きゅうりの栄養と選び方って!?
みずみずしさとパリッとした歯ごたえが特徴のきゅうりは、夏バテなどで食欲がないときにも食べやすい野菜のひとつ。そのうえ、サラダや漬物などあらゆる料理に重宝します。
今回は、そんなきゅうりの鮮度の見分け方や栄養について解説します!
■栄養価は高くないものの、むくみの改善に効果的!
90%以上が水分のきゅうり。栄養価はあまり高くありませんが、体内の塩分を排出する働きがあるカリウムを含むので、むくみの改善にうってつけです!
■さわると痛いぐらいのものが新鮮!
きゅうりは、表面のイボががとがっていることが、新鮮さの証拠。曲がっていても味に影響はありません。
また、きゅうりの緑色を鮮やかに出したいときは、塩をふってまな板の上で転がす「板ずり」を。より色鮮やかに仕上げたい場合は、板ずりをしたあとにさっと熱湯にくぐらせるとよいでしょう。
【きゅうりの見分け方】
1.肩が盛り上がっているもの
2.イボがとがっているもの
3.特有の香りがし、皮にハリと弾力性があり、ずっしりと重いもの
4.皮にしわがないもの(しわは古くなって水分が蒸発している証です)
『新・野菜の便利帳 おいしい編』では、このほかにも、新鮮な野菜の選び方や保存方法、そして、おいしく手軽に食べられるレシピなどについてわかりやすく紹介されています。
また、さまざまな野菜の品種の違いについても解説があり、作りたい料理にあった品種を探すのにも役立ちます。この一冊で野菜に詳しくなれること必至。ぜひチェックしてみてくださいね!
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『新・野菜の便利帳 おいしい編』(高橋書店:板木利隆監修)
野菜の栄養成分と効能、栄養価を落とさないための調理法といった基本的な解説から、手軽に使えるレシピ、ルーツや栽培などの雑学まで、盛りだくさんの内容です。さまざまな品種も掲載しているので、同じ野菜の色や形の違いも楽しめます。「いかに野菜をおいしくいただくか」に重点をおいた一冊です。