悩ましきアラサーの結婚式
こんにちは! アラサーOLライターのタケ子です。みなさんは結婚式にどのような理想がありますか? 式場選びからはじまり、ドレスやお料理、参列者を喜ばせる演出などなど様々な理想を頭の中に思い描いているかと思います。実際私も結婚式に対する理想は人並みにあります。
けれど私たちの年代になると、20代から友人等の結婚式に参加して感じることは、似たり寄ったりの披露宴・演出が多く、自分の時にも参加者にそのように思われないかという不安…。なかにはやってみたかった演出を断念した私の周りのアラサーもちらほらいます。今回は実体験とともに悩めるアラサー花嫁の結婚式での悩み事を紹介します!
◆もう飽きた? ファーストバイト
数年前から頻繁に見かけるようになった演出のひとつ“ファーストバイト”。2人の愛情の深さをアピールする意味や、一生食べ物に困らないようにという欧米の文化で新郎新婦がウェディングケーキを食べさせ合う演出ですが、ここで未婚アラサー女子のセンサーが反応したようです。
「とんでもなく大きなスプーンで口元や衣装を汚しかねないファーストバイトを参加者はどんな気持ちで見守ればいいかわかりません」(33歳/総合商社事務)
自分たちがやりたいことと友人たちを喜ばせる演出、この線引きが難しいですね。手厳しい意見ですが、正直私もこの演出に若干飽きてきたかも…。お互いの両親から新郎新婦にケーキをラストバイトした結婚式にはびっくりしました。ほかのアラサー女子たちもファーストバイトはしないかも、と話していました。必ずやらなくてはいけない、ということでもなくなっているようです。
◆お色直しが多いと引かれる?
一生に一度と思うからこそ純白のドレスにカラードレス、和装の白無垢と色打掛けも捨てがたいし… とついついお色直しの回数を多く考えちゃいますよね。しかし、こんな意見がありました。
「地元の友達はウェディングドレスに3度のカラードレス、最後は色打掛とお色直しのオンパレード。新婦が高砂に座っている時間が少なすぎて、結局当日あまり話せず残念だった。これを見て私の結婚式はお色直しなしのウェディングドレス一着にしました」(31歳/IT営業)
中座の多い新郎新婦は、少しでも直接お祝いを言いたい参列者にとっては、ナイスな演出とはならないようです。お色直しの多さに萎えちゃう人もいることを忘れずにいたいですね。
◆料理と演出のバランス
友人の結婚式に多く出席していくと、料理のランクがある程度価格帯が予想できちゃいますよね。予算の関係で削ってしまった結果なのでしょうが、削った理由が目に見えると、列席者がゲンナリしてしまうかもしれません。
「同世代のいとこの結婚式は、フレンチのコースだったのですが、申し訳ないけど貧相に感じたんです。披露宴が進行していくと、大掛かりなプロジェクションマッピングやオーケストラばりの生演奏が登場。料理をケチった理由が納得できました」(37歳/地方銀行勤務)
どこにお金をかけるのは人それぞれですが、あまりにも演出に偏りがあるのは避けたいですね。ゲストに喜んでもらいたい気持ちを持ちつつ、予算の使い方はじっくり考えましょう。バランスが大事です。
* * *
結婚式への出席回数が増えるごとに、自分の結婚式に対して悩む女性も多いようです。シンプルな式にすると印象が薄くなりそうだし、賑やかすぎる式だと年相応な演出にすれば? とつっこまれそうだし…。そんな思い描いていた結婚式から遠ざかってしまう女子たちに、結婚式を控えるアラサー友人からこんなアドバイスをもらいました。
「担当してくれるプランナーさん命。まずは同年代のプランナーさんを希望すること! 彼女らもお仕事だから色々な演出をおすすめしてくれるけれど、演出の種類や方法を熟知している点ではやっぱりプロ! おかげで誰も見たことのない演出で楽しんでもらえる披露宴をすることになったよ♪」
同じ世代だからこそ、遠慮なくプランについて意見を言えそう。友人たちの披露宴に対する期待やプレッシャーに応えられるように、親身になって相談できるプランナーさんはマストなんですね。
これから結婚式を考えている方にとっては、感染対策も考えなくてはいけません。理想の結婚式を迎えるために、ゲストに喜んでもらい感謝を伝えるために、パートナーとたくさん相談しながら進めていってくださいね。
TOP画像/(c)Shutterstock.com
OLライター タケ子
恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