いつもの食事に“まいたけ”をプラス♡
今年は、お家で過ごすことが多くなって、ついつい食べ過ぎてしまうことも……。そろそろ、ダイエット!!
でも、「無理せずに続けたい」というのが本音。
そこで、今回は「まいたけ」の簡単ダイエットをご紹介。いつもの食事にまいたけをプラスだけでOKなのです!
まいたけのダイエット効果とは!?
まいたけには、不溶性食物繊維やα-グルカンが多く含まれており、食後血糖値の上昇を抑える効果があります。さらに、食物繊維やMXフラクション(まいたけ独自成分)は血糖値の上昇を緩やかにし、インスリンの過剰分泌を防ぐ効果も。
そして、まいたけには次の食事後の血糖値上昇を抑えるセカンドミール効果もあり、ダイエットの心強い味方になってくれる食材なのです。
また、きのこに含まれるキノコキトサンは、腸管からの脂肪吸収の抑制、脂肪細胞での脂肪分解を介した血中脂質の改善および肝臓組織への脂肪蓄積を顕著に抑制する作用があり、脂肪を溜め込まない、太りにくい体質を作る手助けしてくれます。
まいたけダイエット簡単レシピ2選
まいたけは、ダイエットを支えてくれるのですね! そんなまいたけのダイエット方法は、1日の食事の中で、まいたけを50g摂るダイエット法。
置き換えダイエットではなく、普段の食事にまいたけをプラスするというもので、50gも多すぎる量ではないため、無理なく続けられ、健康的に痩せられるダイエット法なのです。
まいたけダイエットの簡単レシピとレシピを監修した管理栄養士の浅野まみこ先生のポイントも一緒にご紹介!
◆作り置きまいたけそぼろ
【材料(作りやすい分量)】
まいたけ:1パック(100g)
豚ひき肉:200g
サラダ油:大さじ1/2
黒こしょう:少々
中国山椒(花椒粉):お好みで
<調味料A>
オイスターソース:大さじ1
酒:大さじ1
しょうゆ:大さじ1
【作り方】
1. まいたけは、みじん切りにする。
2. フライパンにサラダ油を引き、まいたけと豚ひき肉を加え中火で炒める。
3. 豚ひき肉に火が通ったら[A]を加えて炒め、黒こしょうとお好みで中国山椒を加えてパラパラになるまで炒めれば完成。
【浅野先生ポイント】
まいたけの香りとお肉の旨みが相性抜群。ボリューム満点だけど、低カロリーなヘルシーそぼろは、冷蔵で約3日、冷凍で約7日ほど保存がきくため、いつもの献立に手軽にプラスすることができます。
◆〜アレンジレシピ〜まいたけそぼろのスパイシー春雨サラダ
【材料(4人分)】
作り置きまいたけそぼろ:半量
まいたけ:1/2パック
パプリカ:1/4個
きゅうり:1/3本
水菜:1束(60g)
赤玉ねぎ:1/6個(40g)
春雨(乾):20g
ミント:お好みで
<調味料A>
しょうが(みじん切り):大さじ1
酢:大さじ3
砂糖:小さじ1
ごま油:大さじ1と1/2
ナンプラー:小さじ1
輪切り唐辛子:お好みで
【作り方】
1. きゅうりは、縦半分に切り、斜め切り。水菜は3cm幅に切る。赤玉ねぎは、繊維にそってスライスして水にさらす。春雨は熱湯を回しかけ戻しておく。ミントは、茎を取り除く。
2. フライパンを中火で熱し、手でほぐしたまいたけ、乱切りにしたパプリカ、「作り置きまいたけそぼろ」を加え、炒める。あらかじめ混ぜておいた[A]を回しかけ、火を止める。
3. [1]の野菜と春雨をボウルに入れ、[2]を加えて混ぜ合わせれば完成。
【浅野先生ポイント】
水分の多い野菜や春雨と合わせた、おかずサラダへのアレンジ。ナイアシンが含まれるまいたけと、水分豊富な野菜・春雨の組み合わせで、水分補給と血流改善の働きが期待できる一品です。
いつもの食事に“まいたけ”をプラスして、無理なくダイエットを♡
情報・画像・レシピ提供/雪国まいたけ
管理栄養士 浅野まみこ先生
株式会社エビータ代表取締役 栄養士大学学長。1997年東京家政大学家政学部栄養学科卒業。同年管理栄養士国家資格を取得。総合病院、女性クリニック、企業カウンセリングにて1万8千人以上の栄養相談を実施した経験から、健康経営サポートや商品開発、健康サービスコンサルティングを得意とする。飲食店や大手食品会社、コンビニ商品のプロデュースなどを担当。実践型栄養アドバイスが人気で、年間100時間以上の講演で全国をとび回っている。2018年より、現役栄養士のスキルアップスクール栄養士大学を開講、栄養士大学学長、栄養士戦隊代表を務める。NHKおはよう日本、TBS「名医のTHE太鼓判」を始め、メディアや雑誌に多数出演。新著に「血糖値を下げる夜9時からの遅ごはん」(誠文堂新光社)「コンビニ食・外食」で健康になる方法」(草思社)。夕刊フジきょうから実践 外食・コンビニ健康法毎週水曜5年間連載継続中。