〝一番茶〟がオススメ! ほうじ茶の香りでリラックス&集中力アップ
総合マーケティング支援を行なうネオマーケティングが、健康な男女を対象に「ほうじ茶の飲用効果に関する研究」を実施。
ほうじ茶と緑茶という代表的なお茶について、それぞれ一番茶を用いて、お茶を飲用した場合に与える心理学的な効果や脳機能への効果を評価。
その結果、ほうじ茶を飲むとストレス感がやわらぎ心地よさが得られるということが明らかに。調査を行った、杏林大学の名誉教授・古賀良彦先生は次のようにコメント。
「ほうじ茶の香りにはリラックス効果があることが、既に以前行った実験で分かっています。今回の脳波実験からは、ほうじ茶を飲むと集中力が高まるという結果が得られました。
またアンケート調査からは『ストレス感がやわらぎ心地よさが得られる』ということも示されました。
■脳波測定
【測定方法】55℃のほうじ茶、緑茶、およびミネラルウォーター各100mLを用い、頭部19部位から、それぞれの試料を飲用した直後の聴覚弁別課題遂行中の脳波を測定(8名)
<各試料飲用直後の聴覚オドボール課題遂行中のERP波形の比較>
【結果】ほうじ茶では、集中力の指標となる脳波P300が早くピークに達するという結果が得られた。
■アンケート調査
【調査方法】ほうじ茶と緑茶を被験者に、飲料名を伝えず飲用させた直後、アンケートによる調査(VAS法※)を実施(109名)
<有意差がみられた項目>
【結果】上記2点以外に、<リラックス、快、新しい、気持ちの良い、ストレス感が少ない、ほっとする、集中力が高い、香ばしい、おいしい>の項目でほうじ茶が緑茶を上回った。
※VAS(visual analog scale)法とは:長さ10cmの黒い線分の左右に対称的な語句を配し、気分や飲料に対する評価を線分上にチェックさせ、その数値を測定するもの。
これらの結果は、ストレス社会で暮らす現代人にとって、ほうじ茶は脳の機能に影響を与えて生産性の向上をもたらすばかりでなく、心理的にはしあわせ感を得ることができるということを示唆するものと考えてよいでしょう。
こういった結果が出た背景には、ほうじ茶の中でも特に香りが際立つとされる一番茶ほうじ茶を使用したことも影響しているのではないかと推察されます。」(古賀先生)
さらに伊藤園によると、一番茶は二番茶や四番茶と比べアミノ酸が豊富で、焙煎すると甘香ばしい質の高い香りが生まれることもわかっています。
▲伊藤園「お〜いお茶 ほうじ茶」旨み、香り成分が豊富な国産一番茶を100%使用
クリスマスやお正月などイベント目白押しのこれからの時期、〝一番茶〟ほうじ茶で憂鬱な気分を吹き飛ばして快適に過ごしましょう!
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