ニューノーマル時代のビジネスマナー【出社時/クライアント対応編】
モートワークが増えたとはいえ、勤務先やクライアントによっては出社することも…。マスク、会食、通勤まで、気になるトピックを集めました。
Q. 出社したら、テレワーク中の後輩が雑用を頼んできてモヤモヤ。これって仕方ない?
A. 目に余るなら注意を。ただし事情は考慮して
「後輩からの頼みごとが頻繁で先輩自身の仕事の手が止まってしまうなど、業務に支障が出ている場合はひと言注意してもいいでしょう。ただ、後輩が高齢の家族と同居しているなど、出社をできるだけ控えたい事情がある場合もあります。頭ごなしに注意するのではなく、相手の言い分や置かれた状況への考慮も必要です。
たとえば郵便物の整理や、持ち出し不可の資料の整理など、出社しないとできない作業は、その時々に出勤している人が交代で対処する。その代わりに在宅勤務のメンバーには自宅でもできる作業を振るなど、柔軟に対応を」(北條さん)
2021年Oggi5月号「ここまで変わった! ニューノーマル時代のビジネスマナー」より
イラスト/ヤマサキミノリ 構成/佐々木 恵(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部
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教えていただいたのは… ライフスタイリスト 北條久美子さん
東京外国語大学卒業後、研修講師などを経て、2010年にキャリアカウンセラー・研修講師として独立。現在はビジネスマナーやキャリアに関する講演を各地で行う。著書に『仕事が楽しくなる 働き方のセブンマナー』(講談社)など。