不思議な形の笛の名前って?
ヘビ使いが使っている笛。テレビで初めて見たとき、不思議な形でつい見入ってしまいました。この笛の名前を知っていますか?
【問題】
ヘビ使いが吹いている独特の形をした笛の名前は何?
1. プーンギ
2. パーンギ
正解は?
1.の“プーンギ”が正解!
プーンギとは、インドおよびその周辺地域の気鳴楽器。北インドでは「プーンギ」「ビーン」、南インドでは「マグディ」などと呼ばれ、一般にヘビ使いなどの大道芸人が使用しています。
フラスコ形のヒョウタンの底に、竹管などを2本糊(のり)付けして差し込んだもので、ヒョウタンの首が吹口、内部の空洞が空気室の役割をします。差し込まれた2本の管の先にはそれぞれリードが1枚ずつ取り付けられています。1本の管には指穴がなく低めの音を鳴らし続けるドローン用になっており、もう1本の管は旋律用で5~8個の指穴があるそう。
息を鼻から絶えず吸い込み、それを口の中にためこんで休みなく吹き続けることのできる循環呼吸で演奏されます。
プーンギ(〈ヒンディー〉pūngi)
インドの気鳴楽器。ヒョウタンの底に竹などの筒を2本差し込んだもの。蛇使いが用いる。
(小学館デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
ジャパンナレッジ 知識の泉「これ何? 図鑑」