日本バナナ輸入組合が伝授! バナナに関するQ&A
日本バナナ輸入組合が実施した調査によると、人々がよく食べる食べ物で「バナナ」が15年連続で第1位。手軽な価格で購入できる上においしい! 筆者もバナナ好きなので納得です。
でも、夏の時期、バナナを食べたいけど、傷むのが早くて心配… という人もいるのでは? そんなバナナの疑問を日本バナナ輸入組合に聞きました。
Q:バナナに含まれる栄養素を教えてください。
A:
バナナには、主要ミネラルのひとつであるカリウムが多く含まれており、熱中症や夏バテに効くと言われています。また、カリウムは調理によって失われやすいという特徴がありますが、バナナは生で食べられるのでそのような心配をする必要がありません。
バナナには他にも、紫外線が強まる夏に肌の健康を整えてくれる「ビタミンB群」や、暑さで寝苦しくなる夏の夜に、睡眠を促してくれる「セロトニン(=トリプトファン)」なども含まれており、夏に効果的な果物です。
Q:バナナを冷蔵庫に入れておいたら黒くなってしまいました。食べない方が良いですか。
A:
熱帯・亜熱帯性の果物であるバナナは寒さに弱く、冷蔵庫などの低温で保存すると低温障害をおこしてしまうことがあります。しかし、皮をむいた時に変色や傷みがなく、果肉がきれいであれば食べることができます。
Q:夏の暑い時期はバナナがすぐ傷みます。上手に保存する方法を教えてください。
A:
バナナの保存には15~20℃くらいの常温で風通しの良いところが適していますが、夏の暑い時期は難しいかと思います。そんな時はバナナを新聞紙などで包んで冷蔵庫(野菜室)に入れてみてください。ただし、温度が低すぎたり、長時間保存したりすると皮が黒くなってしまうことがあるため、ご注意を。
Q:皮にできる黒い斑点は何ですか。たくさん出ているものは食べない方が良いのでしょうか。
A:
キリンの模様のような黒い斑点は「シュガースポット」と呼ばれています。バナナが熟して甘くなると出てくるので、そのように呼ばれています。皮をむくと果肉はきれいなままで、おいしく食べることができます。また、シュガースポットが出ているバナナほど免疫力を高める効果が高いことが分かっています。
暑い日々が続くなか… 夏バテにならないためにもバナナを♡ 毎日の元気を支えてくれるはず!
情報提供/日本バナナ輸入組合
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