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2021.02.16

大人なら説明できるようにしたい!「畜生(ちくしょう)」の正しい意味や語源から使う時の注意点を紹介

「畜生」という言葉の意味について、あなたは正しく理解していますか? 最近ではアニメや漫画などで目にする機会も多いため、聞いたことはあっても正しい意味を知らないという人も少なくないはず。本記事では、今回は意外と知らない「畜生」の正しい意味や使い方について解説します。

【目次】
「畜生」の読み方・意味・語源などについて
「畜生道」の生涯と寿命とは?
「畜生道」に生まれてしまう原因とは?
「畜生」を使う時の注意点
最後に

「畜生」の読み方・意味・語源などについて

「畜生」という言葉を、あなたはご存じでしょうか? 最近ではアニメや漫画などで目にする機会も多いため、知っている人も多いかもしれませんね。ただ、「畜生」という言葉を知っていても、正しい意味を理解できている、と自信を持って言うことができる人は、実はあまり多くありません。

(c)Shutterstock.com

今回は意外と知らない「畜生」の正しい意味や語源、使うときの注意点をご紹介したいと思います。

◆畜生の読み方

まずは、「畜生」の読み方についてご紹介です。「畜生」は、「ちくしょう」と読みます。「畜生」という言葉は元々仏教用語です。ただ、現在では仏教用語としての「畜生」と、仏教と関係なく「畜生」を使う場合とあります。

◆畜生の意味

「畜生」の意味を大きく分けると、仏教用語としての「畜生」と、仏教用語ではない「畜生」のふたつです。仏教用語ではない「畜生」の場合、獣や鳥といった「人間以外の生き物」のことを指しています。

また、その意味が転じて「人間に値しないもの」、つまり「人間として許されない行為や性格」のことを表す際にも使われますよ。他にも、悔しい思いや怒りを感じたときにも「畜生」は使われることもあります。

◆畜生の語源

(c)Shutterstock.com

前述の通り、「畜生」は元々仏教用語でした。仏教用語でも、「畜生」の意味は、「人間以外の生き物」。しかし、仏教用語では、ただ「人間以外の生き物」のことを表しているのではありません。

正確には、「生前に愚痴が多く、反省することも知らず、さらにそれを恥ずかしいと思わないものが生まれ変わった姿」のことを指しています。

仏教では、生前の行いで死後の行き先が変わる「六道輪廻」という考えがあります。「畜生」が生まれ変わる「畜生道」は、その中の三悪道と呼ばれる世界。三悪道という名前だけでもわかる通り、「畜生道」は悪行を行った報いとして、生まれ変わる世界のひとつです。

◆腹が立ったときに言う「チクショウ」と「チキショウ」の違い

腹が立ったときや悔しいときの言葉を文字に起こすと、「チクショウ」と書く人もいれば、「チキショウ」と書く人もいますよね。この「チクショウ」と「チキショウ」は、どちらも仏教用語の「畜生」がもとになっている言葉です。そのため、意味の違いというものはありません。

「畜生道」の生涯と寿命とは?

(c)Shutterstock.com

「畜生」の意味や語源についてのご紹介でした。続いて、「畜生」の語源に関わる「畜生道」についてのご紹介です。

◆畜生道の生涯

「畜生」が生まれ変わる世界である「畜生道」。「ものを考えたりせずに済む生き物に生まれ変わった方が、人間より楽なんじゃ?」と思う方もいるかもしれませんね。しかし、「畜生道」は6つある世界の中で、下から3番目にあたる世界。そこは、まさに「弱肉強食」の世界であり、互いに殺し合いや食い合いをして生きるしかない世界です。

いつ襲われるかわからず、常に恐怖を抱きながら生きるため、昼も夜も心が休まることはありません。夜寝ているときに少しでも物音がすれば飛び起き、少しでも危険を感じれば必死に逃げ出す。それでも、捕まれば最後、食われて死んでしまいます。

強い動物に生まれ変わったとしても、人間に撃ち殺されたり、牛や豚に生まれると、一生タダ働きをさせられたり、出荷されて食べられたりすることも。そんなシビアな世界が、「畜生道」なのです。

◆畜生の寿命

「畜生」の寿命は、生まれ変わる種類によってかなり大きな差があります。例えば魚に生まれ変わり、孵化してすぐに食べられて死んでしまう場合もあれば、亀などのように人間よりも長い場合も。ただし、人間より寿命が長いとしても、その間常に不安に怯える弱肉強食の世界を過ごすことになります。

「畜生道」に生まれてしまう原因とは?

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「畜生」に生まれ変わる原因は、「愚痴が多く、恥知らずな人」。仏教でいう「愚痴」とは、「物事の真実を知らない・知ろうともしないこと」を指していて、人間の煩悩の中でも最も悪質なものだと言われています。

例えば、嫌なことや納得できないことが起こったときに、その原因を知ろうともせず、ただ文句を言うことを「愚痴」。そして理由を知らないため、反省をすることができない姿を「恥知らず」と言います。

「畜生道」に生まれないためには、人としてどういう行動をとるのがいいのかを考え、自分の行動を道理に照らし合わせて反省すること。そして、やたらと文句を言わず本能や煩悩のままに悪事を働かないことが大切ですよ。

「畜生」を使う時の注意点

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これまでご紹介した通り、「畜生」は「人間以外の生き物」や「人間に値しないもの」を指して使う言葉であり、あまり上品な言葉とは言えません。

人に対してこういった言葉を使うこと自体が、「畜生道」に生まれてしまう原因になることも。そのため、人に対して「畜生」を使いそうになったときには、果たして本当にその言葉を使うべきなのか、しっかり考えることが重要です。

最後に

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「畜生」についてのご紹介でした。いかがだったでしょうか? 「畜生」は元々「人間以外の生き物」を表す仏教用語です。最近ではアニメなどから身近な言葉となっていますが、本来の「畜生」は気軽に使うような言葉ではありません。「畜生」の正しい意味を理解し、「畜生道」に落ちるような人生を送らないよう、生きていくことが大切ですよ。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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