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2021.03.03

今さら聞けない!「三者三様」の正しい意味や使い方とは? 類語・十人十色との違いを解説

「三者三様」という四字熟語の意味を正しく知っていますか? 聞いたことはあっても、正しく使えているかは少し自信がないという方もいるかもしれません。本記事では、「三者三様」の詳しい意味と使い方から、「十人十色」「三人三様」などの類語との違いも解説します。

【目次】
四文字熟語「三者三様」の意味・対象・十人十色との違い
「三者三様」の使い方を例文でチェック
「三者三様」の類語にはどのようなものがある?
最後に

四文字熟語「三者三様」の意味・対象・十人十色との違い

(c)Shutterstock.com

まずは、「三者三様」の意味から解説していきます。

三者三様の意味

「三者三様」は「さんしゃさんよう」と読みます。「三人いれば、三通りの考え・やり方・形などがある」、つまり「やり方や考え方が人それぞれ違うこと」という意味です。

「三者」は、「第三者」という言葉の略として用いられます。一人称は「自分」、二人称は自分が話している「相手」のことで、三人称はそれ以外の人や物すべてです。つまり「第三者」とは三人称であり、「当事者以外の人」という意味。当事者以外の人たちの、いろんな考え方ややり方を尊重する、つまり「人はそれぞれ違う」という意味の言葉として「三者三様」が用いられます。

「考えややり方が人によって違うこと」「人それぞれであること」を表現したい場合に「三者三様」と言います。また、人だけではなく、商品や案など物事にも使用できることがポイントです!

三者三様の対象

「三者三様」は、対象とする人数に限らず使うことができます。「三者三様」の「三者」は、あくまでも例えに過ぎず、人数を問わずに使えるのです。

似た言葉で、「三人三様」があります。「三人三様」は、「三人の考えなどがそれぞれ違うこと」という意味の言葉で、「人それぞれ」というニュアンスでは「三者三様」と似た表現です。「三人三様」は話題になっているのが三人、つまり特定の三人の場合にのみ使います。

「三人三様」は「特定の三人」を指して、行動や考えなどが異なることを示す際に使う。一方の「三者三様」の「三者」は、人数を問わずに使われますので、覚えておきましょう。

(c)Shutterstock.com

十人十色との違いとは?

「三者三様」の類語には、「十人十色」があります。「十人十色」は、「じゅうにんといろ」と読みます。「十色」の「色」は、思想・性格・趣味・嗜好などを表しています。「人の好むところ・思うところ・なりふりなどが一人一人みんな違うこと」という意味。

「三者三様」「十人十色」のいずれも「数」を使った表現で、意味も似ています。他には「百人百様(ひゃくにんひゃくよう)」という言葉もあります。「百人百様」もまた「人それぞれ」という意味ですが、数字が大きいだけに、規模の大きい事柄に対して使うのが一般的です。少人数を比較する場合には、「三者三様」が適切と言えるでしょう。このように、表す対象の規模によって、数字を使い分けます。

また、「三者三様」と「十人十色」はプラスのイメージでしか使いません。人それぞれ違うことを意味しているため、マイナスなイメージになりやすいですが、どちらも違うことを肯定する場合に使う言葉ですので、覚えておいてくださいね!

「三者三様」の使い方を例文でチェック

(c)Shutterstock.com

「三者三様」は実際にどのように使うのか、チェックしていきましょう。

1:「考え方や意見などは三者三様だということを心得て、会議を進めていく必要がある」

「人それぞれ違う」という意味を持つ「三者三様」は、互いの違いを肯定するような場面で用いられる表現です。また、意見が食い違った場合には、「三者三様の考えがあって当然だ」という言い方もできます。

「三者三様」という言葉そのものは、悪い意味で使われることはあまりありませんが、「会議では三者三様の意見が飛び交い、いまだ結論が出ていない」という風な表現をすることもあります。会議などは、一定の合意に達する必要がありますから、みんなバラバラではよくありませんね。各人の個性や意見などを尊重しつつ、誰もが納得できる結論に達することが大切です。

2:「同一チームのメンバーではあるが、彼らは三者三様に仕事を進めている」

例文は、各人がそれぞれの方法で動いているという意味合いで、「三者三様」を使用している例です。それぞれの人の個性を尊重するという意味。違いを肯定したい場合によく用いられる「三者三様」は、人の性格や考え方のほか、やり方や行動に対して使うこともできますね!

3:「このプロジェクトは、たくさんの知識や考え方が必要だ。まさに三者三様で、無限の可能性を秘めている3人なら成功に繋がるだろう」

ビジネスのシーンでは、人と人との関わりが重要な場合が多いですよね。特に、考え方は人それぞれ。また、好みや、苦手なことなども様々です。だからこそ、気づきもしなかったアイデアがひらめいたりもするでしょう。「三者三様」だからこそ、成功することも多いのでは? それゆえに、ビジネスのシーンでは、悪い意味で使われることが少ないのでしょう。

「三者三様」の類語にはどのようなものがある?

(c)Shutterstock.com

「三者三様」の類語をご紹介します。

1:「千差万別」

「千差万別」は、「せんさばんべつ」と読みます。「様々な種類があり、それぞれが異なっている」という意味。「千」「万」は数の多いことを示し、「差」「別」は違いや区別することを示しています。つまり、「千差万別」とは「人や物や事柄などには様々なものがあり、その違いもまた様々である」という意味です。

「千差万別」の一番の特徴は、人だけでなく「もの」に対しても「千差万別の品物」などと使うことができる点にあります。

例文:「哲学を勉強していると、哲学者の考え方が千差万別であることに驚かされる」

2:「各種各様」

「各種各様」は、「かくしゅかくよう」と読みます。「各種」は「違う種類」、「各様」は「それぞれに違っている様子」を表します。つまり、「一つ一つが、それぞれ異なった種類・状態であること。人によって、それぞれやり方などが違うこと。人さまざま」という意味。人自身に対してというよりは、人の考えなどに対して使うことが多い言葉になります。

例文:「各種各様のいずれの状況にも十分に対応できるよう準備した」

3:「各人各様」

「各人各様」は、「かくじんかくよう」と読みます。意味は「人はそれぞれ、考えも見た目も様々であること」です。たとえば、「各人各様の方法がある」「各人各様、好き嫌いがある」といったように使います。「各人」は「ひとりひとり」、「各様」は「一つ一つ様子が異なること」を表しています。

例文:「好みは各人各様だから、この服のデザインが好きな人もいれば嫌いな人もいるだろう」

最後に

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いかがでしたか? 「三者三様」は、「人それぞれ」「意見や考えはみな違う」という意味で、比較的少ない対象について言う際に使うのが良い表現でしたね。仕事をしていると、学生時代とは違い色々な人がいて、他人と意見が違うことは当たり前だということが解ってくるのではないでしょうか? それぞれの意見を尊重しながら、仕事をしていきたいですね!

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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