「透け感」や「光と影のゆらめき」が加わると、いつもの食卓がぐっとこなれて家吞みも進みます。 ガラスビギナーの方にオススメしたい、これから揃えるべき「ガラスの小鉢」6選をご紹介!
【ガラスの小鉢】6選
料理が一気にあか抜けて見えるガラス
光を取り込み、やわらかな存在感を放つガラス。食卓に取り入れると抜け感が生まれて、ダイニングが絶妙な塩梅でこなれて見えます。取り入れやすいアイテムのひとつは、小鉢。サラダや和え物などに便利な小鉢は、プレーンでクリアなものより、薄い色やしのぎ(削った)文様などが入っているものを選んで。普段の料理も単調にならず、なにげなく盛っただけでもおいしさが引き立つんです。
小鉢のガラスを選ぶポイント
✔︎ 薄いグレー系、しのぎや模様があるものを
✔︎「口径10~12cm、高さ5~8cm程度」がオススメ
ベーシックなフォルムが大人っぽい!
【1】WASHIZUKA GLASS STUDIOのボウル &【2】Sghr スガハラのコリシオボウル
1|鷲塚貴紀さんのボウルはオーソドックスな形ながら、薄いグレーと縁の黒いマットガラスが大人っぽい。ヨーグルトを入れて真っ赤なベリーを散らしたい。
ボウル スモール[直径12.5×高さ5.5cm]¥4,000(WASHIZUKA GLASS STUDIO)
2|ベーシックな形はシリアルやスープにも。適度な重みで安定感があり、厚みもあるのでカトラリーがぶつかっても気にならない。
コリシオ ボウル(S)[直径12.8×高さ6.5cm]¥1,600(スガハラショップ 青山〈Sghr スガハラ〉)
夏、冷やした白和えやふわふわかき氷にも
【3】Sghr スガハラのフロッソ
カーボンブラックの流れるようなうねりで、料理をさっと盛っただけで絵になる。金属の器やカトラリーとも相性がいい。
A|フロッソ 鉢(大)[口径15×高さ7.5cm]¥4,000(スガハラショップ 青山〈Sghr スガハラ〉)
B|フロッソ 鉢(中)[口径12×高さ6cm]¥2,800(スガハラショップ 青山〈Sghr スガハラ〉)
ほんのりレトロ風味。浅めの小鉢も使いやすい
【4】左藤吹きガラス工房のモール小皿
千葉でガラス工房を営むガラス作家・左藤玲朗(れいろう)の小鉢は、ほのかにアメ色。独特の放射状の文様がレトロモダン。サラダやナムルにも。
モール小皿[直径15×高さ3.5cm]¥3,000(左藤吹きガラス工房)
差し色にするなら、こんな麗しブルーを
【5】SORTE GLASSのうたかたのグラス
清涼感があって、繊細だけど凜としたたたずまい。黒豆やみつ豆など和スイーツにも合いそう。
うたかたのグラス[口径10×高さ8cm]¥6,500(SORTE GLASS)
料理が品をまとう器。みずみずしい野菜をたっぷりとのせたい
【6】銀座日々の金縁 八角小鉢
ガラス作家・谷口嘉(よしみ)さんの小鉢は、型吹きでつくる独特の立ち上がりに、火切りしたままの縁に施した金彩が食材を美しくトリミング。料理上手に見せてくれそう。
金縁 八角小鉢[直径12×高さ5cm]¥10,000(銀座日々)
※作家物は不定期入荷となります。詳しくはお問い合わせください。
●この特集で使用した商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。
Oggi6月号「『ガラスの器』でおうちごはんも夏支度」
撮影/sono(bean) スタイリスト/西崎弥沙 構成/松田亜子
再構成/Oggi.jp編集部