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2020.12.24

精子DNA損傷の可能性… 精索静脈瘤の原因は? 手術すれば治る?<30代の不妊治療vol.24>

妊活歴が3年目に突入した主婦ライター・34歳クロサワキコの不妊治療体験レポ Vol.24。夫の精索静脈瘤の手術や人工授精、体外受精とステップアップを重ねていくなかで感じてきたリアルな本音をお届け。今回は、精索静脈瘤と不妊の関係についてのお話。

精索静脈瘤の原因は? すぐ手術を受けるべきかどうか…【30代からの不妊治療】

妊活を始めて3年。現在34歳の私の体験から、妊娠を考えているカップルにとって少しでも役に立つような情報をレポート形式でお届けします。

前回は、精索静脈瘤と不妊の関係についてのお話をお届けしました。今回は、精索静脈瘤の原因と手術の必要性についてのお話。

自転車に乗っていたから!? 夫の精索静脈瘤の原因

(c)Shutterstock.com

高校時代は、クーラーのきいた教室で絵を描いていた私と、炎天下のグラウンドで部活をしていた夫。

私たち夫婦が妊活を始めて1年たった頃の2018年の秋、訪れたクリニックでステップアップを勧められましたが、本当に必要なのか分からず、近所の総合病院にセカンドオピニオンを求めにいきました。そこで分かったことは夫の不妊検査回数が不十分であったこと。

また、男性不妊専門医から夫は精子DNAを損傷させる可能性がある、精索静脈瘤と診断を受け、わからないことだらけでプチパニックな私たち。診察室では、私たちの素朴な質問に、医師のI先生が丁寧に答えてくれました。

「精索静脈瘤の原因って何なんですか?」

I先生「う~ん、そうだね。いつできたのかもわからないから、断定することは難しいですが、成長期のころブリーフはいて、睾丸のあたりを締めつけていたとか、自転車によく乗るというのもあまりよくないと言われています」

「あぁ…! 部活する時はいつもブリーフでした…。高校も、チャリで隣町まで普通に通っていたし…」

I先生「あとは、そうだな、ご主人は座り仕事?」

「はい。会社ではずっと座りっぱなしですね」

I先生「そういうのも原因としてあるかもしれない。たまに立って歩いたりするように気を付けてみて」

「なるほど…」

急にうつむいちゃった夫。診察室のなかで夫にかける言葉も見つからず、戸惑うばかりの私。逆の立場だったら、夫はいつも励ましてくれるのに、自分が情けなかったです。しかし、夫は質問を続けます。

「精索静脈瘤って、治せるんですか?」

I先生「精索静脈瘤自体は手術すれば治るよ」

「え? 手術!?」

突然の事態にとてもびっくりしてしまいました。私が、卵管に水を通す検査が怖いとか、ステップアップすると薬の副作用が不安とか、とにかく不妊治療にビビリまくりだったからセカンドオピニオンをもらいにきた総合病院で、まさか夫の手術の話がでるなんて…。

精索静脈瘤の手術ってすぐにしたほうがいいの?

(c)Shutterstock.com

そもそも精液検査は、かなり詳しく調べてもらったけれど、あまり悪い所見はない様子。うつむく夫の横で、私も迷いました。このまま放置しても人生に影響はないかもしれない。むしろ手術するほうが、夫の体にリスクなのではないか…? でも不妊カップルの男性の4割が精索静脈瘤ってことはすぐ治療したほうがいいのかな…。もやもや考えながら、聞きました。

「精索静脈瘤の手術をすると精液検査の結果はよくなるんですか?」

I先生「よくなる人もいるし、変わらない人もいる。そして稀に悪くなるケースもあります。個人差が大きい部分だし、直接影響あるかもわからないんです。

この手術したからって妊娠確率が上がるという話でもない。ほとんどの男性は精索静脈瘤があっても気が付かないくらいですから、はっきりしたデータがあるわけではない。

しかしね、血液が逆流することで体内に活性酸素が発生するから、もしかしたら精索静脈瘤からでる活性酸素や熱が原因で、旦那さんの精子のDNAとかが目に見えないレベルの損傷を受けたりしているのかもしれない。何かの影響を受けて不妊になっているという可能性はあり得ます」

「不妊男性の4割がこれなんですものね」

I先生「手術しても、妊娠できないご夫婦もいるし、手術しないで放置して妊娠できるご夫婦もいる。だから、やってもやらなくてもっていう言い方は変だけど、今すぐ結論を急ぐ必要はないです」

いや、手術しようかと思います

「…!」

は?? 私はまだもやもやしているのに、おいおいおい! 夫のいきなりの言葉にびっくりしました。

次回は、精索静脈瘤の手術に関するお話をお届けします。

これまでの記事▶︎不妊治療体験レポ

TOP画像/(c)Shutterstock.com

クロサワキコ

34歳・主婦ライター。妊活歴3年目。男性不妊の治療や人工授精に体外受精、ステップアップを重ねていくなかで感じた不妊治療のリアルな本音を発信しています。


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