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2021.05.17

懐かしのネット用語、「キリ番」ってどんな意味? 由来や使い方・昔のネット用語から最新のネット用語をご紹介!

あなたはネット用語の「キリ番」をご存じでしょうか? 今では多く使われていない言葉ですが、どのような意味があるのでしょうか。本記事では、そんな「キリ番」の意味や由来、その使い方についてご紹介します。

【目次】
「キリ番」の意味や由来は?
「キリ番」には種類がある?
「キリ番」のように、昔使われていたネット用語には何がある?
SNSでも使われている? 最新ネット用語5選!
最後に

あなたは、ネット用語の「キリ番」をご存じでしょうか? 今ではSNSが普及して、テレビなどでもネット用語を見かけるようになりました。

使われているネット用語の中には、1990年代、2000年代に生まれた言葉もありますが、今では使われなくなっている言葉もあります。

今回ご紹介する「キリ番」は、今ではあまり使われなくなった懐かしいネット用語のひとつ。一体どんな意味を持つ言葉なのか、確認をしてみましょう。

「キリ番」の意味や由来は?

(c)Shutterstock.com

まず初めに、「キリ番」の意味や由来、使い方についてご紹介です。「キリ番」がどんな意味を持つ言葉で、どのように使われていたのか、あなたは分かりますか?

「キリ番」の意味

「キリ番」は、「キリの良い番号」を略したネット用語です。「キリ番」ではなく、「キリバン」と表記することもありますよ。

具体的に例を挙げると、「100」や「5555」のような数字が、「キリ番」として採用されています。

「キリ番」の由来

今ではSNSが普及して多くの人がSNSで交流をしていますが、2000年頃はまだSNSが今のように普及していません。そのため、インターネットで同じ趣味の人と交流をするために、個人でウェブサイトを運営する人がいました。

サイトを運営している人たちの間で流行をしたのが、サイトの訪問数がわかる「アクセスカウンター」。運営者は自分の作ったサイトの閲覧者が増えることが嬉しく、次第に「アクセスカウンター」がゾロ目だった閲覧者を祝う文化が生まれました。

元々はゾロ目だけを祝っていましたが、次第に語呂合わせの番号など、様々な番号が「キリ番」として採用されるようになったのです。

「キリ番」の使い方

先述の通り、「キリ番」はサイトで使われていました。「アクセスカウンター」が「キリ番」のタイミングでサイトを訪れることを、「キリ番を踏む」と表現しますよ。

この「キリ番」の使い方で一番流行っていたのが、「キリ番」を踏んだ人が運営者に対して「リクエスト」ができること。

当時のウェブサイトの中には、イラストや小説などを創作しているものが多くありました。こういったサイトでは、「キリ番」を踏んだ人へのお祝いとして、「キリ番」を踏んだ人のリクエストに沿った創作を公開することが多かったのです。

何度もサイトに通うほどそのサイトが好きな人は、リクエストをするために1日に何度もサイトを訪れる、ということもあったほどですよ。

「キリ番」には種類がある?

(c)Shutterstock.com

実は「キリ番」には、ゾロ目以外にも複数の種類があります。ここでは、当時よく使われていた「キリ番」の種類についてご紹介です。

1:階段

名前の通り、数字が階段のように連続している番号のこと。「1234」や「54321」などが挙げられます。

2:鏡

鏡は、回文になっている番号のことです。「12321」や「78987」といった数字があてはまります。「キリの良い数字」かといわれると、ちょっと怪しいですよね。

ちなみに、このような回文になっている番号は、「ミラ番」と言って「キリ番」と別扱いされることもありますよ。

3:語呂合わせ

名前の通り、語呂合わせの番号のことです。「3281(ミツバチ)」や「4649(ヨロシク)」などがあてはまります。

こちらも、「ミラ番」と同様に、「キリ番」と別扱いされることがありますよ。その際は、「ゴロ番」と呼ばれています。

また、他にも好きなキャラクターや、芸能人の誕生日や好きな選手のナンバーなど、サイトによって様々な数字が「キリ番」として設定されていることもありました。

「キリ番」のように、昔使われていたネット用語には何がある?

(c)Shutterstock.com

続けてご紹介するのは、「キリ番」と同じく昔使われていたネット用語についてご紹介です。

1:ネチケット

「ネチケット」は、「キリ番」と同じく2000年頃に使われていたネット用語。「ネットでのエチケット」を略した言葉であり、「インターネットを利用する際に守るべきマナーや決まり」のことを指しています。

「個人情報を不用意に書き込まない」や「初対面の人に失礼な言い方をしない」など、今でも守るべきマナーですよ。

2:禿同

「禿同」は「はげどう」と読みます。意味は「激しく同意」。2000年頃に人気の高かったネット掲示板、『2ちゃんねる』で生まれた言葉です。

3:バナー交換

「バナー交換」は、「キリ番」と同様にウェブサイトの運営者が使っていたネット用語です。サイトを運営している人同士が、お互いのサイトへのリンクが設定されたバナーを設置することを表します。

4:キボンヌ

「キボンヌ」は、「希望する」という意味を持ったネット用語です。ネット掲示板などで、物品や情報を求める際に「○○キボンヌ」といった形で使われていました。

5:○○なう

「○○なう」の意味は、「今○○している」「今○○にいる」です。聞いたことがある方も多いかもしれませんね。

「○○なう」は2010年頃、Twitterなどで若者が使っていた言葉です。一時は流行語大賞トップ10に入るほど、大流行しました。

SNSでも使われている? 最新ネット用語5選!

(c)Shutterstock.com

最後に、今でもSNSで使われているネット用語についてご紹介です。

1:垢

「垢」は「アカウント」の略語です。SNSなどのアカウントのことを指していますよ。現実の知り合いと交流するためのアカウントを意味する「リア垢」や、愚痴を吐くための「愚痴垢」など、様々な種類があります。

2:萎える

SNSなどネットで使われる「萎える」は、「気持ちが沈んだり、イライラしたりしていること」という意味です。

楽しみにしていたイベントが中止になったり、SNSなどで自分が忙しい時に、友人が遊んでいる写真を投稿した時によく使われます。

3:控えめに言って

「控えめに言って」は、感想や評価を投稿する際に使われるネット用語です。「控えめに言って最高」のように、後ろに続く言葉を強調しています。

「控えめに言って最高」の場合は、「最高では言い足りないほど素晴らしい」という意味になりますよ。

4:ゆるぼ

「ゆるぼ」の意味は、「ゆるく募集」。「希望者がいたら嬉しいけど、別にいなくても特に困りはしない程度の募集」をしたいときに使われる言葉です。

TwitterやInstagramなどで通話相手を募集したり、遊びに行く相手を募集する時に使われていますよ。

5:らぶりつ

「らぶりつ」はTwitterで使われるネット用語です。Twitterで「いいね」と「リツイート」をしてほしいときに使われますよ。

最後に

(c)Shutterstock.com

「キリ番」についてのご紹介でした。いかがだったでしょうか? 「キリ番」は2000年頃、ネットで個人ウェブサイトが流行っていた時に使われていたネット用語です。

今はSNSの普及により使われることはあまりありません。「キリ番」のように、昔はよく使われていたものの、今では使われなくなったネット用語もあります。うっかりSNSなどで懐かしいネット用語を使うと、「時代遅れ」と思われてしまうこともありますよ。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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