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2021.03.09

大人なら知っておきたい!「言外(げんがい)」の正しい意味や使い方、類語などを解説

「言外」という言葉をご存知でしょうか? 誤って「ごんがい」と読んでいたり、実は正しい意味を知らないという人も少なくないはず。本記事では、「言外」の正しい意味や使い方、類語などを例文を用いて解説していきます。

【目次】
「言外(げんがい)」の意味とは?
「言外」の使い方を例文でチェック
「言外」の類語にはどのようなものがある?
「言外」を使う時の注意点
最後に

「言外(げんがい)」の意味とは?

(c)Shutterstock.com

「言外」は「げんがい」と読みます。「ごんがい」と読むのは誤りですので、注意しましょう。「言外」とは、言葉に出さない部分のこと。直接言葉にしなくても、相手の表情や口調、態度などからさまざまな情報を受け取りますよね。こうした言葉以外の情報を「言外」と表現します。

また、文章や会話内においても、「言外の意味を汲み取る」や「言外の意味を読み取る」といった言い回しで用いられます。単に「言外から」と表現した場合も同様の意味になります。

「言外」の使い方を例文でチェック

「言外」を実際のセリフにしてみました。具体的な使い方を見ながら、理解を深めていきましょう。

1:「“その企画には乗り気ではない”ということを、言外ににおわす」

「言外ににおわす」とは、「言葉に出していない部分を、遠回しに言う」という意味。はっきり言葉にせずに、自分の意思を周りに察してもらおうとする状況を表しています。

ここで注意したいのは、「言外ににおわす」という行為は受け手がどう解釈するか不確かなため、真意が伝わるかどうかは定かではないということ。相手がどれだけ真意を汲み取ってくれるかに、かかっています。特に、手紙やメールなどの文章において「言外ににおわす」行為は、非常に難易度が高くなりますよ。

2:「彼は、“別れたい”という意思表示を言外に滲ませた」

「滲む(にじむ)」とは、文字や図柄などの輪郭がぼやけてひろがるさまのこと。つまり、「言外に滲む」とは「言葉以外の部分を曖昧にしながらも伝えている」という意味になります。この例文の場合は、“別れたい”という核心には直接触れないけれど、ほのめかしていることになりますね。

3:「上司の話の言外から、私は次の人事異動の対象者なのだと感じた」

相手が話す言葉の端々、または態度から、直接言われてはいなくても、相手の真意に気付くことってありますよね。例文の場合は、明言せずとも上司から自分に対する言動を見て、考えを読み取っています。

「言外」の類語にはどのようなものがある?

(c)Shutterstock.com

「言外」は、どのような言葉に置き換えられるでしょうか? 類語をご紹介します。

1:「行間を読む」

「行間」の読み方は、「ぎょうかん」。「(文章の)行と行の間」のことを言いますが、文字には表われない筆者の気持ちを表現する際にも用いられます。つまり、「行間を読む」とは、「文章には直接書かれてはいない、真意を読み取る」ということ。

「行間を読む」は、文章に限らず、会話でも使われます。会話の場合は、相手の声のトーンや表情などが「行間」に当たりますね。この他、「行間に滲む」という表現もしますよ。

2:「空気を読む」

「空気を読む」とは、その場の雰囲気から、状況を判断すること。全体の雰囲気を感じて、自分はどのような対応をしたらいいのか、相手が望んでいることは何か、などを察することです。

例えば、ランチのお店をイタリアンか和食、どちらのお店にするかグループで考えている場合。本当は和食が食べたいけれど、グループの多くの人がイタリアンと言っているから、自分もイタリアンに決めたとします。こうした行為は、「空気を読んだ」ことになります。

3:「ほのめかす」

「ほのめかす」は、本心や真実を、それとなく態度や会話のはしばしに表すこと。漢字にすると、「仄めかす」と書きます。最近では「におわせ」とも表現されますね。

「言外」を使う時の注意点

(c)Shutterstock.com

「言外」を使う時に、誤りがちな注意点をご紹介します。覚えておきましょう!

1:「言外にほのめかす」は二重表現!

先述しましたが、「ほのめかす」は「言外」の類語にあたります。ですから、「言外にほのめかす」は、二重表現です。つい使ってしまいがちですが、注意しましょう。

2:「言外に言う」は誤用!

ここまで読んできていただいた方はお分かりになるかと思いますが、「言外に言う」は、誤用です。なぜなら、意味が矛盾しているから。「言外」は「言葉に表さない部分」ですよね。それを「言う」というのは、おかしなこと。「言外に言う」という表現はありませんので、こちらも注意が必要です。

3:「言外の余情」は、二重表現!

「余情」とは、直接言葉にはならない豊かな味わい・情趣のこと。ですから、「言外の余情」も二重表現です。正しく表現するなら、「言外にある趣(おもむき)」もしくは一言で「余情」、「余韻」となります。

最後に

(c)Shutterstock.com

直接言わなくても、その場の雰囲気や文脈で意味を伝える「言外」。正しい意味や使い方について、この記事を通してご理解いただけたでしょうか?

言葉以外の情報を読み取ることは、学校の授業で習ったわけではないけれど、いつの間にか身につけているコミュニケーション手段の一つですね。ストレートに伝えた方がいいときもありますが、「言外ににおわせる」ことで感じ取ってもらう方がいいときもあります。全体の空気を感じながら、豊かに意思の疎通を図っていきたいですね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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