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2021.04.10

モラハラ気質は結婚前に見抜け! ヤバい男の見分けポイント13〈離婚弁護士 後藤千絵発〉

「結婚してはいけない人」の傾向・特徴とは? 年間300件を超える離婚相談を受ける兵庫県西宮市のフェリーチェ法律事務所代表弁護士の後藤千絵さんがモラハラ気質の男性を見極める秘訣を伝授します。

フェリーチェ法律事務所代表・弁護士 後藤千絵

離婚相談に多い“モラハラ”。「結婚してはいけない人」を見抜くポイントは?

離婚相談者の多くは「こんなはずじゃなかった」「幸せな結婚生活を送るはずだったのに」「できれば結婚前に戻って結婚相手を選び直したい」と涙ながらにおっしゃいます。

離婚自体は、まったく恥ずべきことではないし、人生の汚点でも何でもないと私自身は考えています。それでも目の前で苦悩の表情を浮かべる相談者を見ていると「結婚前に的確なアドバイスや情報があれば、この離婚は避けられたのに」と、もどかしく思います。避けるべきなのは、離婚自体ではなく、離婚に至るまでの長く苦しい不毛な結婚生活なのです。

そこで婚活中の女性が多いOggi,jp読者の皆さんに、弁護士として多くの離婚相談を行なってきた中で発見した「結婚してはいけない人」の傾向を見抜く、いわば「秘訣」をお伝えしていきたいと思います。

いま交際しているお相手にちょっと不信感を抱いている方、この人でいいの? と思っている方、いつか結婚したいけどパートナー選びに必要な知識を得たいと思っている方にぜひ読んでいただければと思います。

モラハラ気質のチェックポイント13

(c)Shutterstock.com

早速ですが、あなたの彼にはこんなところがありませんか?

□ 交際後、すぐに「さん」「ちゃん」が、呼び捨てや「おまえ」に変わった

□ 会話が豊富でいつも話題が途切れないが、聞き上手ではない

□ 会話中に相手と違う意見を言うとムキになって反論してくる

□ 少しでもこちらが反論すると、「だ・か・ら~」「あのさあ」「はァ?」といったワードが返ってくる

□ 話上手な半面、会話のキャッチボールが下手でいつの間にか自分の話になっている

□ 話していると「俺の言ったとおりだろ?」「おまえが間違ってるんだよ」「分かってないなあ」などと言ってマウントを取りにくる

□ デートに遅刻してきても言い訳ばかりし、素直に謝らない。基本的に自分は悪くないと思っている

□ 周囲からは「頼りになる彼氏だね」などと言われる

□ 電話やメールが長い。返信が遅れると「おーい」「生きてますか?」といった粘着系の催促メールが鬼のようにくる

□ 絵に描いたような高学歴で高収入の職業に就くなど、挫折を知らないエリート人生を歩んできた

□ 人当たりがよくて友だちや家族にまで優しく、評判がいい

□ 子どもの頃の思い出をあまり話さない

□ 宅配業者や飲食店などの店員さんに、不条理にきつく当たったり、細かい注文を出したり、突然暴言を吐いたりする

(c)Shutterstock.com

どうでしょう、当てはまる項目はなかったでしょうか? 少しでも思い当たるところがあれば要注意です。

離婚相談を受けていると、「恋人としてお付き合いしている間は本当に優しかったのに、結婚したら突然モラハラ夫になったんです!」といった悩みに頻繁に遭遇します。夫から日常的に文句を言われ続けたり、ちょっとしたことで夫の機嫌を損ねたが最後、罵詈雑言を浴びせられる… そんな毎日はまさに地獄です。

実は、彼らは結婚後にモラハラ夫に豹変したわけではなく、そもそもモラハラ気質があったことを隠していただけというケースがほとんどなのです。つまり、モラハラは事前に見抜くことが何よりも大事なのです。

結婚後20年以上も経ってから、それまで当たり前だと思って我慢していた相手の態度や言動がいわゆる「モラハラ」に該当するのではないかと相談に来られ、その結果、モラハラの特徴を見事なまでにすべて備えていると分かり、呆然とするアラフォー・アラフィフの女性が増えてきました。自分はモラハラの被害者だったのだと、結婚後20年以上経って初めて自覚されるわけです。

「いつも私が悪い」は間違い

(c)Shutterstock.com

なぜ、こんな悲劇が起こるのでしょうか? それは、これらの方々が、夫を怒らせるのは「自分が悪い」と思い込んでいるためです。

立場や年齢、経済状況といった理由から上下関係や主従関係が生まれている場合にモラハラは起きやすいため、もともと夫を尊敬していたり憧れていたりすると「夫を怒らせる自分が悪い」と思い込みやすくなってしまいます。夫もそう思ってくれていたほうが都合がいいので、あえてその思い込みを訂正しません。

また、日頃から、夫に「おまえが悪い!」と何かにつけ言われているため、そう思い込んでいる人もいます。

「いつも私が悪い」… これはまったくの思い違いです。

夫婦は対等であるべきですし、実際にも一方だけがいつも悪いということはあり得ません。「頻繁に夫を怒らせてしまう自分が悪いのだ」と考える必要なんてないのです。

「そんなこと、当たり前でしょう?」と結婚前の皆さんは思われるかもしれませんね。「夫から嫌なことを言われたら、我慢なんてしないで言い返せばいいのに!」と。ですが、結婚して夫婦になり、家庭内で直接モラハラ夫と接していると、これがなかなか難しいのです。

モラハラの被害を避けるためには、結婚前に「モラハラ男性の特徴」を知って、可能な限り、モラハラ男性とは結婚しないようにするしかありません。

次回は、「モラハラ男性の特徴」について細かく紹介していきます。

『誰も教えてくれなかった「離婚」しないための「結婚」の基本』4月30日発売!

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少しでも離婚リスクを減らし、ベストパートナーと結婚できる女性が増えるように、これまでの知見を濃縮した婚活に役立つ1冊になっています。婚活世代の女性に、ぜひ読んでほしいです。

誰も教えてくれなかった「離婚」しないための「結婚」の基本』(KADOKAWA)
著/後藤千絵

価格:1,430円(税込)
ページ数:248P

TOP画像/(c)Shutterstock.com

フェリーチェ法律事務所代表 弁護士 後藤千絵

京都府出身。大阪大学文学部卒業後、大手損害保険会社に入社するも、5年で退職。大手予備校での講師職を経て、30歳を過ぎてから法律の道に進むことを決意。派遣社員やアルバイトなどさまざまな職業に就きながら勉強を続け、2008年に弁護士になる。2017年にスタッフ全員が女性であるフェリーチェ法律事務所設立。

離婚・DV・慰謝料・財産分与・親権・養育費・面会交流・相続問題など、家族の事案をもっとも得意とする。中でも離婚案件は女性を中心に、年間約300件以上、のべ3000人以上の相談に乗っている。神戸在住。

フェリーチェ法律事務所

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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