本当の「クリスマス」の意味を知っていますか? 起源・サンタクロース・プレゼント・歌・料理・過ごし方などもまとめてご紹介 | Oggi.jp
Oggi.jp

おしゃれもキャリアも。働く女性のWebメディア

facebook twitter instagram line search

フリーワードで検索

人気のキーワード

  1. トップ
  2. 働く
  3. 言葉
  4. 本当の「クリスマス」の意味を知っていますか? 起源・サンタクロース・プレゼント・歌・料理・過ごし方などもまとめてご紹介

WORK

2020.11.03

本当の「クリスマス」の意味を知っていますか? 起源・サンタクロース・プレゼント・歌・料理・過ごし方などもまとめてご紹介

毎年12月の一大イベントといえば、「クリスマス」。しかし実のところ、クリスマスはなんのためのお祝いなのか、その由来を知らない方も多いかもしれません。今回は、クリスマスの意味や起源について解説していきます。

【目次】
「クリスマス」の意味や起源とは?
「クリスマス・イブ」の意味と由来とは?
メリー・クリスマスと言い合う理由
サンタクロース・ツリー・料理・プレゼントなどについて
「クリスマス」が日本に広まった背景
クリスマスの過ごし方は日本と欧米で違う?
最後に

「クリスマス」の意味や起源とは?

クリスマスってなんだかワクワクしませんか? しかし実のところ、なんのためのお祝いなのか正確には知らない方も多いかもしれません。本記事では、クリスマスの意味や起源について解説します。本来のクリスマスの意味を理解して、素敵なクリスマスを過ごしましょう!

(c)Shutterstock.com

まずは、「クリスマス」の意味や起源を確認していきましょう。

◆クリスマスの意味

「クリスマス」は、イエス=キリストの誕生を祝うお祭りと位置付けられ、12月25日に行われます。多くの民族にみられた、太陽の再生を祝う冬至の祭りと融合したものといわれています。

なぜ、「クリスマス」と呼ばれるかについてもお話しします。「クリスマス」を英語表記にすると「Christmas」ですね。これは、キリスト「Christ」とミサ「mass」が合わさって、成り立っています。ミサは、カトリック教会で礼拝の際に、神父から信者にパンを与えること。日本では、礼拝自体を指すことが多いようです。

◆クリスマスの起源

12月25日が「クリスマス」になったのは紀元4・5世紀頃といわれていますが、由来について、正確な記録はありません。また「クリスマス」が、イエス・キリストの誕生日であることについてもはっきりしていません。

一説には、元々ローマで行われていたお祭りに、イエスの誕生日を祝うという意味が付け加えられ、民衆に受け入れられたことによって、「クリスマス」が定着していったようです。

「クリスマス・イブ」の意味と由来とは?

日本では、一番盛り上がる日はクリスマスではなく、「クリスマス・イブ」ですよね? 「クリスマス・イブ」を、クリスマスの前日と認識している方が多いと思います。実は、「クリスマス・イブ」のイブは「Eveninng」の意味。Eveninngは「晩」という意味です。暗くなる夕方4時過ぎから夜11時頃までに使われる言葉。つまり、「クリスマス・イブ」は「クリスマスの晩」という意味なんです。

キリスト教会の暦は、日が沈んだら新しい1日が始まると考えられています。ですので、クリスマスも12月24日の夕方から始まります。つまり、12月23日の夕方4時頃から24日の夕方4時頃までがクリスマスイブ、24日の夕方4時頃から25日の夕方4時頃までがクリスマスということになります。

メリー・クリスマスと言い合う理由

なぜ、クリスマスには「メリー・クリスマス」と声をかけ合うのでしょうか? メリーは、英語で表記すると「Merry」となります。「楽しい」とか「愉快な」という意味。つまり、「メリー・クリスマス」とは、「楽しいクリスマスを!」や「クリスマスおめでとう!」と言い合っているんですね。

他にも、「楽しいクリスマスがありますように!」という意味で、「I wish you a Merry Christmas!」や「A merry Christmas to you!」いうフレーズがあります。クリスマスカードで見たことがあるのではないでしょうか?

