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WORK

2020.07.26

このまま仕事を続けて次の10年を同じ職場で迎える?<元テレビ朝日プロデューサー転職実録#1>

仕事と自分の人生について。同じ仕事を続けてきて、「このままでいいのだろうか」と迷っている方へ。元バラエティ番組の女性プロデューサー 古瀬麻衣子が考える「理想の人生」への近づき方。

古瀬麻衣子

今の仕事が一生の仕事か? 33歳で陥った“理想の人生”への葛藤

同じ仕事、同じ職場、同じ日常。

変わらない自分。

新卒から10年も同じ会社に勤めると、なんだか言葉に出来ない“モヤモヤ”を感じるという話は案外よくあることだ。

初回はその”モヤモヤ”に気づいてしまい、なんとか解消しようと無駄骨を折る日々の話。

心底望む仕事だったテレビ局に入社し、気づいたら10年。

才能は皆無だったが、愛嬌と勘の良さで私はいつの間にか、バラエティ番組の女性プロデューサーになっていた。

どこに行っても、この肩書きだけでもてはやされた

(c)Shutterstock.com

「テレビ局は激務」というイメージ通りの生活をリアルに体現し、番組制作現場という、いわゆる“男性社会”でマネージメントをしていることが、周囲からは「よくやっている」「かっこいいよ」と称賛ばかり。

最初の数年は、それだけで満足感と達成感に浸れていた。

ただ、私は自己愛の塊でありながらも、自身に懐疑的な側面も強く、かなり早い段階でモヤモヤが産声を上げていた。自分の無能さにずっと前から気がついていたのだ。

この世界において最も優秀でカッコいいのは、面白い番組を作る過程をサポートしている人ではない。“面白い番組を作れる人”だ。

スタッフや予算をいくら管理しても、みんなが見たいと思うタレントを必死にキャスティングしても、私の存在は常にマネージメントして、サポートする人にすぎない。

テレビ局の華やかさに憧れて、直感だけで選んだ職場。

10年経てば気がつく。ここで1番にはなれない

そうなってくると、日々の仕事の中で何度となく思う。

「なんでこの作業をやっているのか?」「生涯をかけるつもりがない場所で、なんでこんなに心を折っているのか?」「このまま、また10年やり過ごすのか?」

◆今の職場でモヤモヤしている女性たちに言いたいこと

(c)Shutterstock.com

同じように、この気持ちが芽生えてしまっている方に伝えたい。

モヤモヤと共に数ヶ月生きてみよう

モヤモヤなんて一時の気の迷いなんて片付けることなかれ。

共生して初めて、“次の一歩”を踏み出す時が来る。

33歳の私は、次の10年を大きく変える決心をした。

社会について、大人について、生きることについて経験を重ねた私が次の人生を選ぶ。今なら間に合うと思ったからだ。

(c)Shutterstock.com

◆33歳で私は自分の直感にしたがって動き始めた…

33歳の夏、どんなことに心が動くかテストすることを始めた。

大抵、こういう時は海外留学をしたくなる。

違う価値観に触れたら、新たな自分が開花するとか何とか言い出して、行き先を考え始めるのだ。

そんな折、夜中にテニスの試合を見ていたら、ジョコビッチの美人妻がモナコ国際大学卒であるとアナウンサーが言ったのを聞いて、「モナコだ!」とバカすぎる直感を信じた。

その夏、私はモナコへ飛んだ。

大学の雰囲気を見れば一目で決心がつくと思った。

1杯ビールが2,000円くらいする驚愕のお金持ち国で見たキャンパスはあまりにも… 活気がなかった。

校舎はこじんまりとしていて、市役所みたいな雰囲気。

私が描く新たな10年のスタートにはふさわしくないように思えた。

(c)Shutterstock.com

落胆して日本に帰って来てからは、投資について勉強し始めた。

体をボロボロにして働くことの真逆をやってみたかったから。

しかし結局、手堅い不動産投資以外は仕組みさえも理解出来ず、断念。

そんな突拍子もない行動を数ヶ月間繰り広げ、進むべき道どころか、明日へのやる気さえ失いかけたところで、私の身にドラマのような奇跡が起きた。

鳥肌ものの奇跡が人生に舞い降りたのだ。

モヤモヤと共生することを諦めない。

これが全ての第一歩だ。

古瀬麻衣子

1984年生まれ。一橋大学卒。テレビ朝日に12年勤務。「帰れま10」などバラエティ番組プロデューサーとして奮闘。
2020年、35歳で米国拠点のweb会社「Info Fresh Inc」代表取締役社長に就任。現在NY在住。
日本人女性のキャリアアップをサポートする活動も独自に行なっている。

Instagram:@maiko_ok_
HP


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