川上さやかさんが伝授!
「コーディネートに悩まない、すっきり収納」クローゼット
スタイリスト 川上さやかさん
元銀行員という経歴を生かした、リアルな着こなし術が人気。無類のベーシック好きで、クローゼットにも顕著にその傾向が。
TIP 1|厳選アイテムをカテゴリ別→色別に。迷いなく、着たい服が手に取れる
「無印良品のユニットシェルフを並べ、クローゼット代わりに。アウター・トップス・ボトム… とシェルフごとにカテゴリを分け、さらにアイテムを色別にグラデーションで収納。どこに何があるかがすぐにわかるのでノンストレスでコーディネートが組めるんです」(川上さん)
空きペースはとことん利用
ハンガーを統一して収納力UP!
黒パンツが多い! などの傾向も一目瞭然
TIP 2|デニムやストールはたたんで取り出しやすく
「デニムやコーデュロイなど、シワが気になりにくいラフなボトムは、たたんで収納。これも色別に積んでいます。この時期欠かせないストール類もコーディネートの最後にぱっと手に取りやすいよう、大きくたたんで1ヶ所にまとめて。
デニム類はフロントやタグなどの特徴で判別するのでたたみのほうがわかりやすく、ストールも大判サイズが多いのでたたんだほうがムダなスペースをとらずにすみます。たたむ→ハンガーにかける… という手間の短縮にも」(川上さん)
タグなどの特徴がすぐ見える状態に
たたむことでスッキリ!
TIP 3|よく身につけるものだけをジュエリーボックスに
「持っているものを全部出しておいても、コーディネートに悩みすぎてしまうだけ。洋服同様にアクセサリーもよく使うものだけをボックスにまとめ、クローゼットの脇にあるチェストの上に。華奢なアクセサリーも、見やすく・取りやすいよう、重ねずに並べます」(川上さん)
見やすいよう整然と並べて
閉じるとコンパクトに!
TIP 4|靴を交互に置き見やすく、省スペースな収納に
「アクセサリー同様、靴もよく履くものだけを玄関収納に置いています。とはいえこれだけあるので… 傘立てのスペースまで侵食(笑)。100均のラックを重ね、6足分のフラット靴スペースを確保しました。
つくりつけのシューズボックスに入れている靴は、片足ずつ逆向きにしまうことで、スペースを有効利用するようにしています。また、ここでも色分け収納を活用し、パッと見た瞬間の直感的なわかりやすさを追求!」(川上さん)
100均のラックで収納スペースを拡大
TIP 5|バッグは見せる&ボックスに収納
「以前はバッグひとつひとつを袋に入れていましたが、今は使い勝手重視で〝見せる収納〟にチェンジ。サイズやフォルムがバラバラで自立しないものも多いミニバッグは無印良品の布製ボックスにまとめます。とはいえ、ボックスはオープンタイプをセレクト。見やすく、すぐ手に取れることには変わりありません。
無印良品の布製ボックスがかなり便利! シェルフの隙間を生かした収納がしやすく、かつしまうものがないときは、このボックスそのものを折りたたんでしまっておける点もスマートです。ミニバッグだけでなく、サブバッグやニューノーマルの必需品・ショッピングバッグの収納にも活用しています」(川上さん)
素材感をそろえて見た目にも美しく
〝無印良品〟の布製ボックスが手放せない!
●この企画で掲載しているアイテムはすべて私物です。商品に関する各メーカーへのお問い合わせはご遠慮ください。
2021年Oggi2月号「Oggiスタイリストの超機能美なクローゼットの作り方」より
構成/旧井菜月
再構成/Oggi.jp編集部