「甘酒を煮つつ雷聞ゆなり」は、いつの季節の俳句?
矢田挿雲の俳句「甘酒を煮つつ雷聞(きこ)ゆなり」を聞いて、いったいどの季節の句かわかりますか? 季語は「甘酒」。
これを知っているとちょっと鼻高々になれるかも!?
【問題】
「甘酒を煮つつ雷聞ゆなり/矢田挿雲」…「甘酒(あまざけ)」が表す季節は?
1.春
2.夏
3.秋
4.冬
正解は?
2.夏が正解!
もともとは神様へのお供え物として、次第に庶民の飲み物として広まった甘酒。江戸時代、夏ばてに効くとして人気があったことから、夏の風物詩となりました。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では35%が正解していました(2019年7月30日現在)。
あま‐ざけ【甘酒/醴】
白米の固めのかゆに米こうじをまぜ、発酵させてつくる甘い飲み物。もと、神事用につくられ、一夜酒(ひとよざけ)・醴酒(こさけ)ともいう。また、酒かすを湯に溶かして甘みをつけた飲み物。《季 夏》「―を煮つつ雷聞ゆなり/挿雲」
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
ことばの総泉挙/デジタル大辞泉