1:「1年も彼氏がいない生活なんて、かわいそう」
「同期女子が、職場の上司と不倫中です。私は1年ほど前に社内恋愛の彼と別れてからずっとシングルなんです。それで、最近は不倫中のその同期から頻繁に『彼氏がいないから、毎日寂しそう』『1年も彼氏がいない生活なんて、かわいそう』などのマウントLINEが届き、ウンザリしています。
私自身、不倫は絶対NG派。なので、その子にも過去には不倫をやめるよう諭したこともあったのですが…。いくら言っても別れないので、そのうちに呆れて私からは何も言わなくなりました。そんな私に対して、不倫彼がいる人から『かわいそう』と言われても… って感じじゃないですか!? なんで不倫している身で、私より優位に立っているつもりなのか謎ですが、その言い方にとにかくドン引きです(怒)」(30歳女性/コンサルティングファーム勤務)
不倫であっても「彼氏がいる」という満足感を得ている女子ほど、シングル女子にマウントをとりがち。しかし、どう返事をすべきか困るLINEの典型でしょう…。
2:「節約デートとかしたことないから、尊敬する〜!」
「飲み仲間の女子が、年上の経営者男性と不倫中。SNSのポストを見ると、けっこう贅沢をさせてもらっているみたいです。私は、学生時代から長く交際している彼がいるんですけど、お互いにまだ若いので、そこまで贅沢なデートはできません。
不倫しているその女子は、そんな私に優越感でももっているのか、たまにLINEで『お金がない彼とのお付き合いって、実際どうなの?』『節約デートとかしたことないから、尊敬する〜!』などと送ってきて、イラッとします。まぁ、冷静に考えれば、不倫している人からそんなこと言われても羨ましくもなんともないんですけどね。なんでわざわざマウントしてくるのか意味不明です」(31歳女性/メーカー)
「尊敬する〜!」などと持ち上げつつ、ちゃっかり相手を落とす内容になっているLINEは、マウンティングの典型。年上男性との不倫デートは、リッチな内容になりやすいけれど、前提が前提だけに、それを自慢されても… ですよね。
3:「サラリーマンの彼氏だと、気楽でいいね」
「私は年下の彼氏と付き合っているのですが、1年ほど不倫をしている友人とLINEしていたら『年下彼から学ぶことなんて、あるの?』などと失礼な内容が届き、ドン引き。その子の不倫相手はひと回り年上の経営者らしく、有名大学を出ているハイスペ男性らしいです。そこがその子には自慢みたい。
日頃から『彼氏が経営者だとやっぱりいろいろ大変だから、サラリーマン彼は気楽でいいよね』などと、いちいち気に触る言い方をしてきますが、その子は妻ではないし、おそらくそんなに大変なことなんてないはず(笑)。私にマウントしたいだけだろうなぁ〜と呆れています」(33歳女性/IT)
経営者をパートナーに持つと、確かに大変なことも多いもの。しかし関係が不倫となれば、妻がいるわけですので、不倫相手が彼を支えるシーンはそうそうないでしょう。それでも、経営者と交際していることを自慢したい女子ほど、こんなマウントをしがちかもしれませんね。
* * *
不倫をしている女子から届くマウントLINEは、ドン引きを誘う内容がたくさん。不倫にどっぷり浸かってしまうほど、大切な友人に、失礼なLINEをしてしまうミスをおかしがちです。こんなLINEが届いても、気にしないのがイチバンです♡
TOP画像/(c)Shutterstock.com
並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。