「雨の降る様子」の慣用句!「○○を流す」「○を覆す」… いくつ答えられる!?
先輩から「昨日は、○○を流すような雨だったね!」と言われたら、天候の話だとわかる人も多いはず。「○○を流す」は「大雨の様子」を表す慣用句です。では、○○に入る言葉を知っていますか。
【問題】
「○○を流す」の○に入る言葉とは?
1. 車軸
2. 天空
正解は?
1. 車軸(車軸を流す)
車軸を流す(読み:シャジクヲナガス)
車軸のような太い雨脚の雨が降る。大雨の降るようすをいう。車軸を降らす。車軸をくだす。「雨―・すがごとく切子かな/万太郎」
(小学館デジタル大辞泉より)
また「雨の降る様子」の慣用句は、他にもいくつかあります。次の穴埋め問題に答えてみましょう。
【問題】
[1]~[3]の○に入る言葉とは?
[1]馬の○を分ける
[2]○を覆す
[3]○を束ねる
正解は?
【答】
[1]馬の背を分ける
[2]盆を覆(くつがえ)す
[3]篠(しの)を束(つか)ねる
「車軸を流す」「盆を覆す」「篠を束ねる」は、それぞれ土砂降りの雨のようすを表しています。「馬の背を分ける」は、雨が馬の背の片側だけで降っている意味で、狭い地域の、ある場所では雨が降り、すぐ近くのある地域では雨が降っていない状態を言います。
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