サンタクロース・ツリー・料理・プレゼントなどについて

(c)Shutterstock.com

◆サンタクロースについて

クリスマスといえば、サンタクロースですよね! 子供の頃に、なんとか起きて待っていようと、挑戦したことがある人も多いのではないでしょうか?

サンタ・クロースの起源は、4世紀の小アジア(現在のトルコの辺り)に実在した、ニコラスという司教でした。ニコラスは、貧しくお金に困っていた家の煙突から金貨を投げ入れ、その家族を救ったといわれています。

投げ入れた金貨が、たまたま暖炉にかけてあった靴下の中に入ったとか。この逸話がやがて、「サンタクロースが煙突から入ってくる」や、「プレゼントを靴下の中に入れる」という習慣になったようです。

そして、このクリスマスの伝統はオランダで受け継がれていきます。17世紀になって、オランダ人が今のニューヨーク、当時のニューアムステルダムを建設した際、その伝統も一緒にアメリカに渡りました。オランダ語で「Sinterklaas」と呼ばれていたのが、英語的な発音になおされて「Santa Claus」、つまり「サンタ・クロース」となったのです。

19世紀に入ると、今のイメージ通り、トナカイのそりに乗ってやって来て、煙突から入って来るのがサンタ・クロースとされました。サンタ・クロースは子供達に夢を与える存在として、クリスマスの主役となりました。

◆クリスマスカラーについて

クリスマスカラーというと、緑と赤ですよね? 実はクリスマスカラーにも意味があります。クリスマスの緑と言えば、クリスマスツリーが連想されます。クリスマスツリーは、主に常緑樹を使用します。常緑の強い生命力を持って1年中葉を茂らせる緑の姿は永遠を表し、さらに神の永遠の愛や、イエス・キリストが与える永遠の命を象徴しています。

そして、赤はイエス・キリストが私達に永遠の命を与えるために十字架にかけられて亡くなった際に流した血を表しています。

◆クリスマス料理について

日本でお馴染みのクリスマスらしい料理といえば、クリスマスケーキやチキンです。ところが、そのどちらもアメリカで定番のクリスマス料理とは違います。アメリカで定番のクリスマス料理といえば、ターキー。クリスマスには、七面鳥を丸ごと焼いた料理がメインメニューになります。日本のスーパーなどではあまり一般的ではないターキーのお肉ですが、アメリカでは日常食なんですね。

◆クリスマスプレゼントについて

クリスマスにプレゼントを贈る習慣が始まった由来は諸説あります。先述した聖ニコラスが人知れず困った人へ贈り物をしたことや、イエス・キリストの誕生の際に東方から来た賢人達が贈り物を携えてきたこと、などです。

クリスマスはイエスの誕生日とされています。困っている人を助けたり、誰かに優しくすることはイエスに対してしていることとなり、ひいてはイエスにバースデー・プレゼントを贈ることとなると考えられています。

◆クリスマスソングについて

クリスマスといえば、クリスマスソング! 日本でも定番の「きよしこの夜」や「もろびとこぞりて」は、「キャロル」と呼ばれます。「キャロル」は、民衆的な賛歌・祝歌として生まれた歌のこと。現代では、キリスト教文化圏において、クリスマス・イヴの夜に人々が歌うクリスマス聖歌そのものを指す場合が多くなりました。

「クリスマス」が日本に広まった背景

(c)Shutterstock.com

日本のクリスマスの歴史を簡単にご紹介します。

1549年フランシスコ・ザビエルが日本に上陸しました。その年からクリスマスが祝われたと考えられます。1552年、現在の山口県山口市でカトリック教会の宣教師が行った降誕祭のミサが、記録に残る日本最初のクリスマスです。フロイスの『日本史』によると、1566年頃、堺で敵対する2つの軍勢の中からキリシタンの武士たちが集まりクリスマスを祝っています。鎖国前はキリスト教徒の増加に伴い、信者の間でクリスマスがお祝いされるようになっていきました。

1612年、禁教令(キリスト教禁止令)が発布されます。しかし、禁止されていたものの長崎の出島では「オランダ冬至」と称してクリスマスが祝われていました。クリスマスの行事が途絶えることはなかったのです。

