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2020.09.13

高齢者って何歳から? 世界と日本の基準は違う? 目安は○歳!

ニュースや新聞で見聞きする「高齢者」という言葉。高齢者って何歳から? 言葉やビジネスマナーに詳しい鶴田初芽が高齢者の定義を様々な観点からお届けします。

鶴田初芽

高齢者って何歳から? 65歳はあくまで目安です

新型コロナウイルスの感染では、特にご高齢の方々への感染は重症化の恐れがあるとして、注意が呼びかけられていますよね。みなさんは高齢者って具体的に何歳をイメージしますか?

◆高齢者とは年齢が高い人

高齢者とは、デジタル大辞泉によると「年老いた人。年齢が高い人」のこと。まずは世界の基準を確認してみましょう。

国連では65歳以上が高齢者と定義しています。これは1956年に発表された「人口高齢化とその経済的・社会的意味(The Aging of Populations and Its Economics and Social Implication)」というレポートに基づいています。これが国際的には65歳以上が高齢者の目安といわれる所以です。

一方、国際的機関のひとつであるWHO(世界保健機関)の高齢者のメンタルヘルス、高齢化と健康などのレポートは、60歳以上を高齢者として書かれているものもあるんです。

それでは日本ではどうでしょう?

◆日本でも場面によって高齢者の定義が異なる

(c)Shutterstock.com

内閣府が公表している『高齢社会白書』では65歳以上を高齢者の目安としています。また、公的年金受給開始は一般的には65歳からとなっています。

そして、国民の高齢期における適切な医療の確保を図ることを目的とした、『高齢者の医療の確保に関する法律』では65歳から75歳未満が前期高齢者、75歳以上が後期高齢者とされています。

しかし、すべての制度において必ずしも65歳以上が高齢者と定義されているわけでもないんです。例えば、車につける高齢者マーク(もみじマーク)は70歳以上を対象にしています。

そのほか、高年齢者等の職業の安定、その他福祉の増進等を目的とした『高年齢者等の雇用の安定に関する法律』では55歳から高年齢者と定義していますし、高齢者の居住の安定の確保を図ることで福祉の増進に寄与することを目的とした『高年齢者の居住の安定確保に関する法律』では60歳以上を高齢者としています。

こう見るとバラバラですよね。それは法律の目的やその財源との兼ね合いによって、高齢者という区分を政策的な観点から切り分けているからなんですね。

◆スポーツ庁が実施している体力テスト

(c)Shutterstock.com

スポーツ庁が実施している体力テスト(「平成30年度体力・運動能力調査」の概要」)では、高齢者は65歳以上としており、その結果をみると体力テストを開始した平成10年から体力・運動能力が向上していることがわかります。

人生100年といわれる中、たしかに65歳であっても高齢者とくくることに違和感があるような若々しい方々が増えていますよね。そういった意味でも高齢者を一律に年齢で論じることが相応しいかどうかは議論があるところかと思います。

ただ、今回の新型コロナウイルスについていえば、場合によっては死に至ることもあるため、65歳を1つの目安にその前後から広めに高齢者として気を配れるといいですよね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

鶴田初芽

都内在住のOLライター。マナーインストラクターであり、実用マナー検定準一級や敬語力検定準一級など、ビジネスにおけるマナーや、マネーに関する資格(2級ファイナンシャル・プランニング技能士、金融コンプライアンスオフィサー、マイナンバー保護オフィサー)などを保有。丁寧な暮らしに憧れ、断捨離修行中!


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