ニューノーマル時代のビジネスマナー【オンライン会議編】
昨年、一気に定着したテレワークでいちばん「困った!」という声が多かったのはコレ。よりスムーズに、快適に議論するコツは?
Q. オンライン会議のカメラは、ON/OFFどちらがマナー?
A. 初対面はカメラON、社内会議はOFFでOK
「取引先など、初対面の人との会議では、顔を出すのが望ましい。コロナ禍以前は対面で行っていたであろう会議なら、ツールが変わってもフェイスtoフェイスで話したほうが、気持ちよくビジネスを始められます」(北條さん)
「一方で、社内会議などは画面上で資料共有しながら話すことが多く、顔は見ていないことがほとんど。テレワーク中なら部屋の背景や家庭の事情もあるので、OFFで問題ありません。ただし会社や個人の考え方によるところも大きいため、その時々に応じて柔軟に対応を。カメラONの会議にするときは、メイクや背景など相手の準備も配慮し、事前に伝えておくと親切です」(壽さん)
2021年Oggi5月号「ここまで変わった! ニューノーマル時代のビジネスマナー」より
イラスト/ヤマサキミノリ 構成/佐々木 恵(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部
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教えていただいたのは… ライフスタイリスト 北條久美子さん
東京外国語大学卒業後、研修講師などを経て、2010年にキャリアカウンセラー・研修講師として独立。現在はビジネスマナーやキャリアに関する講演を各地で行う。著書に『仕事が楽しくなる 働き方のセブンマナー』(講談社)など。
教えていただいたのは…『リモートワーク大全』(ポプラ社)著者 壽 かおりさん
社員のほとんどがテレワークを実践するソフトウェア企業シックス・アパートの広報担当。自身も2016年からリモートで働き、そのリアルなノウハウをTwitterのハッシュタグ「#リモワノウハウ語るよ」で発信中。