鎖国が終了したあと、1873年のキリシタン放還令により、クリスマスが解禁となります。翌年には、東京第一長老教会に所属する原胤昭らにより、日本人の手による最初のクリスマス・パーティが行われました。ここでは、日本初のサンタ・クロースも登場。しかし、現在のサンタ・クロースのイメージからは程遠く、カツラをかぶった殿様姿のサンタ・クロースだったそうです。

明治後期になると、キリスト教信者であるかどうかにかかわらず、クリスマスが浸透していきます。1892年、正岡子規の句に「くりすます」という言葉が登場。さらに、1896年に「八人の子供むつましクリスマス」という句を詠みました。こうして「クリスマス」という言葉が、俳句の世界で初めて認められたカタカナの季語となりました。

1900年、日本最初のサンタクロースの絵が登場します。日曜学校向けの教材として発行された『さんたくろう』(三太九郎)という本の表紙でした。1904年には、銀座のキリンビール明治屋でイルミネーションが点灯。1910年、創業したばかりの不二家から、日本独自のクリスマス・ケーキの原型となるものが発売されます。

1927年には、大正天皇祭として12月25日が祝日となったことで、クリスマスの習慣が、さらに広く普及していったといわれています。1928年の朝日新聞の記事に、「クリスマスは今や日本の年中行事となり、サンタクロースは立派に日本の子供のものに」と掲載されました。第二次世界大戦中は影を潜めていたクリスマスは、戦後すぐに活気を取り戻し、全国の一般家庭でもクリスマスが祝われるようになりました。

クリスマスの過ごし方は日本と欧米で違う?

(c)Shutterstock.com

◆過ごし方の違い

日本と欧米では、クリスマスの過ごし方が違います。まず、クリスマス・イブです。日本ではクリスマス・イブこそクリスマスのメインとなる日ですよね。恋人と過ごしたり、友達や家族とクリスマスパーティを楽しむのが一般的ではないでしょうか? しかし、欧米では25日のクリスマスこそメインとなる日。クリスマスのディナーは24日の夜から行われますが、25日も祝うのが一般的。欧米では、クリスマス・イブは日本でいう大晦日で、クリスマスがお正月のようなイメージなのです。

また、クリスマスは誰と過ごすことが多いでしょうか? 一般的に日本では恋人がいる場合は、恋人と過ごす日といったイメージがあるかもしれませんね。小さなお子様がいる家庭では、クリスマスパーティをしたりしているかもしれません。一方、欧米のクリスマスは、家族や親戚が集まって過ごす家族の日です。誰と過ごすかも国によって違いますね。

◆クリスマスケーキの違い

クリスマスケーキといえば、白い生クリームとイチゴのシンプルなホールケーキが定番なんて方も多いのではないでしょうか? このホールケーキを食べるというイメージも日本独自のものだったりします。

アメリカでは、白や赤、緑色でアイシングされたクッキーが定番。クリスマスツリーや星型、雪だるまを型どった可愛いクッキーが一般的です。ドイツでは、シュトーレンというドライフルーツやナッツが練りこまれた甘い菓子パンを食べます。また、イタリアではパネットーネとパンドーロと呼ばれる焼き菓子を食べますよ。

◆プレゼントの違い

プレゼントの数にも違いがあります。日本ではクリスマスプレゼントをたくさんもらえることはありませんよね。しかし、海外の多くでは1人が10~15個ほどのプレゼントを受け取るのが一般的です。これは、海外でのクリスマスプレゼントが、日本でいうお年玉のような存在だからです。家族や親戚、友人や恋人がそれぞれにプレゼントを用意して、クリスマスツリーの前に並べます。ですので、たくさんのプレゼントをもらうことができるんですね。

最後に

いかがでしたでしょうか? クリスマスにもいろんな歴史や過ごし方があることが分かりました。皆さんも素敵なクリスマスを過ごしてくださいね!

TOP画像/(c)Shutterstock.com


Today’s Access Ranking

ランキング

2021.09.24

編集部のおすすめ Recommended

発売中のOggi10月号P.60に掲載のフォークバイエヌのピアスの価格に誤りがありました。正しくは¥13,200になります。お詫びして訂正いたします。
【消費税の価格表記について】
記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。

Feature