SOSはもっと早く出してほしかった…
後輩VOICE
「直前まで頑張ったけど間に合わなかった」(25歳・女性・入社3年目)
「進捗報告って、いつすればいいんですか?」(23歳・女性・入社2年目)
対処法|最初のうちは「間に合いそう?」とこまめに確認する
「後輩の業務の進捗管理は先輩の仕事。最初のうちはこまめに確認するしかありません。このトラブルが起きるのは、SOSを出した先の事態を後輩が想像できていないから。期限の直前に泣きつくことで、業務に悪影響が出ると説明を。社内の納期を早めるなど、先輩が先回りで対処することも必要」(「講師ビジョン」代表:島村公俊さん)
「ただ、いつまでもこちらから聞いていては後輩も育ちません。繰り返す場合は『早めに相談してくれないとフォローもできない。自分の信頼を失うよ』と釘を刺して」(育成・コミュニケーションの専門家:桑野麻衣さん)
2020年Oggi5月号「あぁ、後輩がわからない!」より
構成/佐々木 恵・酒井亜希子・島田七瀬(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部
TOP画像/(c)Shutterstock.com
育成・コミュニケーションの専門家 桑野麻衣さん
くわの・まい/学習院大学卒業後、全日本空輸やジャパネットたかたでの教育・研修担当を経て独立。著書に『部下を元気にする、上司の話し方』(クロスメディア・パブリッシング刊)など
「講師ビジョン」代表 島村公俊さん
しまむら・きみとし/ソフトバンク在籍時に、1000人規模の新人研修、100人を超える社内講師の育成に従事。2016年独立。著書に『10秒で新人を伸ばす質問術』(東洋経済新報社刊)