結婚に必要な3つの“愛(あい)”?
今では聞かなくなった結婚式スピーチの定番ネタの3つの袋や3つの坂。私たちアラサー世代であれば一度は耳にしたこともあるかもしれませんね。結婚生活において大切な3つの袋は時に変化し「堪忍袋」や「給料袋」、「知恵袋」に「胃袋」、「お袋」と例えられることもあります。
また、人生においても共感できる3つの坂「上り坂」「下り坂」「まさか!」という話も鉄板ネタでした。
私、婚活アラサーOLライターのタケ子にとって必要な3つを例えるとしたら何か。今回は、同じ婚活に励む人に大切かもしれない3つの大事なことを紹介。題して「結婚に必要な3つの“愛(あい)”?」
◆1|お見合い
まずは大切な2人の出会いですね。このお見合いは、昔のような仲をとり持つ仲介役や釣書、親同席のお見合いだけでなく、人やものを介して相手を探す・見つけるということ。つまり知人の紹介であったり結婚相談所、そしてマッチングアプリなどの活用も含んでいます。
みなさんは、「運命の相手とドラマチックに出会って結婚」というカップルって、ごくわずかだと気づいているはず。また、職場内での出会いで結婚に至るケースが多いことは確かですが、恋人ができない理由の多くに「職場での恋愛はごめんだ」という意見があるのも事実。
では何をすれば良いか、もうわかりますね。先に挙げた友人・知人に紹介してもらう、結婚相談所を訪れてみる、マッチングアプリを活用してみる。これらの「お見合い」で相手を見つけること。出会いは待つのではなく、自ら行動することが大切なんですね。
◆2|恋愛
当たり前ですが、この「恋愛」なくして結婚は難しいでしょう。人生の大半を過ごす生活のために相手との相性を確かめる期間は必要だと考えます。後悔しないためにもです。結婚したいからといって嫌悪感を感じたまま、入籍する人はいないはずですしね。
間違いやすいのは、恋焦がれることが「恋愛」だと決めつけてしまうこと。これまで男性とおつき合いしてきて、好きだけでは結婚、またはその後の関係に発展しないのだなぁとつくづく思います。それより愛を持って相手を敬う、尊敬する気持ちが大事だと感じます。それも十分に「恋愛」に値する気持ちですよね。
この感情が相手に伝われば「結婚」の二文字も近づいてくるでしょう。
◆3|頃合い
これは時期やタイミングを指しています。いくら2人が「結婚」を意識していても、実際に行動に移すことができるようになるには「頃合い」が大切なのではないでしょうか。
お互いの仕事の兼ね合いや同棲の時期。相手を家族や友人に紹介するタイミング。これらは結婚に王手を掛ける重要な事柄だと思います。仕事の折り合いが付かない、一向に誰にも恋人だと紹介してくれないなど、そこに2人の意識の違いがあると「別れ」の道を歩むことになりかねませんから、理解し合うためにきちんと話し合っておきましょうね。
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今では親同士が子供の結婚相手を見つける「親同士の見合い」というものも開催されていると聞きます。それほどに当人同士だけでは出会えない時代になったのでしょうか。コロナ禍で出会うにも大変ですが、自分の意思はしっかり持っておきたいですね。
さまよえる婚活女子にお届けしたい、3つの「愛(あい)」。結婚への道筋って人それぞれだけど、ひとつのルートだと思って参考にしてみてください。こんなご時世だからこそ前向きに! 私はお見合いからリスタートします。
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OLライター タケ子
恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