セルフプレジャーはカラダにどんな効果があるの?
セルフプレジャーを医療の観点からみると、どんな効果があるのでしょう? 女性医療クリニックLUNAグループで理事長を務める関口由紀先生にお話を伺いました。
今回はセルフプレジャーを行う時に気をつけるべきことについて。
医師が考える、セルフプレジャーの意味とは?
セルフプレジャーをすると、簡単に身体の状態を副交感神経優位に切り替えることができる、と関口先生は話します。
人間というのは生活のリズムが大切。理想的には交感神経優位な状態と副交感神経優位な状態が、バランスよく、しかも規則的に組み合わされていると良い状態なのだそう。
若いうちは交感神経と副交感神経の切り替えはスムーズに行われますが、加齢やストレス、過労などによってその切り替えがうまく行われなくなる場合があり、そういった場合に交感神経と副交感神経の切り替えを行う方法の1つとして、有効なのがセルフプレジャーなんだとか。
交感神経優位になりがちな生活の人でも、セルフプレジャーを行うことで、簡単に身体の状態を副交感神経優位に切り替えることができるということですね。
また、セルフプレジャーの経験のある女性とそうでない女性とでは、経験のある女性のほうが圧倒的に自分自身の身体のことを知っているようです。学習的な意味合いとして、セルフプレジャーで自分の身体を知っていた方が、セックスの相手にも自分の好みを伝えやすいというメリットがあるとも話していました。
セルフプレジャーで気をつけるべきことは?
セルフプレジャーを行う際に気をつけるべきことは、手指を清潔に保つこと。
爪が長くても問題ないそうですが、石鹸を使って洗い逃しの無いように丁寧に洗うことが大切だそうです。
グッズも同様に、清潔に保つことが重要とのこと。使用後のグッズは中性洗剤で洗うとより衛生的で良いようです。
副交感神経を優位にできたり、パートナーとの性生活の向上ができたりするなど、メリットも多いセルフプレジャー。手先の清潔を保って、安全に衛生的にしたいですね。
情報提供/iroha
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TOP画像/(c)Shutterstock.com
関口 由紀先生
女性医療クリニックLUNAグループ理事長であり、横浜市立大学客員教授、日本泌尿器科学会専門医、日本性機能学会専門医等も務める。
2007年、横浜市立大学大学院医学部泌尿器病態学修了。
2005年、横浜元町女性医療クリニック・LUNAを開設。現在は女性医療クリニックLUNAグループの総帥として、横浜・大阪に3つの女性医療専門クリニックを展開。