トップスとは? アウターとの違いも
実は「トップス」という言葉だけでファッションを表現するのはとっても不便。「アウター」や「インナー」といった区別があるおかげで、コーデのポイントなどを表現することができるのです。
トップスとは、一般的に「上半身に着る服すべて」を指します。アウターとは衣服のもっとも外側に着る服のこと。通常ジャケットは「トップス」に分類されますが、春や秋の防寒として取り入れる場合は「アウター」と表現されることもあります。
〈POINT〉
・ロング丈のアイテムでもベースがトップスなら「トップス」
ミントカラーのシャツワンピース。丈が長くワンピースではあるものの、ベースがシャツなのでトップスに分類されます。
・定義はトップスでも羽織りとして活用する場合は「アウター」と呼ぶことも
ジャケットの定義はトップスですが、写真のように寒さ対策の羽織りとして活用する場合はアウターと表現されることが多々あります。ジャケットに限らず、カーディガンやジレ、シャツも同様で、どう着るかによって呼び名が変わります。
・重ね着をする場合はアウターの下が「トップス」、その中は「インナー」
この場合、一番外側に着ている白ジャケットはアウター、イエローニットはトップス、中に着た白タートルカットソーはインナーと呼ばれることが多いです。
トップスの種類を写真で確認しよう
解釈が曖昧なことって、話を聞いただけだと内容を理解しきれないことがありますよね。どこかモヤモヤしていた・ちょっと自信がなかった【トップス】について、写真を見ながらチェックしていきましょう。
カットソー
カットソーとはその名の通り、生地をカットして縫い合わせた服のこと。カジュアルなスタイルにマッチしやすいトップスです。色やフォルムによってはきれいめコーデにもぴったり。
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Tシャツ
Tシャツもトップスの仲間。コットンが主流で、襟はついていません。長さがあると迷いますが、ロング丈でもTシャツはトップスです。
シャツ
1枚でコーデが完成するシャツもトップスです。中に着るTシャツもトップスになりますが、「インナー」と表現することでコーデのイメージがしやすくなります。
シャツワンピース
長さがあるので迷いますが、長さ関係なくシャツなのでシャツワンピもトップスに分類されます。
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ブラウス
ブラウスはトップスに分類されます。最近ではパフ袖のような映えブラウスが人気。キレのある黒パンツでモード顔を引き立てるのが着こなしのコツです。
ニット
冬の定番・ニットもトップスです。
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パーカー
カジュアルコーデに人気のパーカー。前開きもプルオーバーもトップスです。
タンクトップ
タンクトップやキャミソールもトップスです。写真のように、上にアイテムを重ねている場合はインナーと呼ばれます。
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トップス? アウター? 判断が難しいアイテム
レイヤードの際など、どこまでを「トップス」と呼ぶのでしょう? 正しい定義というよりも、ニュアンスで表現されることの多いファッション用語。たくさん見聞きしていくことで、感覚で分かるようになっていきます。
ジャケット
ジャケットも定義としてはトップスです。ただし、春や秋口の寒さ対策に羽織る場合のジャケットは「アウター」と表現されることもあります。下に着ているブラウスは「インナー」と表現されます。
ベスト
ベストもシャツもトップスですが、この場合、下に着ているシャツは「インナー」と表現します。
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ジレ
ジレとはベストのことで、こちらもトップスです。フランスで使われている言葉で、ジャケットなどのインナーとして着用するアイテム。現代のレディースファッションでは「ミドル丈またはロング丈のジレ」がトレンドで、コートのインナーにしたり、軽めのアウターとして着ることが主流になっています。
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カーディガン
カーディガンもトップスです。この場合の下に着ているトップス(フリルブラウス)は「インナー」と表現されます。
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コート
定義としてはコートもトップスになりますが、外出の際にはおるものは「アウター」と呼ぶのが一般的です。
最後に
トップスの定義とアウターやインナーとの違いについて解説しました。「トップス」を指す定義が広すぎるので、「アウター」や「インナー」など区別して表現するとわかりやすくなります。服の名称にとらわれず、どう着用するのかが決め手に。
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