夏に大活躍した扇子! でも、留め具の名前を知っている人は少ないかも…
猛暑だった今年の夏は、扇子が大活躍でしたね♡ 扇子を美しく使いこなしていると粋な大人という印象! 扇子にまつわる言葉も知っているとさらに素敵ですよ。
【問題】
扇子の末端にある、骨を留めるための金具の名前は何?
1.烏賊目(いかのめ)
2.蟹目(かにのめ)
正解は?
2.の“蟹目(かにのめ)”が正解!
扇子の要(かなめ)のことをいいます。「要」とは扇子の末端にある骨を留めるための金具のことです。もともと蟹の目のように見えるところから「かにのめ」と呼ばれ、「カノメ」「カナメ」と変化しました。
この金具が無いと扇がバラバラになるため、「要」は物事をまとめる中心や要点を意味するようになりました。写真のように金具のものやプラスチックの「蟹目」も多く見られます。
かなめ【要】
1. ある物事の最も大切な部分。要点。「組織の要となる人」「肝心要」
2. 扇の骨をとじ合わせるために、その末端に近い部分に穴をあけてはめ込む釘。蟹(かに)の目。
(小学館デジタル大辞泉より)
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