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2021.06.14

2021年は特殊? 東京オリンピックによる祝日の変更とその理由・意図についてまとめてご紹介

2020年から2021年に延期した東京オリンピック・パラリンピック競技大会。それによって、今年は昨年に引き続き、特別に祝日が移動になることを知っていましたか? 本記事では、オリンピックの影響で変更される祝日やその理由、意図について解説していきます。

【目次】
東京オリンピック開催による2021年の祝日移動とは?
開会式が行われる2021年7月は4連休に
東京オリンピック開会式の翌月である2021年8月は3連休に
もし東京オリンピックが延期になったら祝日はどうなるの?
最後に

東京オリンピック開催による2021年の祝日移動とは?

(c)Shutterstock.com

2020年から2021年に延期した東京オリンピック・パラリンピック競技大会。今年は昨年に引き続き、特別に祝日が移動になります。発売日によってはカレンダーに最新の祝日状況が反映されていないため、「平日だと思っていたのに実は休日だった…」なんてことがないよう確認をしておきましょう。

海の日は7月22日に

本来は7月の第3日曜日にある「海の日」。例年通りであれば7月18日が「海の日」ですが、今年は7月22日に変更になります。7月22日は東京オリンピックの開会式前日にあたりますよ。

スポーツの日は7月23日に

去年、東京オリンピックに合わせて改名された「スポーツの日」。元々は「体育の日」ですね。実はこの「体育の日」は、1964年10月10日に東京オリンピックが開催されたのを記念して制定された祝日なんです。

日付自体は変更されていないため、「スポーツの日」は本来であれば10月の第2月曜日です。例年通りだと10月11日になるはずだった「スポーツの日」ですが、今年は東京オリンピック開会式当日の7月23日に変更となっていますよ。

山の日は8月8日に

「海の日」や「スポーツの日」と異なり、日にちが毎年同じ「山の日」。「山の日」は、例年は8月11日に規定されています。今年は8月8日の日曜日、東京オリンピック閉会式当日が「山の日」です。

東京オリンピック開催によって祝日が移動するのはなぜ?

東京オリンピックが開催される影響で、祝日が移動するというのはなんだか不思議な話ですよね。でも、これにはきちんとした理由があるんです。それは、「アスリートや観客のスムーズな移動と、経済活動、市民生活との共存を図るため」。

東京オリンピックの開催期間中は、オリンピックに出場するアスリートの他に、観客やスタッフなど多くの人が競技場・開催地付近に集まります。その中でも特に人が密集するのが、開会式と閉会式です。もし、あなたが開催地の近くに住んでいたり働いていたりするとして、開催されるのが平日だったらどうでしょうか?

出社や買い物のために外に出たら、普段では想像もつかないような人が集まって、思うように前へ進めなくなります。さらに場所によっては交通規制も行われるため、行こうと思っていたところに行けない、規制がかかっていて会社に辿りつけない、なんてこともあり得ますよね。

そういった混乱や混雑を緩和するために、人が多くなる開会式・閉会式に合わせて祝日を移動させていますよ。

開会式が行われる2021年7月は4連休に

(c)Shutterstock.com

先述の通り、東京オリンピックの開会式は7月23日の金曜日、スポーツの日になります。また開会式前日にあたる7月22日も海の日が移動していて祝日になっているため、なんと7月は4連休になりますよ。

例年であればゴールデンウィークやシルバーウィーク、お盆の期間にしかなかった長期休暇が1つ増えるんです。都内の混雑を緩和するための4連休ですが、東京近郊以外の人からすると、なんだかラッキーですね。

ただ、祝日が移動することによって、祝日が1日もなくなってしまう月も存在します。それは、元々第2月曜日に体育の日があった10月です。今年は10月の祝日はないため、うっかり間違えて休んだりしないよう注意しましょう。

もちろん、祝日の移動があるのはオリンピックがある年だけなので、2022年以降は例年通り第2月曜日が祝日になりますよ。

東京オリンピック開会式の翌月である2021年8月は3連休に

東京オリンピックの開催期間は、開会式と閉会式を除いて2週間あります。そのため、開会式の翌月である8月に閉会式が行われますよ。閉会式が行われるのは、山の日の移動先である8月8日、日曜日です。元々特別な祝日の移動ですが、山の日はその中でもさらに特殊な祝日となっています。

日曜日と祝日が重なった場合は、祝日法の規定によって、その後の直近の平日が振替休日になる決まりです。そのため、閉会式前日の8月7日から閉会式翌日の8月9日が3連休になりますよ。お盆休みがあることを考えると、うまくいけばかなり長期の休みが取れるかもしれませんね。

もし東京オリンピックが延期になったら祝日はどうなるの?

(c)Shutterstock.com

本来は、去年にあるはずだった東京オリンピック・パラリンピック競技大会。東京オリンピックの影響で祝日が移動になったなら、延期になった場合に祝日が本来の日に戻るんじゃ? なんて不安になる方もいるかもしれませんね。

もし東京オリンピックが延期になったとしても、祝日移動はなかったことになりません。それは、祝日の移動は改正法の施行で確定をしているからです。

この改正法の中では、東京オリンピックの中止や再延期になった場合の祝日の再移動に関する規定はありません。そのため、今年の東京オリンピックが中止になっても、海の日、スポーツの日、山の日は変更したままになりますよ。

最後に

(c)Shutterstock.com

昨年に引き続き、祝日移動のある2021年。10月に祝日がなくなってしまいましたが、移動したことによって連休が例年より多い年になっています。ちょうど夏真っ盛りな時期なので、東京オリンピックにちなんでスポーツを楽しんだり、日頃の疲れをゆっくりとるために、お家時間を有意義に過ごせるといいですね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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