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LIFESTYLE

2021.04.12

「行けない海外」なら「行かなくても海外」な場所へ! 石垣島に誕生した日本唯一全室“クラブカテゴリー”ビーチリゾートホテル

旅行コラムニスト・山下マヌーさんの目的達成旅のススメ。「行かなくても海外」な場所として、「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」をピックアップ。今回はホテルのアメニティなどのサービスや感染対策をお届けします。【The Bucket List 旅行者のための死ぬまでにやっておきたいこれだけのこと】

“NO 密・濃密” 旅行作家 Manoue Yamashita

「NO 密!」TRAVELのススメ 前編

「海外に行きたい」、「でも不安」。海外渡航自粛となった2020年3月以降、「行きたくてもいけない」状態がすでに一年以上。海外渡航への明るい兆しがいまだ見えない中、しかしそれとは裏腹に海外に行きたいという気持ちは募るばかり…。そこで考えたのが、「行きたくても行けない海外」なら、「行かなくても海外」な場所を見つけよう!? という旅スタイル。

簡単に言えば、日本の中にあるワールドクラスのリゾートに行こう! という提案。自分も含め、海外旅行ファンの中には「日本の観光地はちょっと…」と、どこか国内旅行に後ろ向きかもしれません。旅行先の第一候補地として挙げることは(温泉を除いて)、ほとんど考えられないという人が少なくないと思います。

しかしながら、そんな海外旅行派が国内をスルーしていた間、東京オリンピック・パラリンピック開催及び政府のインバウンド戦略により、国内観光地と施設は飛躍的な進歩を遂げていたのです。パンデミックの終息が見えないとはいえ、長期休暇や連休が続く季節を迎えて旅マインドは高まる一方の今。「行かなくても海外」な場所を検討してみようというのが今回のテーマ。

先ず行き先をどうするか? これはもう迷わずみんなが大好きな、ビーチリゾートに決定。では世界で最も知られている、日本の「行かなくても海外」濃度の高いビーチリゾートといえば? そう沖縄

しかし国際通りや桜坂あたりで多くの日本人観光客が行き交う本島のみの滞在では、「海外濃度」はまだ低め。さらなる高濃度のプライベート感と「行かなくても海外」な空間を求め、沖縄ネイバーアイランドに注目。で、決定したのが東京や大阪、さらに先日就航が決定した名古屋からでも直行便で行ける石垣島

日本初。世界でも数少ない一棟まるっと“クラブカテゴリー”のホテル

行き先が決まったら、次にアコモデーション(宿泊)の検討です。当然ワールドクラスを検討。ということで島内唯一の世界的ハイブランドホテルチェーン、ANAインターコンチネンタル石垣リゾートに決定。

さらに、ホテルを決定しただけでは満足しません。さらなる「行かなくても海外」を追求。いくつかある部屋カテゴリーの中、2020年7月に完成した国内唯一の一棟全室(86室)がクラブカテゴリーという、“クラブインターコンチネンタル”カテゴリーに狙いを定めます。

◆クラブカテゴリーとは?

今更ですが、“クラブカテゴリー”とはなにか? というのを軽くおさらいしておきます。一般的には“クラブフロア”などと呼ばれることの多い、ホテルの中でも特別なカテゴリー。

クラブカテゴリー宿泊客専用のフロアを設け、専用ラウンジでの朝食(無料)、軽食(無料)、ドリンクサービス(無料)、コンセルジェサービス(無料)クリーニング(シャツ2枚程度まで無料)といったサービスが受けられるという、かなり選ばれた感の高い特別なゲストとしてもてなしてくれるカテゴリー、簡単に説明するとそういうことです。

で、インターコンチネンタル® ホテルズ&リゾーツでは、クラブカテゴリーを“クラブインターコンチネンタル”とネーミング。ANAインターコンチネンタル石垣リゾートには、日本で唯一建物全体を“クラブインターコンチネンタル”カテゴリーにした客室棟があります。

料金ですか? 額面だけを見れば安くないと感じるのは確かです(原稿執筆時の金額78,000円/1泊2人/税サービス込み。つまり一人39,000円)。しかしながら料金に含まれる内容を知れば、「決して高くないかも…」と考えを改めることになるかもしれません。

「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」のクラブインターコンチネンタルのサービス

今回泊まった「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」のクラブインターコンチネンタルでは、いったいどのようなサービスを提供してくれるのでしょうか?

