男女18,237人が回答! フライトにおける迷惑マナー
◆後ろの人に座席を蹴られたらどうする?
まず、「後ろの人が座席を蹴ったときの対応」を聞いてみると、日本人では「CAからやめてもらうよう伝えてもらう」(49%)が最も多い回答に。
しかし、世界平均をみると「CAからやめてもらうよう伝えてもらう」は24%と日本人の半数以下の数字です。世界的には「直線本人にやめるように言う」(40%)が1位。日本人の「直接本人にやめるように言う」割合はわずか19%で、この数字は世界で下から3番目という結果になりました。
◆隣の人が座席スペースをはみ出てきても「何も言わず我慢する」
次に、「隣の人が座席スペースにはみ出てきたときの対応」を質問したところ、日本人は「タイミングを見てひじ掛けを下ろしスペースを確保する」(30%)が最も多く、「席を替えてもらえないかCAに丁寧に頼む」(28%)、「無理をして我慢する」(26%)が続きました。
日本人の26%が回答した「無理をして我慢する」は、世界で1位。日本人は他の国の人と比べて迷惑と感じても何も行動しない傾向にあることがわかりました。
一方、世界平均をみると45%が「スペースをあけてもらうように直接言う」と回答。
とくにドイツ、オーストリアをはじめとしたヨーロッパの人が直接本人に伝える傾向があるようです。
◆空港や機内で迷惑だと思う人、1位「酔っ払いの乗客」
日本人が空港や機内で迷惑だと思う人は、どういう人なのでしょうか?
調査結果では、1位「酔っ払いの乗客」(39%)、2位「前の席を蹴ったり、つかんだりする人」(35%)、3位「体調が悪く、ウイルスをまき散らす人」(33%)。世界平均でも「酔っ払いの乗客」が1位でした。アルコールを飲む際は、ほどほどに抑えた方が良いかもしれません。
長時間のフライトでは、心地良く過ごしたいもの。何か嫌なことがあれば、無理をせずにCAにお話するのもアリですよ!
【調査概要】
調査:エクスペディア・ジャパン
調査期間:2019年4月12日~4月29日
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル、イギリス、フランス、ベルギー、オランダ、ドイツ、スイス、オーストリア、イタリア、スペイン、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、タイ、インド、香港、台湾、韓国、日本
サンプル数:計18,237人
※本調査では小数点第1位で四捨五入しているため、足し上げても合計数値が100%とならない場合があります
TOP画像/(c)Shutterstock.com