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2021年は軽やかな足元で
あっという間に過ぎてしまった、激動の2020年から新しい年へ。今週仕事始めの人も多いですよね。気持ちも新たに、良い意味で緊張感をもって望みたいもの。
今、ファッションは大スニーカーブーム。お洒落スニーカーやスポーツウェアを普段着に取り入れるとスタイルアップする、そんな時代です。私もスニーカーコーデで取引先にも出かけていますが、最近ココロが「パンプスを履いて、背筋伸ばして出かけたい」気分です。
先月衝動買いしたパンプスとブーティーは共に7.5cmヒール。私にしてはとても珍しい衝動(笑)
撮影やイベントの立ち合い、展示会での終日の接客など立ち仕事も多く、最近のヒールは5.5cm位まで。しかも太めのチャンキーヒールばかりでした。それが… 7.5cmのピンヒールの気分に。
理由は前述した「背筋伸ばして出かけたい」。それって、背筋を伸ばすほどテンションの上がる「お出かけ」を渇望しているのかな? と思います。
ニューノーマルの時代、私たちのお出かけの状況も変化。以前なら一日中、都内を打ち合わせで回っていました。今は打ち合わせに出かけても、事務所に帰ってZOOMミーティング。そして夜の食事会もほぼない。圧倒的に外出時間が短くなっています。いつもより少し高めのヒールを履く勇気も湧いてくる。
もう一つの大きな理由は、走れるほど履き心地のいいパンプスに出合ったからなんです。
クッショニングがすごい! コール ハーンの「グランド アンビション パンプ」
▲グランド アンビション パンプ 75mm
コール ハーンは1928年にイリノイ州シカゴでトラフトン・コールとエディ・ハーンによって設立されたブランド。1988年から2012年の間、ナイキの傘下にあったことも所以か、古くからからメンズシューズの履き心地の良さには定評があり、現在ではレディスコレクションも、履き心地の良さとモダンなデザインが人気のブランド。
このグランド アンビション パンプと名付けられたパンプスは、マサチューセッツの名門アマースト大学のバイオメカニクス研究所とのコラボによって開発されたそう。フィット感、履き心地、柔軟性、そしてクッショニングに優れたパンプスです。
私はショップでもう少しヒールの低いデザインから試着し始めたのですが…。よりヒールが高くしかもピンヒールのこのシューズが、ヒールの低いものより履き心地が良く歩きやすかったんです! ソールのクッションが効いているので、とても足に優しいパンプスです。パテントやカーフもあるのですが、私が購入したスウェードタイプは、特に羊革が柔らかく気に入っています。
コール ハーンは主要百貨店や銀座の路面店をチェックしていますが、実はオンラインストアの使いやすさも◎。今の時期はセールも始まっているので、お得な時期ですね。
靴はECで買ってもサイズ感が違えば返品交換できるので、私は最近抵抗なくECでもお買い物しています。ぜひチェックしてみてください。
立ち仕事には欠かせない愛用バレエシューズ
パンプスで出かけたい♪ といっても、立ちっぱなしの撮影現場やイベント準備の時はもちろん無理(汗)
そんな時の履き替え用に持ち歩いているのが「kurun tokyo」さんのバレエシューズです。
実はブランドスタートの時からのファンで、今5足持っているほど愛用中^^ ここのバレエシューズも本当に履き心地良いですよ~。あと脚が綺麗に見えるデザインが優秀です!
公式サイトでのオンライン販売がメインのブランドですが、最近百貨店でのポップアップも見かけました。ポップアップ情報はインスタグラムをチェックしてみてください。
kurun tokyoは、また改めてきちんとご紹介したい素敵なブランドです。
良い靴は私たちを良い場所へ連れていってくれる!?
2021年が始まりました。一年前は想像できなかった時代の変化の中で私たちは働き、暮らし、生きています。
私自身も変化すること、変えずにいたいこと、さまざまな選択を重ねる日々。大きなうねりの中でも流されないよう地面にしっかり立って、背筋を伸ばして歩いていたいです。
お気に入りの靴を履いて、軽やかにね。
大島文子 BLOOM&GROW INC 代表取締役/ブランディングコーチ
日本発ブランド及びセレクトショップのブランディングや広告宣伝・マーケティング担当に長らく従事。ファッション分野にとどまらずライフスタイル雑貨・ショップ等をプロデュースする。2016年、大人女子に素敵な時間を提供するブランド育成のための、ブランディング&プロモーションコンサルティング会社 (株)ブルーム&グローを設立。
宝塚歌劇とコスメ、美味しいモノが趣味。インスタグラムはこちら。