先程もお話したように、ここは国内初の一棟まるっとクラブカテゴリー。ということはその他大勢の客とは完璧に区別され、チェックインから特別待遇。ホテル到着後に専用ラウンジに案内されたらソファーに腰掛け、ウエルカムドリンクを飲みつつ、ゆったり“パーソナルチェックイン”。

「行かなくても海外=石垣stay」の始まり、かなりいい感じじゃないですか?!

専用ラウンジの大きな窓越しに見えるプールは、ラウンジ同様にクラブインターコンチネンタルのゲストのみが使える、“クラブインターコンチネンタルプール”。建物正面のグリーン(ゴルフ場)と繋がるインフィニティプールを86室のゲストのみで占有するという、海外でもなかなかない贅沢なサービス。

チェックインを終えると、お皿にチーズのようなものを載せてお姉さんが登場。なんだなんだ? ウェルカムチーズなんてものがあるのですか? チーズに見えたのは石鹸でございました。ハイビスカスやクチャなど沖縄素材から作られた石鹸を、「石鹸ソムリエ」なるスタッフが説明してくれます。その中から好みの香りを伝えれば、その場でスライスして小袋に入れ渡してくれるという、なんとも細やかなサービス。

「行かなくても海外」気分を楽しみたいとはいえ、このような日本的なサービスを取り入れているというのは嬉しく感じます。

部屋は全室オーシャンビュー。広めのテラスの前には遮るものなし。デイベッドで人目を気にせずゴロゴロ&グダグダ可能。ルームサービスで頼んだ地ビールやスパークリングなんかを飲みつつ迎える、石垣のサンセットタイム。最高じゃないですか?

◆アメニティ

部屋のアメニティもクラブカテゴリーに相応しいものをということで、ダイソンのドライヤー、デロンギのコーヒーメーカー、石垣焼の湯呑、HARNNのアメニティと差別化。ちなみに今回初ダイソンのドライヤー体験。これ、かなりいいです。速攻で髪が乾き(自分の場合肩までの長さ。所謂ショートボブくらい?)、男の自分でもわかるパサツキのなさに感動。

◆感染対策

感染対策はインターコンチネンタル® ホテルズ&リゾーツの世界標準で実施。検温、消毒液、マスクなどが室内及び館内に設置・配布。万全です。

◆フードサービス

朝6時から夜8時まで利用できるラウンジでは、様々なサービスが提供されます。朝食はサラダやフルーツ、ジュース、デニッシュ、スイーツなどをビュッフェ形式で自由に選択し、メイン料理はテーブルオーダーというスタイル。

インターコンチネンタルのワールドスタンダート以上クラブカテゴリーの洋食、沖縄の地産地消を意識した和食の「島の朝ごはん」のどちらにも、「ヌチグスイ朝食」(ぬち=命、ぐすい=薬)という沖縄古来から伝わる食の考えを取り入れた料理でございます。

改めて確認しておきますが、朝食も宿泊料金に含まれていて、追加料金無しでOKです。

午後には「オーシャンアフタヌーンティー」(14時半~16時半)が行われます。英国スタイルで提供される沖縄を意識した軽食やフルーツを、プールサイドのテラスで…。なかなかの優雅な時間の過ごし方でございます。

ちなみにラウンジで提供されるサービス全て、プールサイドで受けることが可能です(プールサイドは日没まで利用可能)。重ねての報告ですが、こちらもまた宿泊料金に含まれているサービス。追加料金不要でございます。

◆お酒のサービスも

アフタヌーンティーの後、次にラウンジに来るべき時間は17時半からの“スターリーナイトイブニングカクテル”タイム(~19時半)。お酒好きに嬉しい8種類のカクテルとカナッペを(一部を除いて)無料で楽しむことができます。

お酒を飲めない人にはバージンカクテル(ノンアルコール)が4種類ほど用意されているので安心です。オリジナルカクテルにはそれぞれストーリーがあり、それらがカクテルの解説とともに書かれた絵本のようなメニューが小洒落てますな。

次回は、ディナーや館内施設、アクティビティを紹介します。

後編はこちら

【ANAインターコンチネンタル石垣リゾート】
問い合わせ:0980-88-7111(代表)
公式サイト

“NO 密・濃密” 旅行作家 Manoue Yamashita 山下マヌー

雑誌編集者を経て旅行コラムニスト/作家に。渡航回数350回超、最新刊『山下マヌーのランキンハワイ最新版』で著作は62冊に。

Travel columnist&writer after a magazine editor.
Over 350 times to foreign travel, and over 60 books of the copyright so that work.


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Oggi5月号46ページに掲載しているアルアバイルのライトベージュのジャケットの値段に誤りがありました。正しくは¥49,500になります。
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