター エリ
ハワイ、ホノルル在住。現地マーケティング会社にてホテルや大手ショッピングモールなどのPRに従事した後、独立。現在はフリーランスとしてPRや翻訳業務に携わる。趣味はヨガとカイルアビーチでカヤック。