マスクをつけたライオン像
N.Yに住む友人のインスタで見つけた、ニューヨーク公共図書館入口のマスクをつけたライオン像。
コロナ禍での図書館再開に合わせ入館者はマスクの着用を義務付けられたそうで、この図書館のマスコット的存在のライオン像も感染防止策をアピールして大きなマスクを着用中。
こんな風に、世界中の人々がマスク着用しないと出歩けない時代がくるとは、、、、1年前は全く想像できませんでしたね。それでもソーシャルディスタンスに気を付け、マスクをし、それぞれが出来る範囲で社会生活を守り、経済を回していく。街の人々を笑顔にするこのライオン像のようなアイデア、素敵です!
お出かけは、安全&自分らしいマスクで装って
先日、カタログ撮影のスタイリング ミーティングでのこと。さまざまなセーターとコーディネートされた、ボトムスやアクセサリーをチェックしていたら、スタイリストさんが「このニットマスクとこのセーターぴったりですね」と横にあったニットマスクを手に取りました。元々、物撮りで紹介予定だったけど、確かにそのセーターにぴったり! そして何よりこの秋冬の外出は、マスクなくてはあり得ません。
マスクも含めたスタイリング提案の掲載が、その場で決まりました。
この写真は、先ほどのライオン像と一緒にSNSにアップされていた、N.Yのディスプレイ。イブニングドレスやスーツに、個性的なプリントのマスクがコーディネートされています。豪華なジュエリーの代わりにマスク。それだけで強い印象のスタイリングになっていますね。
これからしばらくの間、世界の英知がこのコロナを心配の少ない普通の風邪にしてくれるまで、安全と共に、自分らしく装うマスクも取り入れて暮らせたらと思います。
笑顔を隠してしまうマスクの代わりに♡
マスク必須の日々を過ごして半年以上、街から笑顔が消えていることも心配しています。公園で、道端で、出会って笑顔を交わしてもそれはマスクで覆われている。口元がいかに喜怒哀楽を伝え、互いのコミュニケーションに大切な役割を果たしてきたか実感します。握手やハグが出来なくても、笑顔が交わせたらねー。
私は、今こそファッションのチカラが役に立つのかも! と思い描いています。明るいカラーの装い(この夏カラードレス、すごい人気でしたよね!!)、ユーモアいっぱいのプリントTシャツなど、すれ違っただけで気持ちが楽しくなるアイテムたち。笑顔はマスクで見えなくても、マスクに(#^^#)マークを描きたくなるようなチカラがファッションにはあります。
着る人も、一緒にいる人も気持ちを上げてくれる装いで、この秋も心の笑顔いっぱいに過ごしたいですね。
■人気クリエーターによるマスクの期間限定ショップ「マスク オブ クリエーターズ」
最後に、西武池袋本店で9/19からスタートする「マスク オブ クリエーターズ」をご紹介。ファッションデザイナーやブランド、日本画家、アーティスト等が参加するマスクのイベントです。約50種のクリエーターやブランドによる
数量限定のオリジナルマスクを販売すると共に、アパレル、靴、雑貨を交えたトータルコーディネートで、コロナ禍を自分らしく過ごすためのファッションを提案する期間限定ショップ。
▲マスク(上)坂本 藍子、(下)アキコオガワ 各税抜1,200円
さまざまなクリエーターによるマスクのプリントは、どれも凝ったものばかり。メンズブランドやヨガブランド、子ども服ブランドも参加しているそうなので、この秋のプチプレゼントにも喜ばれそうです。
同時に9/16から開催の「マスク オブ クリエーターズ」アート展ではクリエーターの1点物マスクの展示販売もおこなわれ、この売り上げの一部は日本財団を通し、新型コロナウイルス対策費用として医療関係などの支援に使われるそうなので、こちらもぜひチェックしてください。
<マスク オブ クリエーターズ会期・会場>
【アート展】9月16日(水)~10月6日(火) 西武池袋本店 5階(南A10)=紳士服フロア特設会場
【期間限定ショップ】9月19日(土)~10月6日(火)西武池袋本店 3階(中央A6)=イベントスペース NEWS
公式サイトはこちら
大島文子 BLOOM&GROW INC 代表取締役/ブランディングコーチ
日本発ブランド及びセレクトショップのブランディングや広告宣伝・マーケティング担当に長らく従事。ファッション分野にとどまらずライフスタイル雑貨・ショップ等をプロデュースする。2016年、大人女子に素敵な時間を提供するブランド育成のための、ブランディング&プロモーションコンサルティング会社 (株)ブルーム&グローを設立。
宝塚歌劇とコスメ、美味しいモノが趣味。インスタグラムはこちら。