日差しが気になる…。ビジネスシーンでの日傘は使っていい?
新型コロナウイルスに伴う外出自粛期間が落ち着き、他社訪問などがおこなえるようになる頃は、季節が変わり夏あたりでしょうか。熱中症にならないためにも暑さ対策をおこなって外出したいもの。
通勤時など日常生活では暑さ対策に日傘を活用されている方は多いと思います。他社訪問など業務上の外出をする日中は、より日差しが強い時間帯。そんなとき、日傘をさしてもいいのでしょうか? 他社訪問時に日傘は使って大丈夫?
◆答え「日傘をさして問題ありません」
では、日傘をさして他社を訪問する際に気をつけるべき点はなんでしょうか。
日傘は、訪問先に傘立てがあれば傘立てに、雨傘を使用する時期と違い傘立てが見当たらなければ、会議室等の床に置くようにしましょう。訪問先に到着したらカバンにしまうことができると、傘立てはあるかな? など慌てなくて済むため、外出がある日は折りたたみ傘タイプのコンパクトな日傘にするなど使い分けると安心ですね。
また、複数人で他社訪問をする際、日傘をさして同行者と横並びで歩くのは通行の妨げになります。そういった場合は日傘はささないこととするか、日傘を諦められない日差しの際には、日傘をさしたいのでうしろを歩かせていただく旨を一言お伝えしましょう。
◆日傘はどんなデザインのものがいい?
日傘は遮光性やUVカット率が高い素材だと安心ですよね。もちろんデザインも可愛い方がいい! と選ぶのはちょっと待って。外出時に同行者がいる場合、日傘をさすことにも驚かれる可能性もあるのに、加えてとても鮮やかな色合いの日傘だとぎょっとされてしまうかも…。
服装と同様で、ビジネスシーンで使用するものは自分の好みだけで選ぶのではなく、配慮が必要です。特に色味については目を引きますので、カラフル過ぎない落ち着いた色味の日傘を選ぶと安心ですね。
いかがでしたか? 夏の外出は熱射病になってしまう危険もあります。水分補給だけでなく、日傘をさすなど暑さ対策をしっかりしてくださいね。
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鶴田初芽
都内在住のOLライター。マナーインストラクターであり、実用マナー検定準一級や敬語力検定準一級など、ビジネスにおけるマナーや、マネーに関する資格(2級ファイナンシャル・プランニング技能士、金融コンプライアンスオフィサー、マイナンバー保護オフィサー)などを保有。丁寧な暮らしに憧れ、断捨離修行中!