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2021.05.03

走り続けるしかない日本社会。止まったら負け?<元テレビ朝日プロデューサー転職実録#31>

仕事と自分の人生を見つめ直す社会人10年目。今回は、人生やキャリアについて考えを巡らせられる時間について。元バラエティ番組の女性プロデューサー 古瀬麻衣子が考える「理想の人生」への近づき方。

古瀬麻衣子

今日だけでいい、人生もキャリアもストップさせませんか?

これまでの連載はこちら

ゴールデンウィークを皆さんいかがお過ごしでしょうか?

テレビ局で働いていた頃は、10年以上ゴールデンウィークを休んだ経験がなかった私。30代後半にして、春にこんな連休があると何だかワクワクしてしまっています。

そんな今回もすっごく熱のこもったお話をお届けしたいと思います。

先週、久しぶりに予備校時代からの大親友に会いました。

ポジティブが生きているとこうなるんだなと思わずにはいられない、明るさと前向きさの塊である彼女。

私は仕事で悩んだ時に、自分から出てくる解決策だけは不安で、必ず彼女にアドバイスを求めます。

先週も私の話をあれやこれやと聞いてくれて、至極明確で、論理的な回答をくれたわけですが、そんな彼女との3時間にも及ぶ話の中で、私の中ですごく響いた話がありました。

デンマーク発祥の成人教育機関「フォルケホイスコーレ」

(c)Shutterstock.com

彼女は趣味で北欧の行政や自治体について研究をしているのですが(なんちゅう趣味だ笑)、デンマークにある「フォルケホイスコーレ」という学校の存在を教えてくれました。

皆さんはご存知ですか?

「フォルケホイスコーレ」はデンマークで生まれた成人教育機関で、「人生の学校」と呼ばれています。

原則として17歳半以上であれば、国籍・人種・宗教を問わず誰でも入学でき、試験や成績評価などは一切ありません。

哲学や政治、音楽、アート、デザイン、スポーツなどを学びながら、大人が一度立ち止まり、人生を見直す時間を過ごす場所なんです。

デンマークって、国連の「World Happiness Report(幸福度調査)」で、過去何度も1位になっているイメージがありますよね。

そんな「世界一幸福な国」で生まれたフォルケホイスコーレの話を聞いて、「これだ!」と勝手に稲妻が私に落ちました。

私が運営しているオンラインでのキャリアコーチングやカウンセリングで、様々なバックグラウンドの働く女性たちと出会い、彼女たちが求めているキャリアやライフプランについて話をしているのですが、多くの場合が「今の仕事が忙しくて考える時間がない」「考えたいけど毎日があっという間に過ぎていって変化しない」という声が上がっています。

まあ、その気持ちは死ぬほど理解出来ます。

走り続けるしかない日本社会

(c)Shutterstock.com

日本社会では、大学を卒業すると“社会人”という激走期間が始まり、転職するにしても、辞めた次の日から新会社で勤務スタートなんてこともザラです。

33歳くらいの時、「あーーー産休に入りたい」と妊娠も結婚もしていないのに、同僚と深夜のオフィスで叫んでいたことを思い出します。

走り続けるしかない日本社会。止まったら負け。減速したら昇進が遠のく。

本当は一度立ち止まりたい。考え直したい。そんな思いに溢れている方が実はマジョリティだと思います。

20代前半の大学生の時と、30代、40代、50代でやりたいことが変化するのは当然ですし、むしろその想いを抱えたまま同じ仕事をし続ける違和感といったら、説明しようのない苦渋かと。

とはいえ、数ヶ月の休養を会社に申し出る勇気は簡単には湧いてきません。

こんな感じで、何だかこのテーマについて考えていると私は妙に燃えてきてしまったんです。

正直、そんな私たちの気持ちに会社は気付きもしませんし、気付いたって何にもしてくれないのが常です。自分で解決しなければならないエリア。

わたし自身がバーンアウト寸前で立ち止まったことを思い出すと、言われようのない使命感に駆られてしまうわけです。

学校を作るには時間がかかりますが、この熱量をみすみす捨てることも出来ず、私なりの「フォルケホイスコーレ」をやってみようと思い立ちました(あ、笑わないでくださいね。真剣です)。

Stop your life Stop your career Today』と題して、私がファシリテーターとなり、今日だけは立ち止まって、人生やキャリアについて考えを巡らせられる時間を作れたらと思っています。

思いついたことを脇に置かない。1度やってみる。

そこからしか進化する自分は生まれないので、文章で伝えるだけでなく、ちゃんと行動に起こすことを体現してきます。

そのオンラインプログラムの開催詳細についてはインスタグラムより配信していますので、ぜひご興味ある方は見てみてください。

あ、私がファシリテーターなので、ゆったり考えるではなく、刺激強めで開催予定です(笑)

インスタグラム▶︎@maiko_ok_

◆これまでの連載はこちら

古瀬麻衣子

1984年生まれ。一橋大学卒。テレビ朝日に12年勤務。「帰れま10」などバラエティ番組プロデューサーとして奮闘。2020年、35歳で米国拠点のweb会社「Info Fresh Inc」代表取締役社長に就任。現在NY在住。日本人女性のキャリアアップをサポートする活動も独自に行なっている。

Instagram:@maiko_ok_
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