廣畑直子さんってどんな人?
2016年に全世界のテーマパークで入場者数4位を記録した、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン。名実ともに日本を代表するこのテーマパークで、年間を通じて最大の盛り上がりを見せるのが、約2カ月間開催されるハロウィーンイベント。
大規模なアトラクションやゾンビとの遭遇といった非日常体験ができ、「この時期が1年で一番楽しい」と利用者からの評価も高い。このイベントのプロジェクトリーダーを務める女性が、今回ご紹介する廣畑直子さん(40)。
−−現職に就いた理由は?
小学校教師だった母が、目いっぱいの笑顔で仕事をする姿が印象的だったという廣畑さん。そんな母親の背中を見て育ち、大手化粧品会社のマーケティング部で活躍。
転機となったのは、東日本大震災。被災地の方にメイクサービスをしたことがきっかけとなり、「お客様を一番笑顔にする仕事がしたい」と、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの転職を決意。
廣畑さんは大規模なハロウィーンイベントプロジェクトに1年間かかりきりで奔走する。
今年の目玉は「ゾンビ・デ・ダンス」という演目。三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEとのコラボで、パーク内のゾンビと一体化して、ダンスを楽しむエンターテインメントである。
廣畑直子さんの「7つのルール」
さて、そんな廣畑さんが「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1.怖いだけのゾンビにしない
パーク内に出現するさまざまなゾンビは、ただ怖いだけではなく、クスリと笑える仕掛けを設けるのが廣畑さんのこだわり。ゲストに楽しい気持ちになってもらえるように注力。
■2.疲れたらチュリトスで一息つく
イベント開幕前、多忙を極める廣畑さんの疲れた体を癒すのは、ハロウィーン期間限定のチュリトス。チュリトスを食べると「よし、頑張ろう」という気持ちになれるそう。
■3.娘の前では楽しそうに仕事をする
過去の自分がそうであったように、娘たちには自分の姿を見て「仕事は楽しいもの」と思ってほしいという廣畑さん。そのため、娘の前では楽しそうに仕事をするのがポリシー。
■4.天気予報は一番いいものを信じる
イベントは天候に左右されるので、廣畑さんは2つのアプリで頻繁に天気予報をチェック。予報が異なるときは、自分にとっていいものを信じることに。
■5.1日1回は必ず娘の顔を見る
どんなに忙しくても、1日1回は娘の顔を見られるよう心掛けている廣畑さん。帰りが遅い日は、顔を見るためビデオ通話が欠かせない。
■6.パレードとショーは一歩引いて見る
パレードやショーは、一歩引いて見るのが廣畑さんのルール。全体を俯瞰してみることにより、ゲストの反応をチェックしている。
■7.1年中ハロウィーンのことを考える
廣畑さんにとって、イベントの開幕は来年への第一歩。イベントが始まったら、早速一年後のイベントのことを見据え、どのようにしたらよりゲストが楽しんでくれるか考えている。
次回の「7ルール」の放送は、10月8日(火)よる11時00分~。主人公は、水商売専門の不動産アドバイザー・青木人生さん。
Oggi.jpでは、番組を振り返り、仕事をする女性たちへのヒントを見つけていきます! 次回もぜひチェックしてみてくださいね♡