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2021.03.10

なぜ起きる?「武者震い」の意味とその原因、止め方・使い方について一挙ご紹介

あなたは「武者震い」を起こした経験はありますか? 重要な会議や交渉の席に着くときなど、寒いわけでもないのに体が震えるような経験をしたことがある人も多いかもしれません。本記事では、この「武者震い」の意味やその原因、止め方について解説します。

【目次】
「武者震い」の意味や原因
怒りではない?「武者震い」の原因
「武者震い」の使い方を例文でチェック
「武者震い」の類語にはどのようなものがある?
最後に

「武者震い」の意味や原因

(c)Shutterstock.com

重要な会議や交渉の席に着くときや、強い相手との試合に臨むときなど、寒いわけでもないのに体が震えるような経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?

このような状態のことを「武者震い」と表現します。経験したことのある人の中には、なぜ起こるか疑問に思ったことのある方もいるかもしれませんね。

今回は「武者震い」の意味や使い方、「武者震い」が起こる原因と止め方についてご紹介したいと思います。

「武者震い」の意味と語源

「武者震い(むしゃぶるい)」は「重要な場面などで、興奮で体が小刻みに震えること」という意味があります。「武者振るい」と書くこともありますよ。

よく「恐怖や緊張をやせ我慢しているせいで震えている」と勘違いされている人もいますが、誤用なので注意が必要です。

「武者震い」の語源は、「武者が戦に向かう前に、適度な緊張で気持ちが高まり、震える様子」だと言われています。

「武者」とは、「主人に仕え、戦いに従事する人」のことです。「女武者」という表現もありますが、「武者」自体に男性という指定はありません。

そのため、「武者震い」は性別に関係なく使用できる言葉です。

怒りではない?「武者震い」の原因

(c)Shutterstock.com

寒さや恐怖以外で震えるような状況で思い浮かぶものに「怒り」もありますよね。「怒りに震える」という表現もありますが、残念ながらこちらも「武者震い」の原因にはならないのです。

「武者震い」のように体が自然に震える現象に関係あるのが、「心因性発熱」。

命の危機にさらされるような状況に遭遇したとき、生き物は急性ストレス反応によって、体温が平熱よりも上昇するという事象があります。

生き物の体には体温を上昇させることで体の動きを最大限に高めようとする現象があり、「武者震い」はその体温を上昇させるための反応のひとつなのです。

「武者震い」をする場面とは?

「武者震い」は、前述の通り急性ストレス反応によって起こる震えのことを表します。つまり、強いストレスがかかるような場面で「武者震い」は起こります。

現代社会だと大事な仕事や試験など、「これだけは絶対に失敗できない」と思うような場面で、「武者震い」は起こりやすくなりますよ。

「武者震い」の止め方

ストレス反応によって起こる「武者震い」を止めるには、ストレスの原因となる過度な緊張を和らげることが大切です。

重要な試験や会議まで時間があるのなら、ゆっくり自分だけの緊張緩和方法を見つけることができますが、そうではないときもありますよね。

そんなときにオススメなのが「深呼吸」。昔からよく言われる緩和方法ですが、実は本当に効果があるのです。

過度な緊張を和らげたいときには、息を吸う時間と吐く時間の割合が1対2になるように意識しましょう。また、それ以上に大切なのが、「とにかく意識してゆっくりと行うこと」です。

しっかり呼吸を行うことで、交感神経の過度な働きを和らげて、バランスを整えることができますよ。

ゆっくり呼吸をしているほどの時間もない、というときにオススメなのが「あえて2、3秒ほど全身に力を入れること」です。

スポーツなどの試合でも取り入れられている緊張緩和方法です。一度全身に力を入れてから力を抜くことで、余分な力を抜くことができますよ。

「武者震い」の使い方を例文でチェック

(c)Shutterstock.com

「武者震い」の意味や原因についてのご紹介でした。続けて、「武者震い」の使い方について、例を挙げてご紹介します。

1:「重要な仕事を任された喜びで武者震いが止まらない」

「武者震い」のよくある使い方のひとつです。興奮して気持ちが高まっている様子を表していますよ。

2:「スタートラインに立った彼女は武者震いをしていた」

一般的に「武者震いがする」という言い回しをする際は、話し手自身の状態を表します。話し手以外の人が「武者震い」している様子を表したいときは、「武者震いをする」という言い回しで表現することができますよ。

3:「これは怖くて震えているんじゃなくて、ただの武者震いだ」

会話などで「武者震い」を使うときは、恐怖や緊張を隠すために使うこともあります。他人から見ると、「体が震えている」という状態は共通しているので、このように言い訳として使われることが多いのです。

「武者震い」の類語にはどのようなものがある?

(c)Shutterstock.com

最後に、「武者震い」の類語をご紹介したいと思います。

1:身震い

「身震い」は「体が震えること」という意味としての類語です。

「身震い」は、「寒さや恐ろしさで体が震えること」を表しています。意識的に体を震わせる際にも「身震い」を使うこともできますよ。

2:戦慄

「戦慄」は「せんりつ」と読みます。「戦慄」の意味は「恐ろしさのあまり体が震えていること」です。

医療用語では「風邪などで高熱が出たときに、体が震えること」を指しますよ。

3:高揚

「高揚」は「体が震える」という意味はないものの、「重要な場面に興奮する」という意味では類語のひとつと言えます。

「高揚」の意味は、「精神や気分が高まること」。「高揚して身震いした」のように、「体が震える」という説明を付け足すことで「武者震い」と同様に使うことができます。

最後に

(c)Shutterstock.com

「武者震い」についてのご紹介でした。

「武者震い」は「重要な場面などで、興奮して体が震えること」を指す言葉です。「武者震い」は急性ストレス反応によって起こります。

最近では恐怖や緊張をごまかすときに「武者震い」を使うこともあります。はたから見ると滑稽に思えるかもしれませんが、自分を励ます言葉としては有効ですよ。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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