稲村克子さんってどんな人?
今回ご紹介するのは、東京・足立区の下町にある家族経営の学生寮「中川学生センター」の寮母補佐・稲村克子さん。
彼女の父が創業して37年。マンションとアパート計6棟で90部屋を構え、これまで450人以上の学生の上京生活を支えてきた。
人気の理由は「安くてアットホームなサービス」。平日の朝・晩に提供されるおかわり自由の食事込みで、家賃は67,000円から。1人暮らしより快適で実家未満のサービスには、学生はもとより親からの信頼も厚い。
ーー中川学生センター 寮母補佐になった理由とは…?
3兄弟の長女として生まれた彼女。教師をしていた父が、上京する学生のためにと中川学生センターを創業。
そして彼女は、20年前に結婚。2人の子どもを育てながら現在は寮母として、寮の食事の準備や清掃・業者との打ち合わせなど管理・運営全般を担っている。
稲村克子さんの「7つのルール」
さて、そんな彼女が「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1. 毎週月曜日の夕食はカレー
創業以来、月曜日の夕食は決まってカレー。ごはんをいっぱい食べられるカレーを食べて、その週を元気いっぱいに過ごしてもらいたいから。
■2. ほぼ親のつもりで寮生と接する
洗濯やアイロンがけから、指定の時間に起こす「朝起こしサービス」まで行う彼女。ほぼ親のつもりで寮生と接することを心掛けているそう。
■3. 毎晩 赤ワインを1本飲む
午後9時過ぎに帰宅し、その後も休むことなく家事に取り掛かる。一通り家事を終えてワインで晩酌する時間が、癒しのひととき。
■4. 寮生全員の電話番号を登録する
寮生全員分の電話番号を登録しているという彼女。面と向かってだと話しづらい寮生への心遣い。
■5. 週に5日テニスをする
週に5日、テニスをしてリフレッシュ。さらにテニスクラブからの誘いを受け、週に1回、フロントスタッフとしても働いているそう。
■6. 新入寮生と亀有をドライブする
新たな学生生活を始める新入寮生に必ず行なっていること、それは寮の周辺をドライブして案内すること。コミュニケーションを取りながら、近隣の情報を教えている。
■7. 幸せ一杯 腹一杯
寮を創業した父の「幸せ一杯 腹一杯」という言葉を大切にする彼女。毎日お腹いっぱいに食べていれば、心も満たされて幸せになれると信じ、今日も寮生を支えている。
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次回の「7ルール」の放送は、5月11日(火)よる11時00分~(5月4日は放送休止です)。主人公は、今年、箱根駅伝を13年ぶりに制覇した駒澤大学陸上競技部で、選手たちの食生活を中心にサポートする寮母・大八木京子さん。
快挙となった大逆転V走の裏で選手を支え続けた彼女の7つのルールとは…?
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