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LOVE

2021.01.17

人生最大の失恋を経てアメリカ人とスピード婚。私がした大胆行動は…

人生最大の失恋を経験し、ハワイでスピード婚したアラサーエリの結婚エピソードをお届けします。〈アラサーライター エリの『国際結婚を叶えたアラサー女子』シリーズ〉

アラサーライター エリ

【国際結婚を叶えたアラサー女子 #1】出会いの場所やきっかけは?

みなさま、はじめまして。アメリカ人の旦那とハワイでのんびり暮らすアラサー、エリと申します。今後さまざまな国際恋愛/結婚ネタをお届けできればと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

Oggi世代ともなると、一度は外国人男性とのデート経験があるという方も多いのではないでしょうか?

私の周りにも、外国人男性との恋愛経験者や国際結婚をした友人知人が結構おります。留学先や仕事先で出会った子、日本に住みながらマッチングアプリやバーで出会った子など、出会いの場所・きっかけはみんなそれぞれ。

言語や文化の違いなど乗り越えなければならないハードルはあるけれど、だからこそ学べることや普段とは違う体験ができるのも国際恋愛の醍醐味。

国際結婚を叶えたアラサー女子』シリーズでは、数回にわたり実際に国際結婚をしたアラサー女子達の多彩なラブストーリーを紹介していきます!

きっかけは人生最大の大失恋?

(c)Shutterstock.com

今回最初の記事なので、まずは私自身の話から書かせていただけばと。現在は結婚4年目、ハワイで出会ったアメリカ人の旦那と付き合って約半年で結婚しました。

私がハワイに来たのは5年前。東京に住んでいた頃、「絶対にこの人と結婚したい!」と思うほど大好きだった彼に振られ、人生最大の失恋を経験(涙)。二人の思い出が詰まった東京駅を見ては号泣、皇居を見ては号泣…、と日常生活の中で蘇ってくる思い出がとにかく辛く、どうにか断ち切るためにも環境を変えることを決意。

せっかく環境を変えるなら海外に行くのもありだな〜なんて考えていた時、タイミングよく友人を通してハワイで働かないか? とのお誘いが。結婚の予定もない、彼氏もいない、おひとりさまの私に躊躇する理由なんて何もない! と、迷わずハワイ行きを決心しました。

ハワイに来てからは、慣れない土地と慣れない仕事に手一杯だったこともあり、失恋の記憶なんて遥か彼方へ。おまけに現地では想像以上に様々な男性との出会いが!

同じコンドミニアムに住む年下のイケメン、同僚の旦那さんが紹介してくれたローカル銀行マン、友人が紹介してくれたアメリカ本土出身のエンジニア、などなど。

ハワイはまともに働いている独身男性がほぼいないと聞いていたので、期待していなかっただけに嬉しい誤算。

旦那と初めて出会ったのは、同僚が主催したバーベキュー(ハワイはBBQで出会う率が高い笑)。しかし当時の旦那は、長年付き合っていた別の女性と婚約していました。婚約者と参加していたこともあり、特に会話をすることもなく簡単な挨拶を交わした程度でした。

再会から人柄を実感したバーベキューの日

(c)Shutterstock.com

それから半年後、同じ同僚が再度バーベキューを開催した際に一人で参加していた旦那に再会。なんと旦那は半年の間に婚約破棄をしてシングルになっていたのです!

ただ、私はその頃よくデートをしていた別の男性と一緒に参加していたこともあり、旦那と会話をすることはほとんどないまま、2度目のバーベキューもお開きの時間に… と、その時、旦那が「よかったら家まで送ろうか?」と声を掛けてきたのです。

一緒に参加していた男性は用事があって先に帰ってしまったので、丁度私はどうやって家に帰ろうかな〜と考えていたところ(ハワイは車社会なので…)でした。同僚の仲良い友達だったのと、この人絶対安全な人! という第六感が働き迷わずお願いすることに。

車内では他愛もない会話を交わし、別れ際に連絡先を交換。この人穏やかでよい人だな〜くらいにしか思いませんでしたが、後日食事に誘われ二人で会うことになりました。

二人でじっくり話してみると、初めに思った印象からさらに穏やかで温かい人柄を実感。ドキドキする感じはないけれど、ちょっとホームシックになりかけていた私の心をそっと安心感で包んでくれるような優しさ。「居心地のよさに国籍は関係ない」と思った瞬間です!

親や親戚にも会う? デーティング期間

(c)Shutterstock.com

それから毎週のようにデートをするようになり、デーティング(恋人になる前のお試し期間)3週目に義両親に紹介されました。しかも、前もっての告知はなく、たまたま同じタイミングで来ていたコストコの駐車場でカジュアルに立ち話(笑)。

そしてデーティング1ヶ月半後には、アメリカ人の一大イベント「サンクスギビング(感謝祭)」の家族パーティーに招待され、家族全員&一部の親戚とご対面

さらにクリスマスには、デーティングという関係性のまま旦那の実家にお泊まり(当時の私、よく泊まったな… 笑)。

デーティングという文化は何となく理解をしていたものの、恋人になる前から相手の家族とこんなにも交流があったとは想定外(家族が近くに住んでいる場合はよくあることらしいです…)! 旦那の両親は「異国の地から来た息子の彼女候補?」的な他人の私を、いつでも歓迎してくれました。

(c)Shutterstock.com

ちなみに、国際恋愛をする上で日本人が悩みがちな“デーティング”という曖昧な関係。欧米人には告白という文化がなく、友達や家族に「僕のガールフレンド」と紹介されたら彼女なのだと聞いたことはありませんか?

個人的に、真剣交際前にお互いをよく知るデーティングは賛成。でも一人で勘違いはしたくなかったので、今の関係性はどの段階なのかを定期的に確認していました。

そんな私のことを考慮してなのか、デーティングから3ヶ月程経った頃、「彼女になってほしい」とはっきり言われオフィシャルなお付き合いがスタート!

付き合ってすぐ、当時住んでいた家の更新も迫っていたので、私が彼の家に引っ越す形で同棲を開始。また、付き合って7ヶ月後には私のビザの期限が切れてしまうこともあり、その前に結婚しようと言われ、6ヶ月後にバタバタと籍を入れました。

大失恋からの国際スピード結婚。日本での辛い失恋がなければハワイに来ることもなく、旦那に出会うこともなかったので、ある意味当時振ってくれた彼にはとっても感謝しています(笑)。

* * *

みなさんも、辛い失恋はよりよい未来に向かうためのチャンスかも?!

涙で心のデトックスをした後は、大きな一歩を踏み出してみましょう。

トンネルの先には、輝かしい景色が待っているはず(最高に素敵なパートナーも)!

TOP画像/(c)Shutterstock.com

アラサーライター エリ

ハワイ、ホノルル在住。現地マーケティング会社にてホテルや大手ショッピングモールなどのPRに従事した後、独立。現在はフリーランスとしてPRや翻訳業務に携わる。趣味はヨガとカイルアビーチでカヤック。

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